Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

日曜 阪神・ローズSの展望

2023-09-12 | 予想

 昨日の菊花賞トライアルに続き、今日は秋華賞トライアルの重要レース、ローズSを検討してみます。近年は秋華賞馬とあまり縁がなくなってしまいましたが、その分人気薄が突っ込んで好配当となることの多いレースで、狙うんだったら、セントライト記念より断然こちらだと思います。オークス出走組も3頭出てきて、夏の上がり馬たちとどんな競走をするのか、楽しみな一戦です。

関西TVローズS【2023年9月17日阪神11R】出馬表、予想 | 競馬ラボ (keibalab.jp)

関西テレビ放送賞ローズステークス(秋華賞トライアル)の過去10年データ、好走馬一覧(2023年9月17日阪神11R) | 競馬ラボ (keibalab.jp)

 最近JRAのHPで過去のレース傾向からポイントを確認するようにしていますが、今回もおもしろいことが書いてあります。前走については以下の4点を挙げていますが、さすがに4点目は気がつきませんでしたね。

 ①前走入着5着以内・人気4人気以上

 ②前走オークス組が好走3着内率35%):オークス組以外で休養開けと中2週以下の馬は×

 ③前走1800以下の馬は不振 

 ④前走多頭数:過去5年の勝ち馬の前走の出走頭数は17頭以上

 データ分析:関西テレビ放送賞ローズステークス 今週の注目レース JRA

 個人的には、オークス組 vs 3勝組の構図と思っていたので、前走新潟日報賞3着のリサリサがけっこうやれるかもと思っていましたが、同馬は1800未経験で短距離しか走ってこなかったので、データ的には苦しい感じです。

 ただ、JRAのこの4点から候補馬を絞ると、端的に言って、②の前走オークス組を補強するだけですので、あまりおもしろみがありません。一応、オークス組の、ラヴェル(⑩人気4着)、ソーダズリング(⑤人気8着)、レミージュ(⑱人気10着)の3頭を押さえておくことにして、穴を開けそうな人気薄の馬を探してみたいところです。

 そこで、過去10年で3着以内に入った馬のうち、比較的人気薄で好走した以下の馬たちの前走を確認して、今回波乱を演出しそうな馬を見つけたいと思いますが(〇数字は人気、数字は着順、旧500万条件などは1勝クラスなどに読み替えました)。

・22年 エグランタイン  ⑦3⃣ /0814小倉・牝1勝クラス 52 ①1⃣ 1分59秒6 34.6

・20年 エイシンヒテン  ⑫2⃣ /0815札幌・2勝藻岩山  54 ②4⃣ 2分01秒5 35.9

・20年 ムジカ      ⑭2⃣ /0823小倉・牝1勝クラス 52 ②2⃣ 1分48秒1 35.7

    オーマイダーリン ⑪3⃣ /0912中京・ 1勝クラス 53 ①1⃣ 1分34秒6 33.7

18年 ラテュロス    ⑬3⃣ /0812札幌・2勝HTB賞 52 ③4⃣ 2分03秒3 35.7 

・17年 ラビットラン   ⑧1⃣ /0722中京・ 1勝クラス 52 ④1⃣ 1分34秒3 33.0

    カワキタエンカ  ⑥2⃣ /0812新潟・牝2勝三面川 52 ③2⃣ 1分46秒3 33.9

・16年 クロコスミア   ⑪2⃣ /0424東京・GⅡフローラ 54 ⑧14 2分01秒3 37.0

・15年 タッチングスピーチ⑦1⃣ /0808札幌・牝1勝クラス 52 ④1⃣ 2分00秒3 34.2

・14年 タガノエトワール ⑮2⃣ /0906小倉・牝未勝利   54 ①1⃣ 2分00秒5 36.2

    リラヴァティ   ⑨3⃣ /0830小倉・牝2勝西海賞 52 ①4⃣ 1分46秒3 34.2

・13年 シャトーブランシュ⑨2⃣ /0825小倉・1勝鳥栖特別 52 ②1⃣ 1分59秒8 35.1(不良)

    ウリウリ     ⑩3⃣ /0630中京・牝1勝クラス 52 ①1⃣ 1分34秒1 35.1

 まあ、並べるだけ並べてみましたが、正直、これが符合するという穴馬は見つけられないのです(失笑)。しいて挙げるとすると、小倉を転戦して前走揉まれる競馬を経験した強みを活かせれば、フォーチュンコードですかねぇ。全体時計も去年3着のエグランタインを上回っていますし(上がり時計は下ですが)、たぶん人気にもならないでしょうから。

 全体的には、オークス組のラヴェルソーダズリングに、逃げに転じて連勝中のコンクシェル、1勝クラスを勝ち上がったブライトジュエリーブレイディヴェーグあたりの上位争いになるでしょうか。特にブレイディヴェーグは底を見せていない分、オークス組との逆転もありうる注目の一頭だと思います。あと、前走2勝クラスで2着のマラキナイアも何とか加われるのではないでしょうか。これに「穴馬」のフォーチュンコードが突っ込んで来たら、びっくりするような高配当になりそうですが、はたしてそんなことになりますか(反語 笑)。

 最後に、宮田式バイオリズムがの馬だけ名前を挙げておきます。

 ・アリスヴェリテ    1・3・4・3

 ・コンクシェル     3・2・1・5

 ・セーヌドゥレーヴ   2・3・1・1

 ・トリオンファルマン  1・0・1・1

 ・ブライトジュエリー  2・0・1・0

 ・ブレイディヴェーグ  2・1・0・0

 ・ベレザニーニャ    1・0・1・6

 ・マスクトディーヴァ  2・0・0・1

 ・ユリーシャ      2・1・0・4

 ・ラヴェル       2・0・0・3

 ・ルクスドヌーブ    2・0・1・4

  結論的には、前走オークス4着のラヴェルの連軸が妥当だと思いますが、たぶん勝つのは別の馬でしょう。万一、ラヴェルが4着以下に沈めば、三連は跳ね上がる可能性もありますので、調教具合や当日の人気と枠連の動きを追いながら、慎重に(でも機械的に)馬券予想をしようと思います。

 本日もお読みいただきありがとうございました。暑さ寒さも彼岸までの格言どおりなら、この暑い毎日もあと2週間の辛抱です。今日も一日無事に過ごしましょう。どうかご自愛ください。

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