同一LOT。
KATO製国鉄101系クモハ100-144(ツヌ113F:Tc74)は旧クモハ100-174(元ツヌ115F:Mc144)を改番異動させた車両である。
ツヌ118F(Mc155:再生産品)には広幅Hゴム支持再現側面窓セルを有する個体が紛れ込む弱点がある。
生憎新クモハ100-174(ツヌ115F:再生産品)の種車となったクモハ100-108(ツヌ118F:Mc155)がそれに該当した。
国鉄101系ツヌ113F (1978/3)。
[ツヌ113F]:Tc74-M242-M'235-T'99-T88-M163-M'c144+Mc180-M'230-T'c85。
※再生産品+旧製品。
ツヌ113F用組成準備編成だった十一代目ツヌ118F(再生産品)だが旧製品先頭車両更新用途も兼ねていた。
更新対象編成は旧ツヌ115F(旧製品)に内定済でクモハ101-155,クモハ100-108(ツヌ118F)の充当を前提とした。
車両更新では従来方式が踏襲されモハ101-236+新クモハ100-174(ツヌ115F)を旧製品LOT側面窓セル装着車とした。
押し出された元クモハ100-108(ツヌ118F)用側面窓セルは旧クモハ100-174(旧製品)に廻ってきた。
一方モハ101-215(ツヌ118F→モハ101-163:再生産品)は狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車であった。
その結果モハ101-163+クモハ100-144はユニット間の側面見附が揃わないまま現在に至っている。
クモハ100-144(ツヌ113F:再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※旧製品。
現在KATO製101系は新製投入による車両更新及び車体更新を打ち切りとしたため代替には進めない。
勇み足に終わったツヌ131F-1(M'c143)復活用のクモハ100-108(ツヌ118F:再生産品)もやはり広幅Hゴム支持車であった。
残念ながらクモハ100-144用側面窓セルには適しておらず差異解消には結び付けられないまま終わっている。
しかしラシ104F-2(T264)車体更新用兼保留車組成名目で導入したツヌ118F(Tc75:4両口)は狭幅Hゴム支持車で揃っていた。
新クハ101-81(ラシ104F:Mc136)へ車体を供出したクハ101-75(ツヌ118F:Tc75)だが側面窓セル交換は行わなかった。
旧クハ101-81(元ラシ104F:再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※旧製品。
車体更新では旧クハ101-81(元ラシ104F:旧製品)へ元クハ101-75(ツヌ118F)用側面窓セルを取り付けた上で保留車に廻した。
保留車組成はクモハ101-155(再生産品)の導入待ちであり先にクモハ100-144用側面窓セル交換へと着手する。
この入場でクモハ100-144と側面窓セルを相互交換するため旧クハ101-81は再び広幅Hゴム支持車に戻る。
同一LOT品ではあるが側面見附が大きく変わる今ひとつ腑に落ちない作業となった。
再生産品LOT部品同士でこの様な差があるのは厄介でどうにか修正してほしい点である。
入工中の旧クハ101-81,クモハ100-144 (元ラシ104F,ツヌ113F)。
※旧製品,再生産品。
クモハ100-144の作業内容はラシ104F-2での車体更新工程とほぼ同様となる。
ただ屋根板交換は不要でその分手間は掛からなかった。
旧金型車体と新金型車体では前面窓傾斜角が異なるが側面窓セル装着には差し支えない。
なお窓セル類は妻面用も含めて旧クハ101-81用とクモハ100-144用を入れ替えた。
窓セル交換に取り掛かった旧クハ101-81,クモハ100-144。
旧クハ101-81,クモハ100-144共に側面窓セルを組み付ける際の嵌合不良は発生しなかった。
先の新クハ100-30(ラシ104F:再生産品)では側面窓セル交換後に妻面窓セル部から擦過音が生じた。
新モハ101-230+新モハ100-224(ラシ104F:再生産品)からは元に戻り旧クハ101-81での側面窓セル着脱も容易に終えている。
従って新クハ100-30の側面窓セル交換は珍しい事例だったのかもしれない。
↓
クモハ100-144(再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル交換施工)。
※旧製品。
クモハ100-144(ツヌ113F)は狭幅Hゴム支持側面窓セルに交換され竣工した。
車体更新車の大半は側面窓セル交換を伴っておりユニット間の差異解消は目処が立たなかった。
結果的に旧クハ101-81は二度の側面窓セル交換を経たが上手く纏まってくれた。
↓
モハ101-163+クモハ100-144 (ツヌ113F:再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車+再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※再生産品+旧製品。
ようやく新旧LOT混結ユニット間での側面見附を揃えられた。
側面窓セル交換対象はクモハ100-144に絞り込んでいたがモハ101-163を旧製品LOT側面窓セル装着車へ変更する手法もあった。
今更気付いても手遅れだがもっと早く解消できていたかもしれない。
所属するKATO製101系ではLOTが全車揃った編成は少なくユニット間の見附統一に拘ってきた。
サハ101形,サハ100形を候補に挙げていればモハ101-163の旧製品LOT側面窓セル交換が行えたと思う。
旧クハ100-30+旧クハ101-81 (元ラシ104F:再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車+再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※旧製品。
しかし拘った分だけの答は得られたと思う。
保留車の旧クハ100-30(元ラシ104F:旧製品)には再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セルが廻されていた。
これにより旧クハ101-81と旧クハ100-30は側面見附が統一され保留車組成の弱点が1つだけ減っている。
保留車全体ではHゴム支持再現色温度にばらつきが残る。
