4月22日(日)の午後、「池袋の森公園」は読売新聞の取材を受けました。
「池袋の森を考える会」の会員9名の内の4人が火曜の夕刊記事「東京の散歩道」に協力して、会の活動を説明したり見せたりしました。
私はカメラマンの依頼に応じてヒキガエルを掌に載せ、カエルにポーズをとらせたりしました。
そのあと取材記者の方が「どうしてカエルが好きなの?」と不思議そうに私に尋ねました。
どうして?って、、、。 即答できませんでした。
左の写真は、多分昨年の春生まれのアズマヒキガエルです。一昨日に「笑む庭」で初めて目にしました。体全体が黄色味がかった珍しい子ガエルです。
ユリの木の落ち葉に、頭隠して尻隠さず状態で隠れています。
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気温が20℃近くなって「笑む庭」に棲むヒキガエル達が姿を見せるようになりました。
メス同士の仲好さん二匹が、日本春蘭の葉の下で頭を並べています。
カエル好きの私から見ますと、微笑ましい光景です。
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夜中の三時半に目覚めて庭を見渡しますと、痩せガエルが、カメに浮かべた古笊の上で沐浴していました。
貴重なアカガエルの卵の拡散防止の為に目笊の上に目の細かい笊を重ね、アマゾンチドメグサで覆って大切に保管している卵塊の上に、、、。
私は怒るどころか ”痩せガエル 負けるな O子 これに在り” と云ってやりたい気持ちでした。
私はカエルの習性、生態、姿態と全部が好き。人間の想像を超えた行動に、アイルランドの妖精伝説が重なっているからなのでしょうか。
小学校2年生の時に読んだ妖精物語翻訳本の中の話の幾つかを、今も丸暗記していています。幼い頃は「花の妖精になりたーい!」と真剣に願っていました。
野生のカエル達は現実に私が目にし、運が良ければ触れることができる身近かな妖精のような存在なのでしょう。きっと。