初女さんの お着けもの
2016年2月1日に
亡くなられた
佐藤初女先生の
最後の本が出ました
先生の
お着けものの本です
先生は
樽の上の
自然の石を
とおして
お漬けものが
私に
話しかけてくるのです
といわれていました
すべてに
心をかける
ということは
そういうことなのだと思います
チェリスト 土田英順さん チャリティーコンサート
日本フィル
札幌交響楽団の
主席チェリストをされた
土田英順さんは
東日本大震災後
日本各地で
300回以上の
復興支援コンサートを
開催されてきました
このたび
当山にも
ご縁をいただき
夏ころに
チャリティーコンサートを
行うことになりました
詳しい
日程が決まりましたら
お知らせ申し上げます
五十七仏 ごじゅうしちぶつ
防火扉の調子が悪く
修理しました
とにかく
重くて
大変でした
仏教の教えは
師匠から弟子へと
伝えられ
2500年の時を経て
今に至ります
過去七仏から
歴代の住職の
名前を
唱える
五十七仏という
お唱えがあります
過去七仏とは
お釈迦さまを含めた
過去に
出現された
7人の
仏さまのことで
毘婆尸仏 びばしぶつ
尸棄仏 しきぶつ
毘舎浮仏 びしゃふぶつ
倶留孫仏 くるそんぶつ
倶那含牟尼仏 くなごんむにぶつ
迦葉仏 かしょうぶつ
釈迦牟尼仏 しゃかむにぶつ
の七仏です
毎朝
何十年も
唱えてきましたが
いんやく りおくんの
本を読んで
やっとわかりました
過去七仏とは
過去という
文字から
お釈迦さまよりも以前の
仏さまを
過去七仏というと
思い込んでいましたが
そうではなく
次元の違う世界に
6人の
お釈迦さまのような
仏さまが
出現されたという
ことだと思います
そして
七仏は
象徴的表現なので
無限に
お釈迦さまのような
さとりの仏さまが
おられるということです
禅は
固定観念から
抜け出し
宇宙の始まりと
一つになることですが
これが
なかなか
むずかしいのです
すべてはひとつ
今朝も寒い朝です
りおくんは
時間は小さな粒といいます
なぜ時間が
粒かというと
すべては
ビッグバンから
始まったからです
137億年前
一つの小さな
高温高密度の玉が
爆発拡張しました
そこから
宇宙が誕生しました
それまでは
のっぺらぼうで
まったく変化をしないモノでした
もちろん時間もありません
この世の
すべては
小さな玉に
帰るのです
物質も
光も
時間も
すべてはひとつ
そこから生まれた
小さな粒なのです
色即是空
前世の記憶をもつ
いんやく りお くんは
7歳のときに
時間と物の関係について
こんなことを
いっています
時間があるから、ものはある。
時間があるから、光がある。
ものは、全部、時間でできている。
ものは、時間の粒でできている。
時間は、目に見えない、小さな粒でできている。
ものも、目に見えない、小さな粒でできている。
みんな同じ。
時間の粒も、ものの粒も、光の粒も、みんな同じ。
だから、ものは時間でできている。
これは
玄奘さんの
色即是空と
同じだと思います
物質の本体は
空です
空とは
実体がなく
固定していないこと
時間も同じです
私たちには
固定観念があるため
時間は
過去から
未来にながれると
思い込んでいますが
ほんとうは
粒だったのです
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