試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

モハ100-235[ツヌ113F] 床板交換施工 (非動力車化,モハ100-234[ツヌ115F] 動力ユニット更新施工) ※'再生産品

2018-04-01 21:46:21 | 国鉄/JR101系
事前準備。

KATO製国鉄101系ツヌ113F(Tc74:再生産品+旧製品)の新旧LOT配分調整は一旦棚上げされた。
この間にかねてからの懸案事項だった動力車位置偏位解消対策を挟む。
現在ツヌ113Fではモハ100-235(再生産品:3号車)に動力ユニットを搭載させている。


国鉄101系モハ100-235(ツヌ113F:動力ユニット搭載車)。
※再生産品。

KATO製国鉄101系はモハ100形が動力ユニット搭載車であり比較的組成自由度に欠ける。
組成によっては編成中央寄へのモハ100形動力ユニット搭載車組み込みが行えなくなる。
ツヌ113Fは7+3編成で4,5号車にはサハ100-99+サハ101-88が連なっている。
そのため基本7両編成のモハ100形は1両だけに限られモハ100-235(3号車)へ動力ユニットを搭載させるしかなかった。
しかも[三鷹]表示編成を選択したため推進比率が高く弱点になっていた。


入工中のモハ100-235。

東行設定ならば3号車でも十分と思えたが西行設定には向かない編成構成だと考えていた。
この比率を改めるにはクモハ100-144(7号車:旧製品)へ動力ユニットを移設するしか手段が残されていない。
動力ユニット搭載車を3号車から7号車に変更すれば牽引比率が高まる上に西行,東行双方にも対応できる。
幸いクモハ100形への動力ユニット搭載はクモハ100-108(ツヌ122F:Mc155)を試作車に起用した前例があった。
そこでクモハ100-108(ツヌ122F:旧製品)に次ぐ第二次クモハ100形動力ユニット搭載試作車の竣工へ向け作業を開始した。




モハ100-235(床板交換施工)。
※再生産品。

クモハ100-144へのクモハ100形用動力ユニット搭載試行に先立ちモハ100-235(ツヌ113F)を入場させた。
モハ100形用Assy床板と保管品のDT21非動力台車を用い非動力車に変更する。
DT21非動力台車は発生品の転用で黒染車輪が若干劣化していた。
しかし改装されるクモハ100-144用車輪はそれ以上の劣化が目立ち交換を見送りする要因となった。




モハ101-242+モハ100-235 (ツヌ113F:元モハ101-91+元モハ100-208)。
※再生産品。

捻出した元モハ100-235用動力ユニットは再生産品LOT品であり比較的経年が浅い。
そのためクモハ100形用動力ユニットへの起用には少々抵抗を感じた。
クモハ100形用動力ユニットには床下機器及び乗務員室仕切追設が行われる。
一応原形復旧は可能だが如何せん試作要素が色濃く旧製品LOT動力ユニットの充当に変更した。


入工中のモハ100-234(ツヌ115F)。
※旧製品。

旧製品LOT動力ユニット捻出編成には再出場を果たしたばかりのツヌ115F(Mc144:再生産品+旧製品)を選択した。
動力ユニット搭載車はモハ100-234(旧製品)でありクモハ100-144への転用に適していた。
モハ100-234用動力ユニットならば元モハ100-235用動力ユニットよりも気兼ねなく作業が行えると考えた。
なおツヌ115Fは新旧LOT混結ユニット解消直後に動力ユニット更新車組込が追加されている。


モハ100-234(ツヌ115F:動力ユニット更新施工)。
※旧製品。

再生産品LOT動力ユニットに交換しただけでモハ100-234(ツヌ115F)は即時竣工となった。
DT21動力台車に僅かな仕上げの差異があるものの基本的な外観に変更は無い。
これでクモハ100-144へのクモハ100形用動力ユニット搭載試行は起点に立てた。
しかし事前準備に時間が掛かりクモハ100-144の入場は翌日以降へ持ち越しとなっている。

分割:2020年01月27日
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