昨日のＪＲＡは札幌、小倉、新潟の三場とも大荒れでした。メインで荒れなかったのは札幌だけでしたんで、狙うんだったら、小倉か新潟でしたね。でも、札幌11Ｒは2歳馬の出世レースでしたから、見るだけでなく当てたくもなります。昨日の朝の段階では、147枠優勢を祈りながら、7枠のギャンブルルームを軸に考えていました。実際、確かに147枠の出目が優勢な感じでしたが、何せ馬場が渋って荒れ模様でしたので、馬券は4枠のセットアップ中心に変更しました（すいません、いつもの気まぐれで）。レースは1番人気のガイアメンテが痛恨の出遅れで、ファンから悲鳴が聞こえてきそうでしたが、普通にスタートを切れたとしても、セットアップの方が強かったでしょう。暮れのＧⅠも走るのでしょうか。楽しみな馬が現れたと思います。ちなみに、前にも書きましたが、このセットアップに差しきり勝ちを決めたのが牝馬のレガレイラですので、次走がどこになるのかわかりませんが、人気になっても逆らえないと思います。
さて、今日で夏競馬もいいよフィナーレを迎えます。狙いの3レースを順に検討してみましょう。まずは、小倉メインの2歳戦、小倉2歳Ｓから。ここは小倉の芝1200だけに、ビッグアーサー産駒のビッグドリームが人気になっていますが、どうでしょうか。枠人気とねらい馬は以下のとおりです（〇数字は単勝人気順）。
9/ 3(日) 小倉11Ｒ 小倉2歳Ｓ ＧⅢ 芝1200
〇1番人気枠＝8枠 ミルテンベルク③ アスクワンタイム⑤
〇2番人気枠＝7枠 ビッグドリーム① メイプルギャング⑩
〇3番人気枠＝6枠 パッシングシャワー②
〇4番人気枠＝5枠 キャンシーエンゼル④
〇5番人気枠＝4枠 ドナヴィーナス⑦
〇6番人気枠＝1枠 テイエムチュララン⑥
〇7番人気枠＝3枠 セイウンデセオ⑨
〇8番人気枠＝2枠
小倉競馬場の芝1200とサクラバクシンオーの血統の強さは周知のことですが、この関係はサクラバクシンオー産駒のビッグアーサーにも引き継がれている印象です。これについては前にブログに書いたことがありますが、今のところ1番人気に推されているビッグドリームは父がビッグアーサーですので、この血統が評価されているものと思われます。
2023年1月27日のブログ記事一覧-Winning Ticket for All Vol.2 (goo.ne.jp)
ビッグアーサー産駒が小倉1200で強いのは確かですが、私的な印象では、それは条件戦までの話で、重賞レベルになるとやや足らない感じもします。今回のＧⅢレースで、前走のデビュー戦が圧勝だったとはいえ、特に時計が優秀ということもないビッグドリームが血統を評価されて人気になるなら、ここは別の馬を考えたくなります。私が中心視しているのは、大外のアスクワンタイムです。良馬場で走ったことがないので、小倉の良馬場でどうかという心配もありますが、稍重で＋0.5と考えれば、時計的に他馬と遜色ありませんし、血統を問題にするなら、父ロードカナロア×母父ディープインパクトのこちらの方がむしろ大器の気配があります。ここは狙い頃でしょう。相手は、持ち時計のよいキャンシーエンゼルなど、頭数が少ないのでもう少し絞り込みたいところですが、何となく波乱の予感もあるので、一応下位人気の馬まで押さえておきます（未勝利馬だけは切りました）。
つづいて、新潟メインの新潟記念です。
9/ 3(日) 新潟11Ｒ 新潟記念 ＧⅢハンデ 芝2000
〇1番人気枠＝1枠 サリエラ①
〇2番人気枠＝8枠 プラダリア③ マイネルウィルトス④
〇3番人気枠＝3枠 ノッキングポイント②
〇4番人気枠＝6枠
〇5番人気枠＝7枠 バラジ⑤
〇6番人気枠＝4枠 イクスプロージョン⑩ ブラヴァス⑪
〇7番人気枠＝5枠 インプレス⑨
〇8番人気枠＝2枠 グランオフィシエ⑫
ここ4年ほど1番人気が3着以内に来ていないのが無気味な感じですが、牝馬の55.5㌔ならば、ルメールさん騎乗でもありますんで、サリエラが中心でいいのではないかと思います。ハンデ戦ですので、相手は人気薄を手広く押さえておくことにしますが、4年前の勝ち馬にして去年2着のユーキャンスマイルは、この舞台が得意であることは承知の上で、斤量58㌔のゆえに切ります。
最後は、「直千」の新潟12Ｒ雷光特別です。
9/3(日) 新潟12Ｒ 雷光特別 1勝クラス 芝1000
〇1番人気枠＝7枠 イルルージュ②
〇2番人気枠＝8枠 フロスティクォーツ③
〇3番人気枠＝5枠 フラッシュアーク① サンタアナテソーロ⑥
〇4番人気枠＝3枠 ユイノダンディズム④ セイウンスウィート⑨
〇5番人気枠＝6枠 オリアメンディ⑧
〇6番人気枠＝4枠 ミネヒメ⑤
〇7番人気枠＝2枠 アポロルタ⑫
〇8番人気枠＝1枠
ここはうまいこと7枠を引けたイルルージュが有利だと思いますので、堅い決着なら、この馬が中心ですが、波乱を予想（希望）して、あえて4枠のミネヒメからねらってみようと考えています。前走の直千は7人気7着、その前が6人気3着と、あともう一歩突き抜けられない感じもありますが、3歳牝馬ですし、今回宮田式バイオリズムが、1・0・1・3ですので、突き抜けられないまでも、3着以内には粘り込めるように思います。相手は手広く押さえて、夏競馬の最後を笑顔でしめくくれるようにと願っています。
さて、どうなるでしょうか。本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんの夏競馬が「終わり良し」となるよう祈ります。今日もがんばりましょう。
