試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3400形3408[3408F-3] 前期仕様 スカート付TNカプラーSP化 ※再生産品

2016-10-14 21:10:23 | 京成線:3400形
欠品。

グリーンマックス製京成3400形3408F前期仕様(リニューアル再生産品)は非動力車の第二次整備に入る。
TNカプラーSP化が項目の非動力車入場だが先頭車は製品原形スカートからスカート付TNカプラーSPへの交換が加わる。
細工自体は低レベルながら固着時間が必要なため3408を先発させた。


京成3400形3408 前期仕様(再生産品)。

先に3700形3798F現行仕様(3798F:リニューアル再生産品)を出場させており作業の不安は無い。
基本的な構造はリニューアル再生産品共通でTNカプラーSP化は同一手順を辿る。
スカートは製品付属品を流用した。
3798,3791(3798F)で余剰になったスカートを予め細工しておかなかったのは準備不足だった。


入工中の3408。

新非動力台車の取り外しもすっかりコツを掴めた。
台車の嵌合爪さえ破損させなければ不都合は生じない。
2台ともゆっくり回転させ撤去した。
当初不安を抱いたスナップオン式だがビス締結より安定していると思えるようになっている。
何よりセンターピンを傷める確率が下がったのは大きい。


TNカプラーSP化された成田寄連結面。

カプラーポケット切断は3791からニッパーだけで済ませている。
3408F-3は全車この方式へ変更する。
余程妙な方向から入力しない限り台車破損を招くことは無いと思う。
TNカプラーSPの取付は旧製品に比べて頼りなく感じる。
これは別部品化によるものだが脱落はしないだろう。


スカート付TNカプラーSP化準備中の運転台側。

スカート付TNカプラーSPのため運転台側構成品は全て分解した。
マウントとスカートの嵌合は旧製品より緩くなり簡単に外せている。
TNカプラー用ボス部品を湾曲させ床板下垂防止策とした。
先にTNカプラーSPを取付けボス部品を床板へ組み付けた。


ボスを切除したスカート。

スカートのボスは根元から切除した。
それ以外の加工は無くTNカプラーSPへ接着するだけとなる。
ここで車体と床板を嵌合させTNカプラーSPのジャンパ連結器部へゴム系接着剤を乗せる。
ボスを撤去したスカートを現物合わせで取付け固着を待つ。
今回はゴム系接着剤をある程度硬化させてからスカートを接合した。
少しでも固着時間を短縮するのが狙いだったがTNカプラーSPへ乗せ難くなっている。


スカートを設置したTNカプラーSP。

ゴム系接着剤がなかなか整形出来なかったものの固着時間は圧倒的に短くなった。
スカート位置調整も自由度が残り工作容易度は変わっていない。
車体直結式は運転台側をTNカプラーSP化したため床板の着脱に不安がある。
隙間を完全に埋める事は難しいが自分にはスカート付TNカプラーSP化が合っていると思う。




スカート付TNカプラーSP化された3408。

スカート付TNカプラーSP化は胴受が全く見えなくなるのが泣き所ではある。
その代わり車体裾との隙間が減り連結器欠取り部に奥行きが出る。
更に3408F登場時仕様(3408F-1),3700形3708F登場時仕様(3708F)でTNカプラーSPを採用しており見附統一には欠かせなかった。
塗装済キット都合もあるだろうがダミーカプラーマウントを廃止しTNカプラー用ボス部品への取付に設計変更しても良かったと思う。


3408 点灯試験[65K 特急 東成田 Higashi-Narita]:前照灯。


3408 点灯試験[65K 特急 東成田 Higashi-Narita]:尾灯。

ライト基板は旧製品同様で3798Fと共に変更されなかった。
各方面から色温度への注文はあると思う。
ただ自分には塗装済キット出自製品を点灯対応化させた事の方が大きく満足している。
仮に塗装済キットが点灯対応品ならば3400形,3700形の編成数は増えていたかもしれない。