サハ101形,サハ100形を有効活用し出来るだけ整った編成見附を目指したい。
KATO製国鉄101系クモハ100-144(ツヌ113F:Tc74)は旧クモハ100-174(元ツヌ115F:Mc144)を改番異動させた車両である。
ツヌ118F(Mc155:再生産品)には広幅Hゴム支持再現側面窓セルを有する個体が紛れ込む弱点がある。
生憎新クモハ100-174(ツヌ115F:再生産品)の種車となったクモハ100-108(ツヌ118F:Mc155)がそれに該当した。
国鉄101系ツヌ113F (1978/3)。
[ツヌ113F]:Tc74-M242-M'235-T'99-T88-M163-M'c144+Mc180-M'230-T'c85。
※再生産品+旧製品。
ツヌ113F用組成準備編成だった十一代目ツヌ118F(再生産品)だが旧製品先頭車両更新用途も兼ねていた。
更新対象編成は旧ツヌ115F(旧製品)に内定済でクモハ101-155,クモハ100-108(ツヌ118F)の充当を前提とした。
車両更新では従来方式が踏襲されモハ101-236+新クモハ100-174(ツヌ115F)を旧製品LOT側面窓セル装着車とした。
押し出された元クモハ100-108(ツヌ118F)用側面窓セルは旧クモハ100-174(旧製品)に廻ってきた。
一方モハ101-215(ツヌ118F→モハ101-163:再生産品)は狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車であった。
その結果モハ101-163+クモハ100-144はユニット間の側面見附が揃わないまま現在に至っている。
クモハ100-144(ツヌ113F:再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※旧製品。
現在KATO製101系は新製投入による車両更新及び車体更新を打ち切りとしたため代替には進めない。
勇み足に終わったツヌ131F-1(M'c143)復活用のクモハ100-108(ツヌ118F:再生産品)もやはり広幅Hゴム支持車であった。
残念ながらクモハ100-144用側面窓セルには適しておらず差異解消には結び付けられないまま終わっている。
しかしラシ104F-2(T264)車体更新用兼保留車組成名目で導入したツヌ118F(Tc75:4両口)は狭幅Hゴム支持車で揃っていた。
新クハ101-81(ラシ104F:Mc136)へ車体を供出したクハ101-75(ツヌ118F:Tc75)だが側面窓セル交換は行わなかった。
旧クハ101-81(元ラシ104F:再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※旧製品。
車体更新では旧クハ101-81(元ラシ104F:旧製品)へ元クハ101-75(ツヌ118F)用側面窓セルを取り付けた上で保留車に廻した。
保留車組成はクモハ101-155(再生産品)の導入待ちであり先にクモハ100-144用側面窓セル交換へと着手する。
この入場でクモハ100-144と側面窓セルを相互交換するため旧クハ101-81は再び広幅Hゴム支持車に戻る。
同一LOT品ではあるが側面見附が大きく変わる今ひとつ腑に落ちない作業となった。
再生産品LOT部品同士でこの様な差があるのは厄介でどうにか修正してほしい点である。
入工中の旧クハ101-81,クモハ100-144 (元ラシ104F,ツヌ113F)。
※旧製品,再生産品。
クモハ100-144の作業内容はラシ104F-2での車体更新工程とほぼ同様となる。
ただ屋根板交換は不要でその分手間は掛からなかった。
旧金型車体と新金型車体では前面窓傾斜角が異なるが側面窓セル装着には差し支えない。
なお窓セル類は妻面用も含めて旧クハ101-81用とクモハ100-144用を入れ替えた。
窓セル交換に取り掛かった旧クハ101-81,クモハ100-144。
旧クハ101-81,クモハ100-144共に側面窓セルを組み付ける際の嵌合不良は発生しなかった。
先の新クハ100-30(ラシ104F:再生産品)では側面窓セル交換後に妻面窓セル部から擦過音が生じた。
新モハ101-230+新モハ100-224(ラシ104F:再生産品)からは元に戻り旧クハ101-81での側面窓セル着脱も容易に終えている。
従って新クハ100-30の側面窓セル交換は珍しい事例だったのかもしれない。
↓
クモハ100-144(再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル交換施工)。
※旧製品。
クモハ100-144(ツヌ113F)は狭幅Hゴム支持側面窓セルに交換され竣工した。
車体更新車の大半は側面窓セル交換を伴っておりユニット間の差異解消は目処が立たなかった。
結果的に旧クハ101-81は二度の側面窓セル交換を経たが上手く纏まってくれた。
↓
モハ101-163+クモハ100-144 (ツヌ113F:再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車+再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※再生産品+旧製品。
ようやく新旧LOT混結ユニット間での側面見附を揃えられた。
側面窓セル交換対象はクモハ100-144に絞り込んでいたがモハ101-163を旧製品LOT側面窓セル装着車へ変更する手法もあった。
今更気付いても手遅れだがもっと早く解消できていたかもしれない。
所属するKATO製101系ではLOTが全車揃った編成は少なくユニット間の見附統一に拘ってきた。
サハ101形,サハ100形を候補に挙げていればモハ101-163の旧製品LOT側面窓セル交換が行えたと思う。
旧クハ100-30+旧クハ101-81 (元ラシ104F:再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車+再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※旧製品。
しかし拘った分だけの答は得られたと思う。
保留車の旧クハ100-30(元ラシ104F:旧製品)には再生産品LOT広幅Hゴム支持再現側面窓セルが廻されていた。
これにより旧クハ101-81と旧クハ100-30は側面見附が統一され保留車組成の弱点が1つだけ減っている。
保留車全体ではHゴム支持再現色温度にばらつきが残る。
サハ101形,サハ100形を有効活用し出来るだけ整った編成見附を目指したい。