軽井沢ル・ボン・ヴィボン

山羊のチーズの話

僕がどうしても苦手なものに
「山羊乳(シェーブル)のチーズ」がある。

僕の好き嫌いの最後の砦(笑)

バスク、ピレネー地方と言えば
名物はなんと言っても山羊乳や羊乳のチーズですね。
ネット上で情報収集をしていると、あちらこちらでこんな声を聞きます。
「現地で食べたらおいしかった」
「山羊のチーズとは思えない味わいにうっとり」
「クセがなくてたまらなく美味しい」…

これは試さないと!
てなわけで随分食べましたよ~。
フロマージュリーでもレストランでも。
AOC・ロカマドゥール(カベクー)、AOCオッソ-イラティ、
その他名前の詳細不明な山羊乳&羊乳(ブルビ)チーズも3~4回ほど…。
特にレストランでは良く出てきたなぁ…。


で、感想は…
羊は大丈夫だけど
山羊はまだ克服できず…。コレ結論。

山羊小屋の独特のにおいってわかりますか?青ーい匂い。
僕は子供のころから、アレが苦手なんです。
東京&近郊でも「こども動物園」みたいな場所が、ちょっとした公園の一角とか…
昔は随所にあって、あの時の山羊の記憶(笑)

特にロカマドゥールは本当にリッチ&クリーミーで穏やかで
とても良い状態の物を食べさせてもらったにもかかわらず、
後味でふっと感じるだけの山羊の香りで、アウト。

苦手な食べ物を好きになる時と言うのは、
大抵その苦手だった部分が好きになります。
僕の場合、ビールしかり、牡蠣しかり、椎茸しかり。ふきのとうや独活なんかも。

今回はダメだったけど
いずれ克服できる日が来る事を祈っていますが、これはかなり手強いかも??


食べ比べと言えば今回、
ボルドー「月の港」で日曜毎に開催される、大きなマルシェに行って、
(ちなみにこのマルシェ、非常に内容が濃い)

あの「オレオン島の牡蠣」と「アルカッション湾の牡蠣」を
(どちらも近所です)
それぞれ生産者直売の屋台で(どっちも張り合ってましたよ~・笑)
剥き立てを食べる幸運に恵まれました。

世界各国で牡蠣だけは「生食」が主流です。
そしてこのフランスでは特に有名な2大産地を
その場で食べ比べるとは本当に贅沢。

味の記憶と言うのは曖昧なもので
食べ比べや飲み比べは
時間差をおいても意味がない事がほとんどなので、嬉しい体験です。

長くなってきたので
詳細は別日記でレポートかな(笑)


写真は海バスクでの魚介類のアシェットです


スペイン・ゲタリアの海。ここへ行く道は本当に癒されました。

ヨーロッパは縦写真も多くなります。

こんなのや(ムーミンに出てくるあのキャラではありません)

こんなのも。(H-2Bではありません)

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