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無煙映画を探せ  

映画のタバコシーンをチェック。FCTC(タバコ規制枠組条約)の遵守を求め、映画界のよりよい発展を願うものです。

ストロベリーナイト

2013-02-06 | 2015以前の映画評


「ストロベリーナイト」 佐藤祐市監督 △

 テレビドラマシリーズの映画化です。辛い過去を持つ刑事姫川玲子(竹内結子)が難事件に挑みます。暴力団関係者の連続殺人事件が起き、捜査は内部抗争と言う結論にしようとしますが、姫川は偶然「犯人は柳井健斗(染谷将太)」という電話を受け取ります。上層部からは「柳井にはふれるな」という厳しいお達しがでます。不審に思った姫川が調べると、9年前のある殺人事件との関係が浮き上がってきました。そのときから彼女が追及する相手は犯人だけでなく、警察組織をも敵にして単独で柳井を追うことになるのでした。そして、やはり柳井を探していた牧田(大沢たかお)と出会います。実は牧田は暴力団の幹部だったのです。
 警察内部の隠ぺい体質を物語の軸にしたのは評価できますが、これだけの実力派キャストをそろえるならもっと社会的な話もできたのではないか、ちょっともったいない気がします。すごむところや集団での動きが警察と暴力団とはよく似ていますね、結構笑えました。
 タバコはその警察も、なんと暴力団もタバコは吸わずその点は大変評価できます。ただ、水商売の名もない女性がバーの中で1回喫煙しました。(△)あの女優さんも吸いたくて吸ったわけではないのでしょう。早く「タバコはお断り」と言える大女優に成長してほしいものです。