
「カナルタ 螺旋状の夢」 太田光海監督 英日合作 ✗
日本人の学生が、イギリス、マンチェスター大学映像人類学部の卒業制作のためにエクアドル南部のアマゾンで暮らし、シュアール人の1年をドキュメンタリー映画として紹介しました。
セバスチャンは森の中を歩き回りさまざまな薬草を見つけています。彼が持っているのは刃が長いナタのようなもの1本で小枝はもちろんのこと結構太い木も切り倒します。薬は薬草は石ですりつぶし液を搾りつくります。中には「ヴィジョンが見える」という客観的にはちょっとヤバそうなものもあります。
妻はチチャと呼ばれる唾液で発酵をさせる酒作りも見せてくれます。
「遠いところから来た若者」のために身内を集め家つくりも見せてくれるのでした。
森を牧草地にしている人に対し「銀行からローンで金を借りて牛を飼うなんて・・・。森がなくなったら大変なことになる。」と懐疑的ですが、まさにそのとおりでアマゾンの密林はどんどん消えていることをもっと追求しても良かったのではないかとも思いました。
全体的に撮影した映像は撮影者にとってはどれも貴重なのでしょうが、もう少しコンパクトに編集しても良かったのではないでしょうか。
タバコは、身内の人が喫煙していました。(✗)