都立上水高校 第1期社会科部OB・OG会公式ブログ

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横浜をゆく ~文字でふり返る横浜研修~ 第11回

2006年04月26日 23時23分36秒 | 【連載】横浜をゆく
横浜中華街① ~選定の章~
私どもは大桟橋通を南下し、横浜中華街を目指した。「東横イン前方200m」と言う看板があり見たかったが、残念ながら日本大通り入口交差点で曲がり、東へ進んだ。12時17分、加賀町署北交差点とみられる所に着き、顧問は「おそらく、前に見えるポールが赤く中国風なので、ここらが中華街の端だと思います。」とおっしゃっていたが、「私、横浜スタジアムによく野球を見に来るんですが、中華街で食事をするようになったのは本当に最近でしてね。いつも、こういう所に来ても横浜のマクドナルドや吉野家を探していますから、あまり詳しくないんですよね~。」と不安そうであった。
私どもは長安道を進んだが、町並みはごく普通で人も多くなかったためか、渉外担当が「中華街と言っても人は少ないですね。」と言うと、顧問に「何を言っているんですか、これからですよ。」と言われていた。
12時20分、善隣門の前に到着した(27分遅れ)。さすが中華街の正門だけあって、すごい人の数である。渉外担当も驚いていた。

中華街散策マップ(我々の歩いた道)
※クリックすると拡大します

撮影をし、12時22分、善隣門をくぐり中華街大通りを歩いて行った。中華街のメインストリートだけあって人の数は大変多く、行列の出来た店もあった。私どもは安い店で昼食をとるべく、こう言ったメインストリートからそれて、脇道にどんどん入って行った。まず、中山路を開港道方面へ入って行ったが、良い店がなく引き返した。「大珍 樓別館」という店では秘伝炭火焼きチャーシュー1280円が480円に割引き、という看板があり、私どもは驚いた。
顧問が「以前、私が来た店はなかなか良かったので、ひとまずそこを探しているんですが見つからないかもしれません。」といいながら、先導なさった。中山路を歩き、関帝廟通りに出て、関帝廟の前に至ったが(12時28分)、また後で来ようということで関帝廟通りを天長門の方へ向かって歩いた。そして、次の香港路に入り、中華街大通り方面へ歩いたが、やはり安くてラーメン・チャーハンが700~800円代で、これといった店が見つからず、再び中華街大通りに出た。
続いて12時33分頃、北京小路へ入ったがすぐに開港道に出て中華街の果てとなってしまったため、引き返した。前方には中華街パーキングという巨大立体駐車場が見えた。
さて、引き返してそのまま市場通りにはいった。この通りは狭いが、2基の牌楼(門)がある、活気にあふれたストリートである。しかし、やはり良い店がなく、またも関帝廟通りに出て天長門方面へ歩いた。

人があふれる中華街をさまよい続けて、そろそろ20分ほどになった。もういい加減に決めよう、という雰囲気の中、上海路に入ると、右手に「富貴楼(ふうきろう)」という店があった。少々さびれていて、一般の商店街にある店と変わらない感じではあったが、メニューを見るとラーメン550円。安くて800円、普通は千円以上という相場であった中華街の他の店と比べて格安であったため、この店に入ることにした(12時40分過ぎ)。(つづく)(執筆:会長)