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JBCF JapanProTour 現:eNShare Racing Teamアテンダントのちゃりんこ日記

Power Cal導入

2013年12月17日 | 機材

小生、PowerTap2.4・1set、PowerTap ANT+・1set、 Power2Max・1set、Quarq Cinqo S975・1setを所有。
今更、何故Power Calを導入したか?小生、Powerマニアでも無いし、現役最高水準の状態の選手(今は既に過去の選手という意味で)でもなく、その為に必要であるとも認識していない。
購入した意図は、チームの若手選手に導入を進める為に、先ずは自分から使ってみましょうというスタンスから。
以前、チーム若手のFTP計測の際、PowerTapと他のメンバーのPowerCalで誤差の比較を行った実験より、全くといって良いほど一致したという事実。20分使用の誤差でFTP数値で1のみ。正確には0.5の差。
色々と調べてみると、1-2分以上の平均値の使用であれば余り誤差が出ない事が分かっている。
PowerCalの使い方はズバリ以下の通り。
1)Power計を使用する上で高価な機材を使う事無くFTP計測が出来る。
2)Power計を使用した客観的な強度管理が出来る。(但し、計測時間が出来れば3分以上のトレーニング)
3)ガーミン等を使用することによりTSS(トレーニング・ストレス・スコア)を用いた練習スケジュール管理が出来る。
4)ガーミンWEB上で練習日誌が自動的に作成でき、チーム内で共有できる。

PowerCalは心拍計も兼ねるため、事実上の機械式直接Powerメーターによる重量増が一切無い。
レース機材に重量増が無しに対応できるので、相当有効と考える。

もちろん、デメリットもあり、1-2分以下のトレーニングについては、時間が短ければ短いほど誤差が極端に大きくなる点である。
皆、ガーミンEdge500と共に、購入をお勧めします。
最初はオモチャですが、使用についてCTB、PTBを読んでトレーニング負荷理論を理解した上で使いこなせれば、大いに客観的に自分の立位置が理解でき、次の対策の対応を立てられる。
その分、自分が丸裸にされる事も理解した上で使用をお勧めする。


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