「居りそうで、実際はいない動物」を、課題にして「粘土細工」。
20人ばかりの子供たちは、4歳から小6までが自由に席を占めています。 小学校によっては、参観日に成っている子供たちは、今日はお休みです。
誰もがしばらく考え込んでしまっています。 さて、どんな動物を考え付こうかと、長い紐を作って考え込んでしまった子もいました。 「居ない動物」 の課題は、時々与えますが、 子どもたちは、矢張り虫だの哺乳類などから考えはじめるのが基本に成っているようですね。 つまり、自分の知っているものから、少しばかり無理な部分を付け加える程度が精いっぱいなのです。 考えて見れば、 「人の出来ないことはなんでしょう」という発想から、こんなことが出来れば嬉しいのに、と言うような願望が、「飛行機」「船」等を発明てしたように、実際の人が(鉄腕アトム)のようにあるいは(魔女)のように、空を飛べる魔法の世界に 入って行くのでしょうね。 それでも、隣の子供同士が話し合ったり、自分のひとりごとで、隣にいる子同調を求めたりしながら、少しづつ自分の考えを纏めていったり、想いもしない形を粘土の塊から思いついたり・・。 その内、手が動き始めました。
出来上がり始めると、奇怪なものを発明して行く子も出ます。 特に5歳児などは年度の特性を体現して行く機会です。 「伸ばす、円める、引きちぎる、紐を作る、くっ付ける」 など粘土の特性をひとりでに知って行くのです。 さあ、どうだい!と言わんばかりの動物が出来ました。 最後にビーズをくっ付けて「造形作業」は終了しました。
4がつ17日のブログに、詳しく書いています。 M100号・ミクストメディア、勿論コラージュ、油彩、シルクスクリーン、アクリルなどを駆使しています。
何を描いているのだろうと思うほど淡々と「無機的な文字や線、物語を想起するようなアルファベット」など、出来るだけに「淡々と描き続けました」。
見えて来るのは何なのでしょうね。6月の「兵庫県美儒家同盟展展」に出品の予定です。
一般公募も現在受付中です。 ぜひたくさんの応募を期待します。