昨日からの心の経緯でしょうか?
無機的な文字の羅列、重積、色の絡み合いなどが醸す画面を消していく作業が、自分の時間を閉じ込め、毎日の記憶を遠くへ運んで行く気持ちになります。
絵を描くことの一つの意味かも知れませんね。
毎日毎日、出来るかなと思いながら、いろんな作業を引き受け続けています。
不思議なもので、時間が過ぎてみると、殆ど処理が出来ているものです。
昨日も、とうとう3月11日の美術館講座の担当をすることにしてしまいました。
2月26日の美術館講座で「モノプリント」を技術指導をして頂く講師、いま美術館のatelierで個展開催中の内藤絹子さんの講座の延長で、「何でもプレス機で刷って見よう」をテーマに、「凸版・凹版・平版・孔版」のすべての手法のごく基本的な特性を体験して、自分の表現領域を広げようとの目論見です。
その準備を通して、自分も「版画」の表現を楽しんでみたいと思うのです。
誰でも容易に出来る版画。 どなたでも参加頂ければ、その日の内に作品が出来上がる筈です。
ずーと以前のSM 1点を掲載します。
今募集中の「全国公募サムホール展」に関わることになったのを機会に、私自身もSMを理解したいと思い400点の連作をした時の1点でもあります。
ミクストメディア手法です。
考えてみれば、「表現手法は「何でもあり」ですよ。」というのが日常の私の口癖です。