風の樹人日記

写真付きで日記や趣味を書く

久しぶりに2点出来上がりました。

2012年02月14日 | アート・文化

20号タブロー、2点。  まずまずの出来。

  うち1点は、1月から取り掛かって居たもの。

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                    title「寓話’12-夜の星へ放つ声」

    部分をアップします。Dsc_0005_2

 

 

 

 

                                   もう1点は「寓話’12-アンタイトルッド」   そのうちに楽しみながら気持ちを寄せたtitleを付けたいと思います。

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        「語ろうとして動く姿勢」を表現したつもりです。

  昨日のTVで五木寛之が出ていました。  例の「親鸞」上下巻の執筆経過を丁寧な口調で、話していました。

  毎日、プロットすらも決まらないまま、その時の思いで描き繋いで行った連載小説だったのです。

 しかも全国40数紙一挙掲載だったそうです。

  その連載を、心のライブで、描き続けたとの話が、静かに伝わってきました。

 「さらばモスクワ愚連隊」の頃に想像できない、静謐でたおやかな語り部として見る彼も、随分歳を重ねたものだと、自分を重ね合わせて見ていました。

  生意気な感慨だと思いながら、歳を重ねる意味を深く感じたのでした。

 今ちょうど「下山の思想」を手にしているところです。「親鸞」は読んでいませんが「蓮如」以来の五木寛之です。