転用準備。
KATO製国鉄101系新サハ101-274(ツヌ115F:Mc144)に続いてサハ101-101(ツヌ115F:旧製品)の車体更新へ取り掛かる。
新サハ101-274(再生産品)はサハ101-108(ツヌ118F:Mc155)をサハ101形200番代へ編入する車両更新だった。
サハ101-101ではサハ101-233(ツヌ118F:再生産品)が種車に起用されるためサハ101形0番代への編入を伴う車体更新となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/4a/96bc5b1fefcf892d13a8d47e09c83d41.jpg)
国鉄101系サハ101-101(ツヌ115F)。
※旧製品。
旧サハ101-274をサハ101-233(ツヌ118F)で置き換えていればサハ101形200番代への編入は不要であった。
これに則るとサハ101-101用更新種車も自動的にサハ101-108(ツヌ118F)へ絞られ共に番代区分変更は不要となる。
遠回りとも言える手法を取った目的は捻出される旧サハ101-101,旧サハ101-274(元ツヌ115F:旧製品)にあった。
ツヌ115Fの車両更新,車体更新は旧製品編成出場へ向けての準備も兼ねている。
捻出車で構成する旧製品編成はサハ101形200番代2両が必要であり新サハ101-274用種車には敢えてサハ101-108を起用した。
その結果狙い通りサハ101形200番代を保ったまま旧サハ101-274は編成から離脱している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/20/d5c3afd29f686a4d1bdf493f8c3038f8.jpg)
入工中のサハ101-101,サハ101-233 (ツヌ115F,ツヌ118F)。
※旧製品,再生産品。
新サハ101-274のサハ101形200番代編入では元サハ101-247(廃車:元ラシ107F)を同時入場させた。
これにより旧サハ101-274を入場対象車から外す方向だったが結局は車体状態改善を要する羽目になった。
一方新サハ101-101はサハ101-233(ツヌ118F)とサハ101-101の床板交換だけで各々の番代区分変更が行える。
よって保管品数の少ないサハ101形200番代用床板を持ち出す必要は無い上にサハ101-101の車体状態確認も並行出来る。
同時入場車は2両に限られるため作業効率は新サハ101-274の工程を上回る確率が高かった。
先読みしたはずの種車充当と更新順であったが早くも車両番号標記印刷消去から壁にぶつかる事になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/56/5076b926c361cc4f2ae777c11d8486f9.jpg)
[サハ101-233]:2-4位側。
サハ101-233(ツヌ118F)はクハ100-78(→新クハ100-12:ツヌ115F),サハ101-108よりも車両番号標記印刷が薄い個体だった。
そのため[サハ101-233]標記印刷の消去方法は引き続きラプロス・消しゴム併用式で決定していた。
印刷濃度が見方してくれたと思えたのはラプロス#4000での標記崩しまでで事務用消しゴムへ切り替えた途端に暗転している。
元々印刷の薄かった[サハ101-233]標記はクハ100-78,サハ101-108(ツヌ118F)よりも掠れ具合が大きくなった。
特に気にすることなく事務用消しゴムを当てたところ初回確認で成形色が伺える状態にまで達してしまった。
慌てて製図用消しゴムに持ち替え症状の進行を抑えながら[サハ101-233]へと持ち込んでいる。
1-3位側の失策に懲り2-4位側の車両番号標記印刷消去は慎重な作業を心掛けたつもりだった。
しかし事務用消しゴムは消去力の微調整が利かず1-3位側と同じ失敗を繰り返した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/20/bb1c66f07bc6bd15464ca9dba012a524.jpg)
[[サハ10][1][-][1][0][1]]:1-3位側。
低経年台紙はサハ100形用組標記1両分以外に片側用だけ[サハ]標記インレタが使用可能な状態で残されていた。
ただサハ100-64用組標記インレタには埃が激しく付着しており[サハ100-64]標記に頼れる確率は非常に低い。
更にバラ標記インレタのうち[1]標記は劣化進行で全滅に近くどの様に[サハ101-101]を割り当てるかも課題となった。
[サハ101-101]はサハ100-64用組標記インレタの粘りに期待し[サハ101-101]には103系用組標記を崩して充てる。
先に転写を開始した1-3位側では[サハ100-64]標記インレタを[サハ101-101]へ廻す作戦を採った。
そのため組み合わせは[サハ10]+[1]+[-]+[1]+[0]+[1]となったが奇跡的に一度で[サハ101-101]標記を成立させられた。
2-4位側も続けられれば理想的だったが敢えなく[サハ101-101]は崩壊してしまった。
追い討ちを掛けるように[サハ101-101]までも失われ103系用組標記の消費が加速している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/86/4f3dbb5f6c28f3eab3ce0ca5fd865753.jpg)
床板だけを相互交換する旧サハ101-101,新サハ101-101 (元ツヌ115F,新ツヌ115F)。
103系用組標記も痛みが著しく積極的な転用を図り[サハ101-101]標記に活かした。
[サハ101-101]が剥離した結果2-4位側は[サハ]+[10]+[1]+[-]+[1]+[01]の並びへと強制変更を余儀なくされている。
1-3位側,2-4位側とも車両番号標記印刷消去失敗痕を隠蔽しなければならず改番だけで約40分が費やされた。
