風の樹人日記

写真付きで日記や趣味を書く

100号ぐらいの大作は表現手法が異なりますね。

2012年08月31日 | アート・文化

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  昨日はかなり進みました。    アトリエの夏はやはり山の中でも熱いのですね。

  周辺には家がありません。上半身は夏物の作務衣などを羽織るだけで、作業が終わるころには、もう汗でぐっしょりという感じ。

  それが意外に快適です。  作業が進んだと思うようなときには。

    物語をどんどん描き繋ぐ感Dsc_1478じ。

 

昨日も順調に進展。  

  その部分は、どんな関連があるのだろうと思うような色や形が入れたくなるのです。

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     大方完成というところです。

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                          このパソコンからの送信は、今日まで。  

 新しい大きな画面に変えました。

 

 


「作品を造ると云うことは、時間の経過を重ねる表現の集積です。」

2012年08月30日 | アート・文化

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  ほんの2-3日前のM100号作品の経過です。

 動きのあるパターンをやや有機的な形をフリーハンドで描き続けました。

  「こんな辺りで仕上げに入ろう」と思ったのです。

  ところがどんなモノなのでしょう。 従来の私の「美感」と随分乖離しているのです。

では、と云うので一昨日、基本パターンに少しばかりの修正を手掛け始めました。

  今回のテーマは「寓話2012-お話し好きの道化師への賛歌」なのです。

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  見る見るうちに、自分が描きたいモノが変わっていくのです。

  やや、自虐的な「心の自画像」の様なものが主張できればと、どんどん描き加えて行くうちに、ようやくなんとなく「絵」が見え始めました。

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     「消す」こと「描き加える」ことを繰り返すうちに、自分の想いが見えて来るようなのです。   最初考えていたモノとは全くと言っていいような変化に、深層に潜んでいる伝えたいモノが浮き彫りになって来たようです。    この作品は自分の転機になりそうだと、どの作品を進めるときにも思ってしまいます。

     でも、筆を置くと「やっぱり私がいるな」 と納得してしまうのです。

 この作品の部分です。2012829_004

 とはいえまだまだ描き加えて行くのですが・・。
 

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        毎日筆をとることそのものが、生活のリズムに組み込まれていながら、「何故描き続けるのだろう」と素朴な自問を毎日、これまた繰り返しているのです。

               厄介な世界です。

 

 


プライバシーの侵害って・・。

2012年08月29日 | アート・文化

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 帰省した機会に出会った横尾忠則さんと市長、市議会議長と一緒の写真です。

    機会がある度に写真を精査しながら掲載するのですが、これって肖像権の侵害?

  などとつい気になるのです。

    何の衒いもない日常が、テーブルに乗るといつも、プライバシーに触れる問題として、「プライバシーの侵害だ」と声を荒げる人たち・・。

    好感を持ちながらの掲載は、そんなものに関係ないんじゃないの?と言いたくなるのです。

    現在審査待ちになっているサムホール大賞展の応募作品だって、どの作品もみんなに見て貰いたいとの意気込みで出品に応じて戴いた筈なのです。

         でも全作品をDVDなどで流してみてはとの提案も、「プライバシーの侵害になるので止しておいた方が好い」という弁護士さんの指導でした。随分器量の狭いことですね、とつい思ってしまうのです。   というのも、自分の作品主張をするための応募ですからね。

 審査を受けることも、平明に云えば、自己主張を審査員が認めるだろうかとの問いかけの筈ですもの。

    今回は見送ることになりましたが、DVDで全作品を見て貰うと云うことも、検討の必要を感じています。

昨日は、M100号は、随分描き込みましたが、制作は後退してしまいました。

 一昨日の「花」と昨日の「風景スケッチ」を掲載しましょう。

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title「寓話ー2012.アンタイトルッド」M100号が少しだけ進みました。

2012年08月28日 | アート・文化

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   思い付くまま描き繋いでいる内に、一転して「消す」ことを並行して繰り返しています。

   「描くこと」「消しとること」が同値の表現の意味を持っているようです。

   「消すこと」で生まれる新しい画面が、以外に自分の今を見せてくれているようです。

  その部分です。2012827_002
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     さて、時間を掛けてその往く末を追って見ようとも考えているのです。

     なんかしら人ごとのような感じでの制作です。「虚」かも「空」かも知れません。

  そんな中で、年末チャリティの花を何点か描き続けています。

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      更にハガキも何点か・・・。

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「子ども美術展」「ふじわらひろゆき展」

2012年08月27日 | アート・文化

第41回展が開かれた市民会館は、表彰式の日でもあって、会場はごった返しています。

 受賞作品は「絵」は、最優秀賞10点、優秀賞20点、入選が1095点の中から278店と表示されています。

受賞しなかった、入選作品中に、あれれれ・・、受賞してほしいなと思うような作品が沢山ありました。   それほど作品が充実した展覧会でした。

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優秀賞のミシェル一家です。

大喜びです。

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    ふじわらひろゆき展は、西脇市岡之山美術館のatelierで開催されています。

  この作品展は、第8回サムホール大賞展受賞作家展でもあって、随分グレードの高い展になっています。   ファッションデザイナーとして活躍中の「上田安子学院の講師」を務める美術家でもあります。

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