Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

9/22(金) 追い切り情報まとめ

2023-09-22 | 調教

 昨日来宅した親類が新型コロナに感染して、しばらく自宅待機だったとか言ってまして。世間は以前とほとんど変わらないかのように動いてますし、最近は一般の人たちのガードが下がって、日本の人も外国の人も普通に旅行してますんでねえ。そういえば、新型コロナの感染者だけでなく、インフルエンザの感染者数も関東圏で異例なほど増えているそうで、いやあ、インフルエンザのウイルスは湿気に弱いから夏場は流行しないんじゃなかったっけと思いましたが、ひょっとしたらこちらのウイルスも変異してるんですかねぇ。「もう年寄りなんだから気をつけてね」とか言われちゃいまして、「へい、へい、わかりやした……」です(笑)。

 さて、今日は金曜日なんで、日曜の重賞レースの出走馬たちの最終追い切りの情報をまとめてみました。いつもながら、ネットに動画など関連情報を上げている方々に感謝申し上げます。

 日曜阪神11R 神戸新聞杯 3歳GⅡ 追い切り情報 まとめ 

・サヴォーナ:坂路52.4-37.8-24.5-12.1。時計はまずまずで調子落ちはない。そこそこの出来。

サスツルギ:関東馬。9月初旬から栗東で調整。CW38.2-23.9-11.8。走りは大きく、期待のもてる動き。

・サトノグランツ:坂路52.1-37.8-24.3-12.0。この馬としては時計が出ていて、力の出せる出来。

ショウナンバシット:CW52.9-36.8-11.3。気合い乗り抜群で、乗り込み豊富。休み明けでも絶好の出来。

・シーズンリッチ:CW37.7-23.4-11.5。追って好時計。十分力の出せる仕上がり。

・スマートファントム:坂路51.9-37.5-24.4-12.4。全体時計は悪くなく、そこそこ力の出せる出来。

・ナイトインロンドン:南W終い11秒台半ば。先週までは今ひとつも、当週は素軽い動き。評価は割れる。

・ハーツコンチェルト:関東馬。9月初旬に栗東入り。次を見据えて抑え気味だが、調教量は万全。

・バールデュヴァン:坂路55.7-39.5-24.4-11.8。終い追われていい脚を見せた。このメンバーでどこまで

・ビキニボーイ:坂路55.6-12.2。Wと坂路を併用しながら乗り込まれ、仕上がり自体は悪くない。

ファントムシーフ:坂路53.3-38.1-24.1-11.7。終い重点だが、休み明けとしては上々の出来。

・マイネルラウレア:坂路50.6-37.2-24.0-12.2。一杯に追われ全体時計は悪くないが、終いがやや不満。

・ロードデルレイ:CWで終い強めで11秒台半ば。機敏な動きで調子は悪くないが、大きな上積みまではどうか。

 全体的な印象をまとめると、出来の良さで推せるのは、まず、ショウナンバシット。次が、サスツルギファントムシーフ。この3頭に続くのが、マイネルラウレアあたりではないかと思います。火曜の「展望」で、個人的に中心視したナイトインロンドンは、最終追い切りはまずまずでしたが、先週までの調教具合がイマイチなので、評価が分かれてましたねえ。その他、ハーツコンチェルトとシーズンリッチのダービー上位組は休み明けとしては悪くない出来との見立てでした。

 つづいて、中山のオールカマーは主要馬の状況だけ簡潔にまとめてみます。

 日曜中山11R オールカマー GⅡ 主要馬の追い切り情報 まとめ 

・アラタ:南W51.6-37.5-11.9。時計は悪くないが、ピーク時の出来からするとやや見劣りする。

・ウインマリリン:南W併走で終い11秒台後半。活気が戻り、前走(札幌記念9着)よりは上向き。

・エヒト:坂路52.7-38.3-25.0-12.5。終いだけ気合いをつけ、前走(小倉記念1着)と遜色ない動き。

・ガイアフォース坂路55.2-40.0-24.9-12.0。休み明けでも仕上がり良好。ここでもおもしろい。

・ジェラルディーナ:CW37.4-11.8。この馬としてはあまり時計が出ず、絶好時からは一枚割引が必要。

・ゼッフィーロ:CWで終い11.4。今週の追い切りでギアが入った感じ。このメンバーでもおもしろい一頭。

・タイトルホルダー:南W終い11.5。この馬の出来として悪くはないが、次への叩き台の感じは否めない。

・ノースブリッジ:南W50.2-36.1-11.6。前週よりは素軽いが、絶好の動きにはあと一歩という感じ。

・マテンロウレオ:CW39.4-12.3。タメが効いた走りで脚さばきよく、前走(札幌記念14着)よりは好状態。

・マリアエレーナ:CW稍重51.6-37.1-11.5。一杯に追われ好時計。近走頭打ち感もあるが出来はよい。

・ローシャムパーク:南W37.0-23.5-11.5。馬なりから強めで好時計。ここでも結構やれそうな出来。

 評者の好みもあるでしょうが、ここは見る人ごとに評価が分かれ、私が見た範囲では共通して推せるという馬が見当たりませんでした。それでも個人的な印象だけで「最大公約数」的に1頭だけ挙げるとすれば、ローシャムパークでしょうか。実力馬が揃ったレースですが、次を見据えている馬もいるので、人気になった馬が相応に走れず、意外に荒れるかもしれません。そういう意味では、ジェラルディーナやタイトルホルダーらGⅠ馬は相手までにとどめて、軸馬は別の馬を考えた方がいいかも知れないなあと思いました。

 というわけで、本日もお読みいただきありがとうございました。朝から曇って、今日は雨予報ですが、このまま少しは涼しくなってくれるでしょうか。よい週末を迎えられますように。

コメント
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