このまま3401,非動力中間車の整備に移行する予定だったが計算間違いによりTNカプラーSPが不足してしまった。
予備品数を合算して補充したはずだったがスカート付TNカプラーSP化の分だけ消費が増えた。
3798Fでは3408F-1使用停止品を流用したため3408F-3用の残数を勘違いしたらしい。
残る車両は日を改め入場させ一気に3408F-3を出場させたい。

京成3400形3405[3408F-3] 前期仕様 TNカプラーSP化 (コアレスモーター搭載動力ユニット加工) ※再生産品

2016-10-13 21:14:50 | 京成線:3400形
弱点。

グリーンマックス製京成3400形3408Fリニューアル再生産品(3408F-3)の第二次整備は動力車の3405から開始した。
コアレスモーター搭載動力ユニット化により動力車を優先入場させる必要は無くなった。
本来なら工程数の上回る3400形M2c車を入場させるところだが気が変わり3405へ変更している。


京成3400形3405 前期仕様(動力車:再生産品)。

3408Fは前期仕様のためサックスブルー成形台車が採用されている。
台車枠に合わせコアレスモーター搭載動力ユニット用動力台車もサックスブルー成形品化されていた。
ただ旧製品に比べてFS-383動力台車の見附に違和感がある。
避雷器取付時に引っ掛かり何がおかしいのか確認した。


3405+3404 (3408F-3:動力車+非動力M2車)。


3408+3407 (3408F-1:非動力Mc2車+動力車)。

3407登場時仕様(3408F-1:旧製品)とFS-383台車枠形状が異なるように見えた。
ところが形状ではなく構造上余計なものが目に入ってくる事が原因だった。
コアレスモーター搭載動力ユニット用動力台車は台車枠が別体式に変わり自由度が高まった。
その代わり成形色次第では台車枠取付台座が違和感の元になる。
3700形3796現行仕様(4次車:3798F 再生産品)と3726後期仕様(1次車:3728F 動力ユニット更新車)のFS-547動力台車差異に近い。
成形色がサックスブルーに変わり更に深化したものと言えるだろう。
※3407(3408F-1)は暫定6両編成対応のため動力車化。


入工中の3405。

取り敢えずTNカプラーSP化を先行させ対策を練ることにした。
新FS-383動力台車のTNカプラーSP対応化は3796の新FS-547(047)動力台車加工から変わっていない。
TNカプラー側の構造変更や使用品番が異なる場合以外は何も考えなくて良いだろう。


TNカプラーSP対応化を施したFS-383動力台車。

両台車ともカプラーポケットを切断しTNカプラーSPを取り付けた。
ここで一度仮組みし3407と比較した。
その結果設計変更による印象差が大きく出た。


3407+3405 (2個モーター搭載動力ユニット装着車+コアレスモーター搭載動力ユニット装着車)。

2個モーター搭載動力ユニット用動力台車はロアカバーと台車側梁が一体成形だった。
そのお陰で台車側梁には立体感があった。
一方コアレスモーター搭載動力ユニット用動力台車は台車枠別体化により取付台座が垂直に設けられている。
FS-383の構造上ボルスタアンカー下部は暗い方が良い。
3405の動力台車はギアボックスまでサックスブルーにした結果立体感が削がれている様に見えた。


FS-383台車枠を取り外したコアレスモーター搭載動力ユニット用動力台車。

再度FS-383動力台車を分解し暗くした方が良さそうな部分をマッキーで黒色に塗り潰してみる。
マッキーなら失敗しても剥離が容易でリスクは低い。
FS-383非動力台車を参考にサックスブルーの面積を減らした。
黒色化した箇所は台車枠取付台座全面と台車枠の一部とした。
塗り潰しのため台車枠を取り外したが2点止めで類似構造のTOMYTEC製動力台車より着脱は容易だった。


一部を黒色化したFS-383台車枠とコアレスモーター搭載動力ユニット用動力台車。

取り敢えず試験的に色を挿したため雑な塗り潰しになったが効果を確認するにはこれで十分である。
一番肝心な箇所は台車枠取付台座下部となる。
台車枠取付時にここへ触れさせないよう気を付けながら動力台車を組み立てた。




