とある買取ショップに本を持っていった。
捨てるには惜しい資源だ。
原料にとしてだけでなく、中身のある読める資源。
背中に重く圧し掛かるのをこらえてチャリで持って行く。
初めて持っていった。
店員殿はうやうやしくお売り頂ける本ですかぁと。
静かなる店内に少し響いた。
振り返るお客さん。
えっ、そんなに?視線。
札を渡され少々待つ。
声が掛かったのでカウンターに行ってみると、
表紙が濡れて汚れています、
中に書き込みがあります、
添付のCDがありません。
じゃ、先に言えよ、と思う。
常に張り紙しておけよ、と思う。
持ってきてこれじゃ。
表紙のデコボコは持ってくる前に
確かに雑巾で拭いたが、乾かすか
プレス掛ければいいじゃないか。
プロだろう?お宅は。
有名な結構な写真マガジンなのに、
中身は綺麗。
中古で販売するのに完璧を求めるな。
添付のCDが無くても読み物として使える。
英会話だけに聞けないのは駄目なのか。
CD無しです、でいいじゃん。
書き込みがある本は断られても仕方が無いが。
資源としてもっと有効活用しろ、と言いたかったが
廃棄してと伝えて店を後に。
最初のあの視線の意味がなるほど。
個人的には買い取った瞬間を目撃したことが無い。
その敷居の高さはなんだろう。
結局持ってきてもそうやって廃棄として別の業者に
○流し?なんてことが無いようにね。
裏事情は知らない。
狭い日本語のマーケット所以なのか。
紙やメディアの媒体が貴重価値になるから、
なんでも集めておいたほうが、INじゃね。