jump in the box

この小さな箱の中で飛んだり跳ねたりしてみます(笑)

久しぶりのブログは韓国戦直前。

2011年01月25日 | サッカー
何年ぶりかで恐る恐る開いてみたら
まだちゃんとこのブログが残っていてちょっとびっくり(笑)

んなわけで
久々のブログは韓国戦直前の更新となりました。

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        【【 作戦発動 】】

   発:kawakero司令
   宛:食う軍各隊員
  
   場所:カタール
   目標:韓国
   時間:2011/01/25 22:25(日本時間)
   地上波:テレビ朝日系列
   衛星波:BS1
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 地上波/解説:松木安太郎 名波浩 実況:吉野真治
 衛星波/解説:早野宏史 実況:鳥海貴樹

ダジャレ攻撃では早野さんの遥か先を行く我らが「食う軍」ではありますが
今日は韓国戦!もう、食う軍得意中の得意の相手。
ダジャレ攻撃なしにダイレクトに攻撃だっ!

てなわけで
会社の近所にある「スンドゥブ」のお店にランチしに行った。
定番のスンドゥブ定食をはじめ美味そうなメンバーが並ぶ中
韓国ラーメン定食をチョイス。
しかし、このチョイスが思いもよらぬ激闘の幕開けとなったのであった。

注文から待つこと数分、韓国メンバーの入場である。
左奥から、もやしナムル、キムチ、生卵、韓国海苔、
前線には右に韓国ラーメン、左はご飯
見るからに美味そうなメンバー構成である。

「お待たせしました」という店員さんの声でキックオフ!

グツグツと真っ赤なスープが煮立っている中に匙を入れ
まずはスープを一口。
ん!美味い!辛い!
いきなりの攻撃である。
すかさずご飯で口の中をニュートラルに(笑)

まだ煮立っている器に生卵を割り入れ
いよいよ麺に取り掛かる。

韓国特有の腰のある太目のインスタント麺は
ウマカラのスープによく絡む。
いい香りに誘われ麺を救い上げ口に運びすすった瞬間
真っ赤なウマカラスープの飛沫が!
しまった!と思った時はもう遅かった。
シャツとスーツに赤い染みを作る結果となった。

さすが韓国。
辛味による怒涛の圧力だけでなく
スープの飛沫でも攻撃してくるとは!

おしぼりでふき取り事なきをえたのだが
いい香りに誘われていきなりがっつくと痛い目に合う。
やはり試合序盤は慎重に入るべきだ。
そう悟った僕は以後
慎重に麺を救い上げ匙に乗せ
おちょぼ口でゆっくりすすっていく。

麺を攻撃しながらも
スンドゥブの具である豆腐やご飯を適度に食べ
バランスを取りながら試合は進む。

麺、ウマカラスープ、赤い飛沫と
流石に韓国の攻撃は分厚く迫力がある。
その辛さと熱さに圧倒さればながらも
時にはご飯→キムチ→ごはん→韓国海苔
と華麗なパスワークでその攻撃を交わしながら食べ進んで行く。

麺の大半やっつけたところでハーフタイムとなった。

序盤思わぬ攻撃と圧倒的な圧力に押されながらも
上手く、いや美味く乗り切る事ができた。
後半は何としても反撃にでなければならない。
しかし、この前半は激闘のほんの序章に過ぎなかった。

さて、後半、
麺はもうほとんどないのでスープとご飯だけである。
軽い気持ちでスープをすすって行くのだが
相変わらず辛い、しかし美味い。
この辛いが美味い効果で手が止まらず
いいペースで口に運んでしまうのだが
これが韓国の仕掛けた罠だった。

前半の麺とご飯のダブル炭水化物で満腹間近に加え
口の中の体感温度が急上昇し
額や首筋からどっと汗が噴出し始めた。
このままでは押し切られる!
こんな時はご飯…と思ったら
ご飯の残りがわずかに!
このままではスープだけを飲み続けるハメになる!

そう、前半から辛さに負けてご飯(バックパス)を使いすぎだのだ。

何とかして現状を打破しなければいけない。
そう思いながらスープをかき混ぜていると
何やら黄色いとろみが!
そう、前半最初に投入した生卵がいい具合にとろけており
これがスープに混ざっていい感じにまろやかになっている!

しかも、
スープの中にはスンドゥブの名のとおり
豆腐や他の具材、カキ、エビ、肉、アサリ等が残っている。
ここしかない!

チャンスとあらば一気に行くしかない!
前半からマークされ続けたご飯(遠藤)を経由せず、
ナムル(本田)→豆腐(長谷部)→キムチ(香川)→韓国海苔(岡崎)
とスムーズなパス回しで相手を交わして行く。
カキ(長友)やエビ(内田)などの上がりも加わり
どんどんと赤いスープを飲み込んで行く。

流石は韓国、
それでも辛さや熱、
さらには大量の汗でこちらの体力を消耗させてくる。
ジリジリとした攻防のまま試合は終盤を迎えた。

器の底が見えかけた終了間際
何とかご飯とスープのバランスが整ったが
手持ちはもうほとんどない。
ナムルもキムチも韓国海苔も残りはわずか。

最後は精神力で一気にスープを口の中に運び込み
とどめは
ご飯(遠藤)の上にキムチ(香川)を乗せ
最後に残った韓国海苔(岡崎)で巻いて口の中へ!
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!
まさに絶妙のタイミングでゴール!

ロスタイムは少し残ったスープとナムルを食べた瞬間長い笛が響いた。
こうして我が食う軍は韓国との激闘を制したのである。

作戦1:序盤は焦らずじっくりと(麺と飛沫に注意)
作戦2:相手の裏をつく攻撃でディフェンスラインを下げておく(生卵を入れておこう)
作戦3:ペース配分を考えて!(ご飯とスープのバランスに注意)
作戦4:素早いパス回しでポゼッションを上げる(副菜も美味しくいただこう)
作戦5:最後は精神力(笑)

汗を拭きながら店を出ると
冬の冷たい風が心地よく頬にささった。
何とも清々しい勝利であった。
これで日本は勝ったも同然である。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
死闘!激(辛)闘! (satosugar)
2011-01-25 16:24:27
ひっさびさのじゃんぷ節、ナイスにさえわたってるわっ!
トリッキーながらツボを突いた表現で
韓国軍をものにしたね!
もうこの作戦をザックにみせてやりたいw
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素晴らしいw (kissh参謀長)
2011-01-25 15:04:24
流石局長、久々の出陣ながら見応えのある攻撃!
しかも美味そうなだけでなく上手いw
今夜は勝ったも同然ですな!
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すごっ (kawakero司令)
2011-01-25 14:31:17
何という緻密なマッチレポートw
だいぶ後半苦しんだようですが、やっぱり最後は気持ちですよね。
頭の中で松木さんの「気合いだ!気合い!」って声が聞こえたんじゃないですか?

さあ、食いますよぉ!
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