ようやく新サハ101-101(ツヌ115F)への改番を終え旧サハ101-101(元ツヌ115F)と床板を振り替える。
新旧サハ101-101に於いてもDT21非動力台車のLOT差が生じるため床板のみの相互交換とした。
座席部品及び締結ビスは振替え対象に含めずサハ101形0番代用床板,サハ101形200番代用床板とも組み替えを経ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/73/1978f440460c6907df600dfc350a51ec.jpg)
↓
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/f2/36bba432f6bf74b8c7782fde8215ddb1.jpg)
サハ101-101(サハ101-233 サハ101形0番代編入,床板交換施工)。
※再生産品:車体更新。
組み立ては車体確認を要する旧サハ101-101を先送りとし状態に勝る新サハ101-101から開始した。
十六代目ツヌ118Fはベンチレーターの取り付けが甘く新サハ101-101でも修正を要している。
これ以外に気になる箇所は見当たらずサハ101-101の車体更新が完了した。
成形色を覗かせてしまった車両番号標記印刷消去失敗痕は[サハ101-101]標記インレタで上手く誤魔化せたと思う。
たまたま失敗箇所が[サハ101-101]と重なってくれたお陰で今回は助けられた。
車両番号標記印刷偏位車では隠蔽不能となるためクハ101-75(ツヌ118F→新クハ101-10:ツヌ115F)は注意して作業に当たる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/4a/96bc5b1fefcf892d13a8d47e09c83d41.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/c1/c34c75aa1f92b6950f90dbb701820991.jpg)
元サハ101-101(元ツヌ115F:サハ101形200番代用床板交換施工)。
※旧製品。
そして新サハ101-101(ツヌ115F)が竣工した後に旧サハ101-101(元ツヌ115F)の点検を行った。
2014年5月出場の旧ツヌ115F(Mc155:旧製品→旧ツヌ115F:Mc144)は二代目ツヌ118Fが種車で古参編成に該当する。
当初から組み込まれてきた旧サハ101-101だったが側面窓セル窓サッシ印刷劣化は伺えず現状のまま異動可能だと思われる。
ここは全車改修に至ったJR101系ラシ106F(Mc191:旧製品←ツヌ118F:初代)とは対照的であった。
サハ101形200番代相当に改められた元サハ101-101(元ツヌ115F)も簡易式改番が採用できそうである。
ツヌ118Fの未入場車はモハ101-215+モハ100-208,クハ101-75のみであり[サハ]標記インレタ不足からは逃れられるだろう。
KATO製国鉄101系新サハ101-274(ツヌ115F:Mc144)に続いてサハ101-101(ツヌ115F:旧製品)の車体更新へ取り掛かる。
新サハ101-274(再生産品)はサハ101-108(ツヌ118F:Mc155)をサハ101形200番代へ編入する車両更新だった。
サハ101-101ではサハ101-233(ツヌ118F:再生産品)が種車に起用されるためサハ101形0番代への編入を伴う車体更新となる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/4a/96bc5b1fefcf892d13a8d47e09c83d41.jpg)
国鉄101系サハ101-101(ツヌ115F)。
※旧製品。
旧サハ101-274をサハ101-233(ツヌ118F)で置き換えていればサハ101形200番代への編入は不要であった。
これに則るとサハ101-101用更新種車も自動的にサハ101-108(ツヌ118F)へ絞られ共に番代区分変更は不要となる。
遠回りとも言える手法を取った目的は捻出される旧サハ101-101,旧サハ101-274(元ツヌ115F:旧製品)にあった。
ツヌ115Fの車両更新,車体更新は旧製品編成出場へ向けての準備も兼ねている。
捻出車で構成する旧製品編成はサハ101形200番代2両が必要であり新サハ101-274用種車には敢えてサハ101-108を起用した。
その結果狙い通りサハ101形200番代を保ったまま旧サハ101-274は編成から離脱している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/20/d5c3afd29f686a4d1bdf493f8c3038f8.jpg)
入工中のサハ101-101,サハ101-233 (ツヌ115F,ツヌ118F)。
※旧製品,再生産品。
新サハ101-274のサハ101形200番代編入では元サハ101-247(廃車:元ラシ107F)を同時入場させた。
これにより旧サハ101-274を入場対象車から外す方向だったが結局は車体状態改善を要する羽目になった。
一方新サハ101-101はサハ101-233(ツヌ118F)とサハ101-101の床板交換だけで各々の番代区分変更が行える。
よって保管品数の少ないサハ101形200番代用床板を持ち出す必要は無い上にサハ101-101の車体状態確認も並行出来る。
同時入場車は2両に限られるため作業効率は新サハ101-274の工程を上回る確率が高かった。
先読みしたはずの種車充当と更新順であったが早くも車両番号標記印刷消去から壁にぶつかる事になる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/56/5076b926c361cc4f2ae777c11d8486f9.jpg)
