Winning Ticket for All Vol.2

レース展望と回顧、馬券術について

9/ 1(金) 追い切り情報まとめ

2023-09-01 | 調教

 昨日車にガソリンを入れに行ったら、1㍑=180円になっていてびっくりしました。ついに180円台に突入かあ、という感じです。全国平均は185円ということなんで、全国には190円台のところもあるんでしょうね。2016年の備忘録を見ると、2月くらいでしたか、当地は1㍑=98円なんていう時期もありまして、まあ円安というか、アベノミクスの負の遺産というか、こと物価に関しては大変な時代になってきたなあと思います。冗談でなく競馬で生活費の一部を稼げるようになればいいんですけど。

「庶民の生活知らなさすぎ」岸田政権 ガソリン価格「175円」に抑制方針も“上級国民”ぶりに不満爆発 | 女性自身 (jisin.jp)

 さて、夏競馬も今週で最後です。今日はこの土日に組まれた3重賞に出走する主要馬たちの調教具合の情報を集めてみました。ネットに動画やHPを上げている制作者のみなさんには、いつもながら感謝しています。まずは、土曜札幌の札幌2歳Sから。2歳馬の出世レースですが、今年はソダシやジオグリフ級の素質馬が潜んでいるでしょうか。

 土曜札幌11R 札幌2歳S GⅢ 主要馬追い切り情報 まとめ 

・ウールデュボヌール:今回出走のガイアメンテと併せ、伸び脚は劣勢。ルメール騎乗でどこまで。

ガイアメンテ:札芝49.8-35.7-11.4。気負いが目立つが、上記馬と併せて手応え優勢。素質は高い。

・カイコウ:中1週で軽め。一気に相手が強化されてどこまでやれるか。馬場がしぶれば。

ギャンブルルーム:ダートで追われたが、気合い十分で好仕上がり。上位争い確実の出来。

セットアップ:中1週で軽めだが、好状態を維持。若干頭は高いが、脚さばき良く、先行して押し切るかも。

・トレミニョン:札芝50.6-37.9-11.8。最後まで抜かりなく追われ好調。福島勝ち上がりだが、軽い芝向きか。

・パワーホール:早い時計は出せていないが、奥はありそう。重賞に臨む出来としてはもう一歩か。

・マーゴットソラーレ:意欲的に追われているが、動きはまだ目立たない。潜在能力でどこまでやれるか。

・ロジルーラー:札芝49.4-35.8-11.9。意欲的に追われる。パワーもあり、力を出せる仕上がり。

 好素質馬がそろって楽しみな一戦です。太字3頭は人気になりそうですが、仕上がりもよく好勝負になりそうです。3頭に続くのが、ロジルーラー、トレミニョンあたりでしょうか。個人的には、血統ならガイアメンテ、スピードならセットアップ、末脚勝負ならギャンブルルームだと思っていて、何となく、ジャングルポケットが勝った2000年の札幌3歳Sを連想してしまいます(2着はタガノテイオー、3着はテイエムオーシャンでした)。今日のところのイチオシは一応ギャンブルルームにしておきます。

 続いて、日曜の小倉2歳Sです。

 日曜新潟11R 新潟2歳S GⅢ 主要馬追い切り情報 まとめ 

アスクワンタイム:坂路52.8-37.7-24.1-11.9。しっかり追われて好時計。血統的にも好勝負が見込める。

・キャンシーエンゼル:坂路53.6-38.3-25.1-12.5。しまい強めに追われ、前回同様の好気配。

・セイウンデセオ:坂路52.7-38.4-24.7-12.4。しまいだけ強め。上積みはありそうだが、3㌔増がどうか。

・テイエムチュララン:連闘。今月3走目で上がり目はどうか。

・ドナヴィーナス:CWで37.8-12.0。まだ若さがあるが、脚さばきはよく、そこそこにはやれそう。

パッシングシャワー:坂路53.9-39.2-24.9-12.1。初戦でセンスのある走りを見せ、今回も好調を維持。

ビッグドリーム:中間に負荷をかけ、最終追いも好時計。血統的に小倉の方がよいタイプ。穴で一考。

ミルテンベルク:小ダ59.6-42.8-12.3。先週はCW38.4-10.9の好時計で上がり、ここでも好勝負可能。

・メイプルギャング:坂路51.3-37.7-24.5-12.3。ダート向きかもしれないが、時計はよく、意外性あり。

 1頭多く太字4頭とします。個人的には、2戦とも良芝で走っていませんが、アスクワンタイムが能力的に実は一番高いのではと思っています。持ち時計でキャンシーエンゼルやパッシングシャワーらが評価されて人気になるなら、むしろこちらを中心視してみたい感じです。

 最後は、新潟記念ですが、こちらは好調馬と実績馬だけにしておきます。

 日曜新潟11R 新潟2歳S GⅢ 主要馬追い切り情報 まとめ 

・サリエラ:新潟に滞在。ダートで追い切り。脚さば良好だが、勝ちに来たかどうか若干疑問。

・ノッッキングポイント:南Wでしまい12秒前半。走りは伸びやかで仕上がり良好。順調と見てよい。

・バラジ:南Wでしまい11.6。最後まで抜かりなく追い切られ仕上がりよし。距離短縮が吉と出るか。

・ブラヴァス:坂路53.6-38.5-24.2-11.9。いつもと異なる坂路調教が刺激になるか。状態は上向き。

・プラダリア:坂路55.2-39.5-25.2-12.4。この馬としては時計が平凡で、万全の出来とまでは言えない。

・マイネルウィルトス:坂路53.2-38.6-25.3-12.5。重賞で好走が続くが、ここも上々の出来。

・ユーキャンスマイル:坂路55.9-40.3-25.5-12.2。8歳だがまずまずの出来。多少上向き加減。

 上に名前の上がっている馬たちは、具合としてはそこそこに走れそうです。個人的にはサリエラ中心でよい気がしていましたが、やや不安ありとする評価も見えましたので、ここは好調期間の長いマイネルウィルトスの方を推しておこうと思います。好走していても人気が出ないタイプですが、新潟2000は不良馬場でしたが一昨年に勝ってますので、鞍上デムーロで何とかしてくれるのではないでしょうか。

 ということで、少し長くなりましたが、本日もお読みいただきありがとうございました。みなさんが今年の夏競馬を笑顔でしめくくれることを願っています。暑いですから今日も一日無理せずにやりましょう。

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