久しぶりの「子どものアトリエ」です。今日は・・。
個展オープンで先週はお休みしてしまいましたが、今日は元気な子供たちや、「個展」を見て頂いた教室生たちに出会えます。 忙しいと言えば忙しいのですが、動ける身体に感謝しています。
毎日会場に居たいとは思うのですが、生活のペースを維持したいと、遠くからお見え頂いた方々に欠礼してしまって居ます。
沢山の方々が、ご足労して下さっています。
お出会いしたかった方々が沢山あるのに、そんなときに限って肝心の私が会場に居たいというようなことが多いのです。
日曜日、祝日だけは、何とか会場に居ようと掲示をして頂いていますが、その他の日にも出来るだけ会場を覗いて見ようと思っています。
さて、来週はウィークデイのうち1-2日は会場に出るつもりです。でも、予定は組めていません。
そんな中、手の感触を失わないように昨日はatelierでハガキ大の「花」を5点描いていました。
自分でもびっくりするほど大胆で勢いを持った「花」が生まれたのです。
三岸節子風の重厚さはありませんが、「生きている」実感が伝わるような絵ばかりが生まれて来るのです。
「よーし、暫らくはこんな絵を描いてみるか?」と、このはがきたちを額装することにしました。
「はがき絵」として描いてきた、もう何百枚もになる絵は、すでにどなたかに発送してしまいましたが、暫らくはストックして「小品展」を企画してみようとも思い始めています。 今は、です。
個展会場は、切れ目なく何方かがお見えになって頂いているようです。
何度でも、会場を訪れて下さっている方にも何人も出会いました。 特に、作品制作を続けている人たちの複数回
のご訪問が多いのを見て、まだ、小生だって描き続けられるぞと、元気を頂いているのです。
これなら会場での「ワークショップ」や「公開制作を何日か持ち込んでも良かったかな?」とも自分の体力を顧みないで、ふと思ったのです。
今回は50年の集大成と言うよりも、一度自分を確認する機会になりました。
毎日の制作風景スナップばかりを寄せ集めた、何十ページかのリーフレット」や「ブログをそのまま製本した1000ページ近いドキュメント」をat randomに製本してみてもいいかななどと欲どおしい思いも気持ちの中でで始めました。
無名の「田舎絵描きを標榜する作家の作品・ドキュメント」も、意外に新鮮に受け入れられるかもと、仮企画と見積もりを印刷所に、依頼しました。
どんどんできもしないような展開に思いが膨れ上がって行くことこそ、今回の「特別展」開催の成果です。
美術館長や館員の方々のサポートがあって生まれた「モチベーション」にこれまた感謝です。
写真は、阪上、辻さんの2人の理解者を得ています。
自分の現在をシャッターで追うお二人に、この渦に入ってもらおうと、一人策謀を始めました。
まさに現在掲示している「ドンキホーテの狂気」ともいえる泡沫のような目論見かもしれません。
左の陶板は、準備中に不注意で壊してしまった40センチ程度の作品です。 こんな作品があってもいいのかもしれませんね。 しばらくはatelierの門番になって貰おうと思っています。