Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

日曜 神戸新聞杯の展望

2023-09-19 | 予想

 昨日までの三日間開催、関係者の方々、お疲れ様でした。時節柄過去には台風で代替開催などという年もありましたが、期間中悪天候でなかったのは幸いでした。しかし、まあとにかく暑くてほんとに参りましたねぇ。

 昨日の反省に触れておきますと、まず阪神11RのJRAアニバーサリーSですが、昨日の阪神競馬は枠の出目が258枠の極めて強い一日でしたので、朝、中心馬として挙げた1枠のプリモスペランツァはあっさりあきらめて、1番人気でも5枠のセラフィックコールでしかたないと判断しました。よかったのは穴で狙っていた人気薄のアイブランコが2着に来てくれて、三連複が万馬券になったことです。それから、中山11Rのセントライト記念は、皐月賞馬でしかたないと思っていましたが、枠の動きが前日の日曜に似て、何か不穏な感じがしたのと、メインレースを両方とも1番人気馬を軸にして買うのが嫌になって、直前になって軸馬を4枠のシャザーンに変更したのです。阪神が獲れたから、まあ、外してもいいやという気持ちでした。結果は、ソールオリエンスは2着に負けてしまいましたが、当初の予想どおり連は外さず、シャザーンも何とか3着に粘ってくれて好運でした。そもそも勝負するレースではなく見るレースで、どうしても三連勝負をするなら、二頭軸マルチにしないと、トリガミになるのは避けられないレースだったと思います。でも、まあ昨日は納得の一日でした。

 さて、今日はもう火曜になってしまいましたが、次の日曜阪神の菊花賞トライアル第二弾、神戸新聞杯の予習をしてみます。かつては9月に神戸新聞杯、10月に京都新聞杯をやって、本番の菊花賞は11月でしたし、距離も2000でした。個人的には、ナリタブライアンがスターマンに差された一戦が懐かしい感じですが、2007年から今のかたちになって、もう15年になります。今年は13頭が出走予定で、ぱっと見、ダービー組と3勝馬の対決といった構図です。昨日のセントライト記念などを見ると、ダービー上位組がやはり強い印象を受けますが、どうなのでしょうか。

神戸新聞杯【2023年9月24日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

神戸新聞杯(菊花賞トライアル)の過去10年データ、好走馬一覧(2023年9月24日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 過去の傾向を眺めると、前走ダービー組が強いのは明らかです。となると、まず、名前が上がるのは(〇数字は人気)、以下の5頭です。

 ・ハーツコンチェルト ⑥3着

 ・シーズンリッチ   ⑭7着

 ・ファントムシーフ  ③8着

 ・サトノグランツ   ⑦11着

 ・ショウナンバシット ⑪16着

 これに対抗できそうなのは、(中央競馬のレースの)2勝クラスを勝ってこのレースに臨む馬たちでしょう。次の4頭が該当します。

 ●サヴォーナ     :福島・信夫山特別  ①1着

 ●サスツルギ     :中京・木曽川特別  ①1着

 ●ナイトインロンドン :札幌・阿寒湖特別  ①1着

 ●ロードデルレイ   :新潟・赤倉特別   ①1着

 あと、実績的にこれに加えてよいのは、前走京都新聞杯③5着のマイネルラウレアくらいでしょうか。以上の10頭が、上位候補で、ここから絞っていくことになるでしょう。

 まず、血統面では、過去10年で3着以内に入った馬には、ほぼ毎年ディープインパクトの血脈が出ています。世代的にすでにディープ産駒の馬はいませんが、父系母系にディープの血を引く馬は一応押さえておきます。

 〇サトノグランツ   :父サトノダイヤモンド(父ディープインパクト)

 〇サヴォーナ     :父キズナ(父ディープインパクト)

 〇ショウナンバシット :父シルバーステート(父ディープインパクト)

 〇ナイトインロンドン :父グレーターロンドン(父ディープインパクト)

 〇バールデュバン   :父ミッキーアイル(父ディープインパクト)

 〇スマートファントム :母父ディープインパクト

 個人的には母系のサンデー系が怖い感じもありますので、これに該当する馬名も挙げておきます。

 ▲シーズンリッチ   :母父ハーツクライ

 ▲ビーチパトロール  :母父ハーツクライ

 ▲ロードデルレイ   :母父ハーツクライ

 ダービー組が強いので堅く決着するのかと思いきや、ここ3年は人気薄が突っ込んで意外に好配当になっています。穴馬に合致するのは、前走が条件戦(1・2勝クラス)だったことくらいですが、今回のメンバーで血統を考慮して挙げるとすれば、サスツルギ(父ハーツクライ/母父ダラカニ)あたりでしょうか。

 距離が2400なので、血統ばかり見てきましたが、最後に、宮田式バイオリズムがの馬の名前を挙げておきます。

 ・サスツルギ      3・1・0・1

 ・ショウナンバシット  3・1・1・2

 ・スマートファントム  2・1・2・4

 ・ナイトインロンドン  3・1・0・1

  結論としては、昨日のセントライト記念と同様、ダービー組がこのレースを本番前の叩き台と位置づけて仕上がり万全で臨んでこないのに対し、出走権を獲りに来た馬の方が勢いがあると見て、札幌の芝2600を勝ってきているナイトインロンドンを中心視し、穴でサスツルギをねらってみようかと考えています。ダービー組からは、もちろん3着のハーツコンチェルトは有力ですが、今回についてはシーズンリッチの方を挙げておきます。今日の段階では、この3頭に目星をつけて、追い切り情報を待ちたいと思います。

 ということで、本日もお読みいただきありがとうございました。秋競馬の開幕などといっているうちにお彼岸の週になって、再来週はもうGⅠ戦です。今日も暑くなりそうですが、無事な一日となりますように。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする