
「ファースト・マン」 デイミアン チャゼル監督 米 ☓☓NTS
アメリカの人類初の月面着陸で最初の一歩を体験したニール アームストロングの半生を描いています。
NASAの飛行士試験に合格したニール(ライアン ゴズリング)は仲間とともに厳しい訓練を受けます。首脳陣はなんとしてもソ連との宇宙競争に勝たなければならないがために、命が犠牲になることもありました。そんな不安があるなか、月面着陸の宇宙船船長に任命されるのでした。
幼い娘を病気でなくした心の痛手を抱えながらもニールは月へ向かいます。
ニールの視線を映像にしているので壮大な宇宙空間と言うよりは狭い宇宙船の小窓から見える宇宙の姿が中心です。当時テレビで見たのは結果だけでしたが、その一歩に至るまでの多くの訓練と犠牲、そして莫大な経費の是非などの裏事情がよくわかりました。
音楽(ジャスティン ハーウィッツ)が素晴らしかったです。クライマックスの場面が「無音」という演出も印象的でした。
ただ、個人的には2013年ロシアの「ガガーリン」の方が宇宙飛行士を描いた作品としてはずっと良かったと思います。(チラシデザインがそっくり!)
タバコは、妻(クレア フォイ)が何度か喫煙し(☓)、くわえタバコのスタッフがいました。(☓)クレア フォイの肌が汚いのはタバコのせい?