独り合点(ひとりがてん)

きもの業界をステージとした、ビジネスと生活スタイル、および近況。

1億円!

2005-11-20 | きもの
不合理な中間流通を排除し、メーカー直結で販売、というコンセプトで年間に全国700会場で展示会販売を開催する一方で、オンディーヌのショップ名で振袖レンタルも展開している一蔵が、有楽町西武の後を借り受け、有楽町マリオンの14階に銀座本店を17日にオープン。関係者によると出店費用は数億円で、特に内装には1億円もかけた豪華店舗。ブランドショップの進出が続く銀座に京都きもの友禅(日本橋)に次いでのオープン。商圏は日本全国、といわれる銀座。「銀座」のステータスは、例え10億円の広告費を投じても作り出せないくらい、大きなもの。まだまだ銀座進出を足がかりに、全国展開を目論んでいる地方の呉服小売店やメーカーがあるそうで、銀座進出はやがて「銀座」を売り文句にした銀座ビジネスモデルともいうべきものが展開され、地方を席捲し、呉服市場を変えてゆくことは確実です。

清々しい清子さん、黒田さんの結婚式。

2005-11-16 | Weblog
友人のO氏は、昨日奥さんと一緒に行列に参加し、宮内庁で記帳したそうですが、質素ながら伝統的な行事をきちんと行い、仲人を設けない(今でも98%は仲人がいないそうですから、仲人なしがこれからもっと増えるかも)など新しいアイデアも取り入れた黒田さんと清子さんの結婚式に好感を持った人は多かったのではないでしょうか。我が家の娘は「朝見の儀」を「あさみ…って??」という情けなさでしたが、両親と嫁ぐ娘がきちんと挨拶をするその様子を見て私は感動しました。我が家の娘に望むべくもないが(期待はしていますが)、なんていいながらも、同年代の男親とかなり盛り上がってしまいました。皇后陛下の着物と帯を所望して披露宴に出られた清子さん。これを機会に結婚式の伝統、しきたり、親子の関係など、何か変わりそうな気がします。呉服屋として、着物文化の側面からこの流れを大きくするために何が出来るか、考えてみたいものです。

お世話様でした!これからも…

2005-11-14 | 家族
ひつじやさん、本日はありがとうございました。それにしても、きものを前に目を輝かして、しゃべっているひつじやさんを見ていると、こちらも楽しくなってしまいます。クリスマスの帯、とてもステキでした。呉服店のネットワークをもっと広げられるよう、一工夫してみます。アラレは味を占め、これからも度々撮影に行くようですが、その節はよろしくお願いします。ではまた。











自分を信じる!

2005-11-13 | 家族
夕食は妻が留守なので、子どもと3人で外食。その帰りに娘が撮った高層マンション群の夜景です。下の子、小5ですが、少し世の中がわかってきたとはいえ、まだ自分がイメージしたものには何にでもなれる、何でも出来るという幼児万能感の持ち主。とはいえ、何の努力もしないでなれる、とは思っていない端境期にいますが、彼の心の中には「もう無理だ」「どうせやっても」という心の壁、固定概念がほとんど無い(本人に言わせればスランプもあるそうですが)。環境や過去の経験、他人にいわれた言葉、常識などを理由にして逃げよう、無理だと自己納得させようとする責任転嫁が見事に無い。それは見事なくらい無い。大人はほとんどの場合、自分が全力投球する前に、自分で心の中に壁を作るか、自分との葛藤に負け、アクションを起こさない。子供の羨ましさは、自分を疑わない。そして「今」しか考えないから雑念も無く、自分にブレーキもかけずに、能力を十二分に発揮できる。自分を信じる!ということすら考えずに、今を一生懸命生きる。そんなjことを子供に教えられた1日でした。

手拭いの原画

2005-11-12 | Weblog
写真は、来年の戌年にちなんで、きくちさんにデザインしてもらった手拭いの原画。二の字に犬の足跡。これから図案化してゆきますが、なかなか面白いと思いません?単色で3配色作りたいと思っていますが、ぜひ1口乗って下さい。八掛けのデザインは、今悩んでいるところだそうです。今朝は、快晴。真っ青な空が広がり気持ちいオープニング日和なのに、午前中振袖のお客は来るけれど、オープニングのお客が来ない。オロオロ、ウ~ン。落ち着かない。名古屋に用事があり昼で帰ってきたが、心配な初日です。

いよいよ、オープン!

2005-11-11 | きもの
にしかさんの新らしいショップ、和屋オープンの準備に、今日は午後から大垣へ。和屋は、プレタ、リサイクル、小物を主にカンタン、気軽に着物を楽しんでもらう、がコンセプトなので、きくちいまさんを起用してオープニングイベントを企画。写真は、きくちさんのきものをスターンに着せて飾り付けが終わったところ。社員さんが、どれもきれいに着付け。今日は、元気なきくちさんに会え、ホッとしましたが、まだ安定期に入っていないので、万一を考え、にしかさんも気遣い、ホテルは市民病院のすぐそばを選んでいただきました。小雨模様ですが、明日は快晴、青空が見らるといいのですが…

新たな階層集団の出現ー下流社会

2005-11-10 | 広告
最近読んだ本で、目からウロコの本が「下流社会」(三浦展・光文社新書・税別780円)。結構期待し、目をかけた社員が突然やめる、ということになり、それなりに分析していた最中にこの本を読み、本当にびっくり。コミュニケーション下手な理由や昨今のレンタルや低価格など消費行動の変化がこの本にはわかりやすく書いてある。是非ご一読をお勧めます。

あなたはシャム猫派、それともペルシャ猫派?

2005-11-08 | 美波
最近評判の資生堂の美波のテレビコマーシャル。なかなか見ることが出来ない。雑誌では、結構露出していて「シャム猫タイプとペルシャ猫タイプ」のメイクをした美波が登場している。私的には、シャム猫が好み。あなたは?11月5日発売のミーナには、前号以上に美波が沢山登場しています。是非お店に1冊といわず2冊と揃えてください。

このご縁は、ナニ!?

2005-11-07 | 美波
先日11月例会の講師、佐倉さんと打ち合わせを終えて雑談に入り、来年のむらさきのの展開について話していたら、突然佐倉さんが「それって…もしかしたら荒井さん?」ということになり、「エッ~!」それって??。というのは、美波のマネージャーが荒井さんで、佐倉さんとは7年くらいになる飲み友達なんだそうです。仕事が好きで、夢を語るから、仕事漬けで、いつまでたっても独身でと、ひとしきり優秀なマネージャー・荒井さんの話で盛り上がりました。美波をメジャーにしてゆこうと夢を語り続ける荒井さん。その荒井さんに会った時点で、美波企画の成功は約束されたようなもの、とは佐倉さんの言葉。不思議なご縁にビックリ。9日の講演をぜひお楽しみに。

373STREET

2005-11-06 | 美波
美波の多分唯一のファンサイトが、373STREETです。当然先ず最初にアクセスをして、振袖通信のことを流しましたが、突然トップページのデザインが一新されました。京都むらさきのがリンクされています。一度見て!百一匹のサル、或いは北京で蝶が羽ばたくと、ではありませんが1つの刺激が373STREETを変えた、そう思います。相手はきっかけ、タイミングを待っていただけなのかもしれませんが、私の情報発信が、刺激になり反応した、と確信しています。手応えはすぐに見えないけれど、それは蝶の羽ばたきほどか弱いものかもしれないが、確実に世界を変えてゆける、そう信じています。わかる人には、わかる!そう確信して、今日も念仏のようにブログしています。