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本書は、児童文学者である著者による、
心温まる青春小説。
千波は瀬戸内海にある因島で暮らす女子中学生。
因島出身のロックバンド・ポルノグラフィティの大ファンで、
メンバーの母親の顔を見るため、クラスメートと実家に行き
ピンポンダッシュまでしている。
そんな彼女の悩みの種は、里子として家に来た大地。
いつも自由ほん放に遊ぶ大地にも、
そんな大地を甘やかす母にもイライラは募るばかりだ。
将来への希望と自分のしたいことが見つからない不安。
大地や大地を迎えた母への複雑な気持ち
そして、ある日起きる大事件とその傷跡―
どの場面も印象的でしたが、とりわけ印象的だったのは
千波が大地の寝顔を見ながら、
いとしいと悲しいは同じことなのかもしれない―と思う場面です。
時に迷い、揺れ動きながらも、
心優しい周囲や大好きな音楽に助けられ、
一歩一歩前に進む様子をさわやかに描いた本書。
中高生に限らず、多くの方にオススメしたい著作です。
<感想文について>
この本は、ポルノ・グラフィティや音楽が好きな人であれば、
間違いなくおススメの本です。
ぜひ、ご自分の経験や音楽に対する想いと比較しながら書いてみてください。
また、そうでない方にとっても、主人公は現代の中学生なので、
とても読みやすい作品であるように思います。
感想文を書く際にも、主人公はこうだったけど、
自分だったらこうした、あるいは、自分はこうしなかっただろうと
想像を巡らせやすいでしょうし、
また、兄弟や姉妹に対して複雑な気持ちを抱いた
友人と誤解が原因でけんかをしてしまった・・・・・など、
身近にある話題が多いので、自分の経験と比べてみるのもいいかと思います。
詳しい書き方については、このブログの感想文の書き方という記事に書きましたが
何かあればいつでもコメント欄に書いてくださいね
<くまさんの詩について>
本作で、ポルノ・グラフィティの曲と同じくらい重要な意味を持つのが
大地が朗読する『くまさんの詩』です。
この詩を読む大地の姿に、母と千波それぞれがなにを感じたのか
それを丁寧に読み取ると、感想文の内容もグッと深くなると思います。
また、くまさんの詩に注目したのもよいと思います。
この本の中で一番強調されてるのは、「そうかぼくはくまだった」というところです。
ですから、そこを中心になぜお母さんが涙ぐむのか?を考えてみると、
大地の置かれた状況や、大地に対するお母さんの思いを考えることができます。
そして、それをぁむさんご自身の経験と比較しながら書いてみると、感想文の内容が深まると思います☆☆
こうしたうえで、ぁむさんが書いてくださった3点を書くなら、3→1→2の順で書き、
2を、くまさんの詩の話なども絡めて、重点的に書いてみれば、5枚は楽々かなぁと思いますよ☆☆
書き始めは・・、この本を選んだ理由もいいかと思いますが、
率直に、共感するところが多かった-ということから書き始めるのもいいかと思いますよ☆
ご丁寧に、アドバイスありがとうございます。
おかげで、構成もできてきて書けそうですっ!!
書き出しは、(選んだ理由に深いものはないので)共感するところが多かったというものにしてみようと思います。
また、くまさんの詩については、アドバイス頂いたところに着目して、もう1度読み直してみます
それで、1~3の内容と自分の経験を比較して書こうと思います。
juri+cariさんのおかげで、何をすればいいか明確になってきて、とっても書きやすくなりました。本当にありがとうございます。
まずは、書くことをまとめてきます☆
つまったり、表現に悩んだら、アドバイスを頂きに、また来ると思いますがよろしくお願いします
くまさんのところは私ももうちょっと考えてみますね☆
もし何かありましたら、いつでもコメントに書いてください☆☆
書き出しは共感した~。でなんとか、作れたのですが、中心部が千波のことをどれだけいれて(あらすじになりすぎないよう)それから、自分との比較をどう組み合わせるかに悩みます。
千波のこと→自分との比較→気持ちや感想というか軽いまとめ的な感じでいいのでしょうか??