3407+3405 (2個モーター搭載動力ユニット装着車+コアレスモーター搭載動力ユニット装着車:見附変更)。

改めて3407と較べてみたところまずまずの効果を得られた。
これなら台車枠形状に違和感を抱かなくて済むだろう。
更に黒色化箇所も絞り込めた。
残る面も全て同様にマッキーで塗り潰した。
試験的に黒色化した一面も丁寧に塗り直している。


3407,3405 (2個モーター搭載動力ユニット,コアレスモーター搭載動力ユニット)。

平面からでは2個モーター搭載動力ユニット用FS-383動力台車もサックスブルーが目立つ。
しかし内側への絞込みが効果を発揮しこれを相殺していた。
一部を黒色化したコアレスモーター搭載動力ユニット用FS-383動力台車はまだ不自然さが残る。
ただ違和感を払拭する当初の狙いは達成できたと思う。
と同時にコアレスモーター搭載動力ユニット用動力台車の意外な弱点を発見できた。
今後製品版コアレスモーター搭載動力ユニット用動力台車整備時の参考としたい。




3405(3408F-3:FS-383動力台車見附変更)。

引っ掛かりが晴れ3405が竣工した。
この違和感はサックスブルー成形動力台車だったからこそ抱いたものだった。
仮に3408F導入を見送っていれば気付けなかったかもしれない。

3408F-3でTNカプラーSP化以外の工程を組むのは3408,3401だけになった。
共にスカート付TNカプラーSP化が追加されるが既に3798Fで施工した内容である。
微調整と固着待があるものの手こずらせる項目ではないだろう。

京成3400形3408F 前期仕様 回着 (3408,3401 行先表示類変更:富士川車輌工業製ステッカー) ※再生産品

2016-10-12 21:31:24 | 京成線:3400形
補填。

回着していたグリーンマックス製京成3400形3408F前期仕様(3408F-3:リニューアル再生産)品の第一次整備を開始した。
3700形3798F中期仕様(3798F:リニューアル再生産品)と同着したが現行仕様優先で3798F現行仕様(3798F←中期仕様)を先発させた。
3408Fは二代目で3798Fとは異なりプロトタイプの穴埋めが導入名目である。
そのため遅れて作業に入っている。


京成3400形3408F 前期仕様。
3408F-3:[3408]-[3407]-[3406]-[3405]-[3404]-[3403]-[3402]-[3401]。
※[K'SEI]CIマーク未貼付編成:リニューアル再生産品。

再生産品の変更点は3708Fで掴めていた。
整備過程を見直し第一次整備から3408,3401のスカート付TNカプラーSP化を省略する。
これは避雷器取付に時間を取られる事が判っていたためである。


3408 前期仕様(再生産品)。

第一次整備の入場順は3408,3401→3405,3407,3402とする。
誘導無線アンテナ取付のため3408が先陣を切って入場した。
グリーンマックス製京成形式では必ず付いて回る誘導無線アンテナ取付だが時間は要さない。
よって先頭車の整備は直ぐに終わると思っていた。


入工中の3408。

車体を分解し誘導無線アンテナを取り付ける前に表示器部品が取り出せるか確認してみた。
ところが嵌合爪が顔を出してくれない。
ライトユニット撤去が必要になり急遽工程を変更した。
3400形は前面垂直方向の後退角が無く3700形よりライトユニットが取り外し易い。
折妻頂点へ爪楊枝を差し込む方式は変わらないもののその深さは浅くて済む。
車体への負荷が小さくなるため3700形ほど神経は使わなかった。


ライトユニット撤去中の3408。

予想通り種別表示器が直ぐに半分ずれてくれた。
後は取り出すだけのはずが何故か固く嵌っており動かなかった。
そのため屋根側からライトユニットを押し出し撤去している。
このまま表示類変更へ進んだ。
もちろん富士川車輌工業製ステッカーを用いている。


[65K 東成田 Higashi-Narita]:富士川車輌工業製ステッカー。

前期仕様のため運行番号表示器はマグサイン式となる。
行先方向幕は全コマ英字併記の新幕とした。
表示器部品取付前に運転台寄側面窓セル上部をカットし将来に備えている。
プロトタイプは幕交換の激しかった時期に該当する。
今後表示変更される可能性があり予め対策を施した。


