いきなり!? ロードバイク

ママチャリにも乗らなかった40代働く主婦
何故かロードバイクに乗る羽目に…
今日はどちらへ?もちろんおもしろい方!

BRM324伊豆 往路編 (byヒロ)

2007-03-27 23:59:14 | ヒロレポ
BRM324伊豆に参加してきました。
初めてのブルペでアドバイスしてくださった方々や、応援してくださった皆さんにご報告がてら、自分の記録のためにも自分の感じたことを書いてみたいと思います。

始まりはぶるぺ前日からです。金曜日に代休を取りゆっくり前のりするつもりでしたが代休が取れなくなり、時間なく慌てて準備して出発することになりました。



結局金曜日に出発したのが17時30分頃、確認のため出発地点に着いたのは午前0時を過ぎてからとなってしまい。
前日の睡眠時間は約3時間程度。
ブルペ当日、朝4時におきて、ちょっと眠い出発となりました。


午前4時30分にホテルを出発、出発は6時ですが前日の出発点を確認後途中で工事渋滞したところがあったので用心のため早めにホテルを出ました。
午前5時には出発点の「ぐみの木公園」に到着。すでに駐車場には何台も車が止まっています。
私も早速車から自転車を下ろし、出発に備えます。この時点であまり寒くありません。そこでグローブは指切りのものを使い、ウェアはインナーを脱ぐことを決めました。

受付に行って申し込みをしてブルペカードを受け取り三つ折りにして持参のケースに入れようとしたところで???
ケースに入りません。わざわざあんのゆうさんに電話してサイズを確認したはずなのにサイズを間違えています。
仕方ないのでさらに半分に折ってケースに押し込みます。実は、財布もを忘れたことに気づき、なにやら先行き不安です。


ブリーフィングが始まり内容を聞くと最初の「SUZUKI」の看板を左に行けば後はそれほど難しくないとのこと。
ブリーフィングも終わり出発まで少し時間があると思っていたらスタッフの方が「5分ほど早いですが出発しましょうか」と声をかけられます。

ちょうど寒かったのでさっさと出発します。公園出口に近かったため2番手で出発。
1kmもいかないうちにゆっくり走る先頭の方を追い抜かし先頭に立ってしまいます。
初めての道を初めてのブルぺで先頭を行くなんて身の程知らずです。
ただ、これも少し作戦があって、先頭をゆっくり走って行けばみんな追い抜いてくれるはず。その中の同じペースの人たちについていけばいいと思っていました。
そうこうしているうちに、最初の「SUZUKI」の看板のあるY字路を左に行きあとはだいたい道なりに走って行きます。
それほど早くないペースでもだれも追い抜きません。みんな何か遠慮しているようでです。うーん、作戦失敗。
仕方ないので先頭を走っていると後ろの方が声をかけてくださいます。
「試走されているのですか?」と聞かれたので
「いえ、初めての道で地図で覚えただけです。ブルペも初めてです。」ときっぱりといいきりました。
聞かれた方もあきれたと思います。そのあと心配いただいたのか交差点ごとにあっちです。こっちですと助言をいただきました。
ありがとうございました。
途中信号待ちでjoy_miyの車とばったり出会いびっくりしたりしました。
一号線に出ると声をかけていただいた方が先頭に出られたので、おとなしくそのままついて行きます。
そのあと小田原城横を抜け真鶴道路に抜けます。
真鶴道路入り口の上りでゆっくりと上っていたら右から白いロケットがどっかんと追い抜いていきます。
見たことのある自転車、joy_miyと同じ自転車です。あれが噂の湘南の方かと思うまもなく姿は消えてなくなります。
それについて数名の方が追い抜いて行きます。こちらはそんなスピードで走ったら10時間後に走っていられるかどうかわからないのでbossさんのアドバイスを思い出して、気にせずゆっくりと進みます。


真鶴道路の入り口の上りを上りきり、さあ下りと思ったところで思わず声が出ました。
目の前に三浦半島から太平洋、伊豆半島を一望にできる雄大な景色が目に飛び込んで来ました。
そのあとも、海にせり出した道を走っていると波が道路の下に消えて行きまるで海の上を飛んでいる気分です。
本当にすばらしい景色でした。

その後、真鶴道路の料金所に着いて料金を支払おうとすると小銭入れが見つかりません。
一瞬忘れたのかと慌てます。しかし、いつもの財布ではなかったために、札入れの陰に隠れて出てこなかっただけです。
この間にも数人の方が先にいかれました。

料金所で余計な時間を使ってしまったために周りに人が途切れ一人きりとなってしまいます。
仕方ないのでマイペースで行きます。途中で何人かの方と信号なんかで出会いますが、ちょっと挨拶ぐらいはするのですが
集団にはなりません。こちらの方はあまり集団では走らないのでしょうか?
真鶴を過ぎると道はあまり広くなくなり、工事用のトラックや観光バスに追い立てられずいぶん怖い道です。
ここまでは、気温もあまりあがらず少し寒いです。インナーを脱いだのは失敗だったかと少し心配です。

あとはそのまま8時10分頃PC1に到着、トイレを並んで待っていると後ろから声をかけられます。振り向くとjoy_miyがいます。
またまたびっくりです。

ここでホットのはちみつレモンとイチゴワッフルを購入。ウェストバッグが少し重いので補給で準備していたSOYJOYを食べます。
でも、ウェストバックは軽くなりません。計算違い。
スタッフの方に声をかけていただきました。どうもblogを読んでいただいたようです。大阪から来ていることをご存じでした。