それで1,2の将来への不安と大地との関係について重点をおいて書いていたら、おっしゃるとおり、2000字はいけるようだったので、故郷についての3は軽く触れられたら書く程度でいいかなと思います。
最後はポルノの言葉にふれて終わろうかなと考えています。
どうも、言葉のボキャブラリーが少ない(以前書きましたが・・・)ので、似たような表現が多くなりすぎている気がしています。 ぅん笑
くまさんの詩は、・・・
私は大地が、もどされるーと言って泣いた場面がものすごく心に残りました。普段は明るく、生意気な大地もどこか心の片隅にいつも不安と孤独さのよなものを抱えて生きていたかと思うと、あんなちっちゃな大地が・・・と胸が締め付けられると同時にのぶ子の愛情を注ぐ立場や、家族の一員の千波の立ち場から見ると、とても切なくなりました。この詩は、大地がのぶ子たちの子供で、ちなみの弟で、塙大地であることが将来、良かったなと思い誇りをもってもらいたい――、自分に自信をもつことをいっているのかなと考えました。間違っているかもしれません 汗))
私はそううけとり、千波のファンレターの文章にありましたが、大地にも、愛を返せる人になってもらいたいと思いました。
どうしてもはずせない重要な用事をしておりました。
中心部については、千波のことよりも、ぁむさん自身のことと、本を読んだことによる考え方の変化などを重点的に書いたほうがいいと思いますよ。
くまさんの詩については私も同意見です☆☆
大地に対する思いも含めて、とても良い内容になると思います☆☆
ボキャブラリーについては、辞書を引くなどしてできるだけ違う言葉にしたほうがいいと思います☆
私も少しは力になれると思うので、他の言い方はないの??とか気軽に聞いてくださいね☆☆
なお、ボキャブラリーは高校や大学入試でとても重要になります。
ぜひ、今のうちにふやすことをおススメします
なんとか、書けたのですが、母に見せてみたところ、あらすじが多いとのこと・・・
自分にしては、頑張ったと思ったのに、即ダメだしされてしまいました。((
自分のことと比較するのに、千波の例をまず持ち出すじゃないですか??
どうやら、それが長いみたいで・・・
ぅーん、やっぱ難しい。
でも、どっちみち2000字ぴったしくらいで書ききれるかわからないし、けずらなきゃいけないので、そこをけずればいいかなぁと。。。
あと、言葉のほうは辞書で少し工夫をしてみました。ありがとうございます。
私も入試の作文とかでも役に立つし、多いにこしたことはないと思います
なんか、千波に対して自分のことを書くことはできたと思うのですが、それがただ私はこうだ
という比較になっているだけのようで・・・。
母には、いい本みたいだけど、どう感動したかとかが深く伝わってこないといわれました。
(母ゎ、本をまだ読んでません)
どう改善していくべきでしょうか
お母様に読んでいただいたのは、とても良いことだと思います。
将来、願書などを出す際にも、チェックしていただくことをおススメです☆
感想文の場合、審査する側は本の内容をちゃんと知っています。
ですから、本の内容については最低限のことを書けば十分で、ぁむさんが考えたことを多めに書くようにすればいいと思います☆
目安としては、一つの場面について、2~3行くらいがちょうどいいかなぁと
内容のまとめ方は、なかなか難しいでしょうが、ボキャブラリー以上に将来役に立ちます☆
(←私はこれを大学でみっちり叩き込まれました)
私もできるだけお力になりたいと思いますので、「○○の場面はどうすれば・・?」など気軽に聞いてくださいね
あと、ボキャブラリーを増やすとっておきの方法を思い出しました
それは、本の感想を書いた本を読むことです☆
こうすると、他の人が本のどのような点に注目して感想を書いているかを知れますし
本の感想を書くのに使えそうなボキャブラリーも増やせますよ
私のおススメは、いしいひさいちさんの「ほんの一冊」や「ヘン!」、松田哲夫さんの「王様のブランチのブックガイド200」です。
どちらも、本の内容をコンパクトにまとめたうえ、ご自身の感想もとても読みやすく書いています☆
また、使われている言葉も豊富なので、私もよく参考にしています
感想文を書くには、ちょっと回り道に思われるかもしれませんが、
勉強や宿題の合間に読まれることをおススメします
何かありましたら、どんなことでもコメント欄に書いてくださいね星
おかげで、クラスで一番良い感想文に選ばれました
ありがとうございました
今年も良い作文を書けるように、頑張りたいと思いますっ
1つ、よくわからない場面があるのですが・・・
くまさんの詩で、千波とのぶ子が感動するところについてです。
なぜここで感動したかどうかが、どうしても理解できないんです
いろいろな解釈の仕方があるかもですが、よろしくお願いします
今年もさくらもちさんのお手伝いができてうれしいです。
「くまさんの詩」の場面ですが、
まず、詩の持っている力が人の心を打つということがあります。
また、小さな子が元気よく、楽しそうに詩を朗読する―
私は、それだけでも心を打つものがあるように思います。
さらに、お母さんについては
大地に対する想いと、詩の内容が合ったことが、一層強く心を打ったのではないかなぁと考えました。
もちろん、いろんな読み方があるでしょうから、一つの参考としてですが。
何かありましたら、気軽にコメントに書いてくださいね☆☆
また何かあったらコメントしますので、その時はよろしくお願いします