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三徳六味

禅寺の食事では、三徳六味(さんとくろくみ)を、仏さま、修行者に施し、

すべての生きとし生けるものに、供養すると、お唱えいたします。

三徳とは、軽くてやわらかい、けがれがない、丁寧なことです。

六味とは、甘い、辛い、塩辛い、苦い、酸っぱい、淡い。

お料理は、あっさりしていて、きれいで、ものの理にかなっていること。

また、味の調和が大切ということです。

 

こうしてお料理した、精進料理を道元禅師さまにお供えする、

永平寺の 「御上壇仏菜」 (ごじょうだんぶっさい)です。

 

修行僧がいただく、永平寺の昼食。

修行僧は、この三徳六味をいただき、修行に励みます。

 

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