ここで、あまりゆっくり休むと足が動かなくなるので休憩は短めにとのおいちゃんさんのアドバイスを思いだし15分程度の休憩で出発、60km先のPC2を目指します。
しばらくは上ったり下ったりの連続です。上りはゆっくりと、下りはそれなりに走ります。YAMADAさんの朝練があるから走れているのだと実感します。
わずかな平地の伊東の市内を抜けてしばらくいくと、ずいぶん長い上りにかかります。どうもこれがおいちゃんさんからしんどいよといわれていた
伊豆高原への上りのようです。ゆっくりと上っていると白いLOOKの方に抜かれます。抜かれるとき「しんどいですね」と声をかけていただきました。
上りきると先ほどのLookの方がウェアを脱いでいるようで、わたしが先になります。
道は相変わらず広くなく、交通量も多いです。トンネルもところどころあり観光バスにトンネルで抜かれたときには怖かったです。



その後坂を下っているとjoy_miyが道端で止まって声をかけてきます。どうも携帯電話を濡らしてしまって電源が入らなくなったようです。
どうしようといいますが、その場では判断できないので先にPC2に行って待っておいてもらうことにしました。

joy_miyを先にいかせて100kmを過ぎたぐらいの坂で後輪から変な音がして違和感が発生しました。見下ろすとタイヤの空気が抜けています。
ちょっと信じたくありませんでしたが、まぎれもなくパンクです。タイヤの表面を見るとホッチキスの芯ぐらいの針金が刺さっています。
blog的にはおいしいネタですが、その時は腹が立ってしまったので写真も撮らずに抜き取ってしまいました。blog写真担当としては失格です。
チューブは2本持ってきていましたので早速交換です。交換をしていると、追い抜いていかれる参加者の方が「だいじょぶですかー」とか「パンクですか。がんばってください」と声を掛けていただきます。ブルペに参加しているんだなと実感できてパンクしているのになんかうれしいです。
ところがチューブを交換して空気を入れようとしたところで、空気入れがないことに気づきます。昨日あわてて自転車を積み込んだときに携帯の空気入れを忘れてしまったようです。一瞬「リタイヤ」の文字が浮かびます。リタイヤは嫌です。まだ100kmしか走っていません。思わず通りかかったブルペ参加者に声をかけ空気入れを貸していただきます。さっきの坂で声をかけていただいた白いLOOKの方です。ご自分も大変はずなのに嫌な顔一つせず「こんなときはお互い様です」といって空気入れを貸していただけました。その上、「走り出してしばらくがパンクしやすいからすこし一緒に行きましょう」と最寄りのコンビニまで一緒に走っていただきました。
もしこのブログを読んでいただけたら、改めてお礼をいいたいです。

本当にありがとうございました。

パンクを直した後はPC2までゆっくりと走ってゆきました。正直少しへこんでしまいました。パンクしたことよりも空気入れを忘れたことや、ほかの人の邪魔をしてしまったことの方がへこみました。これ以上ほかの方に迷惑をかけられませんから次にパンクしたらリタイヤすることを決めます。

11時50分ぐらいにPC2到着です。
PC2につくとjoy_miyがいました。joy_miyに携帯を渡します。するとjoy_miyがこのブログにアクセスして皆さんの応援メッセージを見せてもらいました。皆さんの応援メッセージで元気をもらいました。
応援コメントをいただいたあんのゆうさん、キャノさん、なべきちさん、bossさんありがとうございました。おかげで元気が出ました。



ここでスパゲッティとおにぎり2個、チョコクレープを補給します。エクレアはまだ見つかりません。一瞬不安がよぎります(笑)
ゆっくりと休憩を取っていると、ほとんどの方が先に出発されて、ほとんど最後尾になって出発です。


ここからは車も少なく走りやすいです。ただし、きつくはないですがずうっと上り続けます。どれぐらい上ったでしょうか、すでに折り返した方とすれ違い出します。
途中でスタッフの方に追い越され、リカンベントの方を追い抜きます。
延々と上った後に峠を越えて後は快適に下ります。でも、このあたりでぽつりぽつりと顔に雨が当たり出します。降り出しそうです。
坂を下りきったあたりできれいな花畑が出現です。よく見ると道の左側の河原と右側の田んぼの両方に黄色い花が一面に広がっていてとても綺麗です。
疲れていてもちょっとほっとします。そのまま松崎まで出たところで雨が降ってきました。ちょっと早めですが上だけ合羽を着ます。



あと約10kmでPC3なのでカッパのズボンははかずに進みます。
しかしこれは失敗途中で雨が激しくなってきて雨粒が顔に当たるといたいぐらいです。そのあとは雨で視界が100mぐらいしか無くなります。
レーパンはビショビショです。それに、ここまでアイウェアのレンズを晴天用の濃いものを使っていましたが、これも雨になってトンネルに入ると暗すぎて危ないです。
それでも必死に自転車を進めますがアップダウンが激しく残り10kmが遠いです。まだ折り返していないというのも精神的にこたえます。
時折、先行する参加者の方とすれ違うと手で挨拶を交わしますが、かなりしんどかったです。
よく考えるとこの辺りで140kmを超えていますので自分的に一番長く走った距離です。しかも前回とは条件がかなり違います。
坂を何度上り何度下ったかもわからなくなった頃にPC3のコンビニが見えてきました。
14時過ぎにやっとたどり着きました。

このコンビニでやっとエクレアを発見迷わず購入あとはと補給の水、ゼリードリンク、それに体をあっためるためにカップラーメンを購入。
ゆっくりと休憩を取ってカッパのズボンも着込みアイウェアのレンズも黄色いものに交換して、ほとんどだれもいなくなった後からゆっくりと出発します。

残りあと150kmやっと折り返しです。

続きは復路編で