[サハ101-233]:2-4位側。
サハ101-233(ツヌ118F)はクハ100-78(→新クハ100-12:ツヌ115F),サハ101-108よりも車両番号標記印刷が薄い個体だった。
そのため[サハ101-233]標記印刷の消去方法は引き続きラプロス・消しゴム併用式で決定していた。
印刷濃度が見方してくれたと思えたのはラプロス#4000での標記崩しまでで事務用消しゴムへ切り替えた途端に暗転している。
元々印刷の薄かった[サハ101-233]標記はクハ100-78,サハ101-108(ツヌ118F)よりも掠れ具合が大きくなった。
特に気にすることなく事務用消しゴムを当てたところ初回確認で成形色が伺える状態にまで達してしまった。
慌てて製図用消しゴムに持ち替え症状の進行を抑えながら[サハ101-233]へと持ち込んでいる。
1-3位側の失策に懲り2-4位側の車両番号標記印刷消去は慎重な作業を心掛けたつもりだった。
しかし事務用消しゴムは消去力の微調整が利かず1-3位側と同じ失敗を繰り返した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/20/bb1c66f07bc6bd15464ca9dba012a524.jpg)
[[サハ10][1][-][1][0][1]]:1-3位側。
低経年台紙はサハ100形用組標記1両分以外に片側用だけ[サハ]標記インレタが使用可能な状態で残されていた。
ただサハ100-64用組標記インレタには埃が激しく付着しており[サハ100-64]標記に頼れる確率は非常に低い。
更にバラ標記インレタのうち[1]標記は劣化進行で全滅に近くどの様に[サハ101-101]を割り当てるかも課題となった。
[サハ101-101]はサハ100-64用組標記インレタの粘りに期待し[サハ101-101]には103系用組標記を崩して充てる。
先に転写を開始した1-3位側では[サハ100-64]標記インレタを[サハ101-101]へ廻す作戦を採った。
そのため組み合わせは[サハ10]+[1]+[-]+[1]+[0]+[1]となったが奇跡的に一度で[サハ101-101]標記を成立させられた。
2-4位側も続けられれば理想的だったが敢えなく[サハ101-101]は崩壊してしまった。
追い討ちを掛けるように[サハ101-101]までも失われ103系用組標記の消費が加速している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/86/4f3dbb5f6c28f3eab3ce0ca5fd865753.jpg)
床板だけを相互交換する旧サハ101-101,新サハ101-101 (元ツヌ115F,新ツヌ115F)。
103系用組標記も痛みが著しく積極的な転用を図り[サハ101-101]標記に活かした。
[サハ101-101]が剥離した結果2-4位側は[サハ]+[10]+[1]+[-]+[1]+[01]の並びへと強制変更を余儀なくされている。
1-3位側,2-4位側とも車両番号標記印刷消去失敗痕を隠蔽しなければならず改番だけで約40分が費やされた。
ようやく新サハ101-101(ツヌ115F)への改番を終え旧サハ101-101(元ツヌ115F)と床板を振り替える。
新旧サハ101-101に於いてもDT21非動力台車のLOT差が生じるため床板のみの相互交換とした。
座席部品及び締結ビスは振替え対象に含めずサハ101形0番代用床板,サハ101形200番代用床板とも組み替えを経ている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/73/1978f440460c6907df600dfc350a51ec.jpg)
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サハ101-101(サハ101-233 サハ101形0番代編入,床板交換施工)。
※再生産品:車体更新。
組み立ては車体確認を要する旧サハ101-101を先送りとし状態に勝る新サハ101-101から開始した。
十六代目ツヌ118Fはベンチレーターの取り付けが甘く新サハ101-101でも修正を要している。
これ以外に気になる箇所は見当たらずサハ101-101の車体更新が完了した。
成形色を覗かせてしまった車両番号標記印刷消去失敗痕は[サハ101-101]標記インレタで上手く誤魔化せたと思う。
たまたま失敗箇所が[サハ101-101]と重なってくれたお陰で今回は助けられた。
車両番号標記印刷偏位車では隠蔽不能となるためクハ101-75(ツヌ118F→新クハ101-10:ツヌ115F)は注意して作業に当たる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/4a/96bc5b1fefcf892d13a8d47e09c83d41.jpg)
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元サハ101-101(元ツヌ115F:サハ101形200番代用床板交換施工)。
※旧製品。
そして新サハ101-101(ツヌ115F)が竣工した後に旧サハ101-101(元ツヌ115F)の点検を行った。
2014年5月出場の旧ツヌ115F(Mc155:旧製品→旧ツヌ115F:Mc144)は二代目ツヌ118Fが種車で古参編成に該当する。
当初から組み込まれてきた旧サハ101-101だったが側面窓セル窓サッシ印刷劣化は伺えず現状のまま異動可能だと思われる。
ここは全車改修に至ったJR101系ラシ106F(Mc191:旧製品←ツヌ118F:初代)とは対照的であった。
サハ101形200番代相当に改められた元サハ101-101(元ツヌ115F)も簡易式改番が採用できそうである。
ツヌ118Fの未入場車はモハ101-215+モハ100-208,クハ101-75のみであり[サハ]標記インレタ不足からは逃れられるだろう。