側面窓セル端部で押えられた表示器部品。

後は誘導無線アンテナ取付を残すだけになった。
屋根板へ誘導無線アンテナを嵌込んだまでは良かった。
しかし3798Fに比べて取付が若干緩い。
かなり安定を欠く状態で垂直を保てなかった。
3400形旧製品ではこの症状は起きておらず何か変更がなされたのか不可解である。


誘導無線アンテナを取付けた3408。

結局微量の流し込み接着剤を塗布し固定した。
取付孔に入ると破損時の対処が面倒になる。
あくまで傾斜防止が狙いで取付脚に触れる程度に留めている。




3408(誘導無線アンテナ取付)。

続いて3401が入場した。
3408で表示類変更を行ったためこれに倣う。
側面窓セル端部切除のため表示器部品単独撤去は行わずにライトユニットを取り外す。


入工中の3401。

誘導無線アンテナは3408と同時に切り出しており先に取り付けた。
固定が緩いのは再生産品特有らしく3401も変わらなかった。
同じく流し込み接着剤で固定している。
屋根板は誘導無線アンテナ取付のため取り外しておりこのままライトユニット撤去に進んだ。
ライトユニットを屋根側から押し出す流れも3408と同じになった。
所有する3400形,3700形の大半はライトユニット着脱を繰り返したため多少緩くなっているだけかもしれない。


ライトユニット,表示器部品を撤去した3401。

行先表示類を[65K 東成田 Higashi-Narita]へ改め組立に戻る。
3408,3401共にライトユニット装着はスムーズに終えられた。
なお3401は中央のクーラーキセがしっかり嵌まっておらず修正を行っている。




3401(誘導無線アンテナ取付,クーラーキセ嵌合修正)。

残るは3407,3405,3402の避雷器取付である。
3405が先発したのは基本セット側に組まれていた事に拠る。
特にパンタグラフ搭載台数は気にしなかった。
3797での失策に懲り当初から避雷器取付孔をΦ0.8mmのドリルで拡大した。
それでも避雷器はなかなか押し込めなかった。
共に3700形と共通部品のはずである。
避雷器側に個体差が有るのかもしれないが差があり過ぎな気がする。


避雷器を取付けたPT-4804形パンタグラフ。

無理に押し込もうとしたせいで避雷器取付脚が曲がってしまった。
軟質プラスチックのため折損には至らず整形した上で取付けている。
3405は2台ともΦ0.8mmのドリルで取付孔を拡幅したが同じ様な結果に終わった。




3405+3404 (避雷器取付:取付孔Φ0.8mm拡大)。

Φ0.8mmでも作業効率が上がらないため3407はΦ1.0mmのドリルを用いた。
本来ならΦ0.9mmにしたかったが手元になく一挙に0.2mmも太くなっている。
その結果は最悪で避雷器が固定出来なくなった。
拡大したものは元に戻せず流し込み接着剤の助けを借りている。
やはりΦ0.9mmを挟めなかったのが裏目に出てしまった。


3407(避雷器取付:取付孔Φ1.0mm拡大)。

避雷器を垂直に保ちながら溶着させるのは難しかった。
曲がったままでは格好が悪く納得できない。
そこで微量の木工用ボンドで仮止めした後に流し込み接着剤を投入している。
Φ1.0mmはさすがに太過ぎた。
3402では折衷形としΦ0.8mmで貫通させた上でパンタグラフ台枠外側だけをΦ1.0mmで攫った。
テーパーを設けたことで挿入し易さと固定の両立を狙った。


3402(避雷器取付:取付孔Φ0.8mm+Φ1.0mm拡大)。

答は大当たりだった。
取付時は1/3程度まですんなり脚が入っていく。
徐々に抵抗が高まり指定取付位置でしっかり固定された。
相変わらず最終入場車で方式が定まる法則は健在らしい。




3408F (第一次整備終了)。

予想通り避雷器取付に苦戦したが3408Fの第一次整備を終えた。
第二次整備は3798Fに倣う。
しかし3405のFS-383動力台車枠に気なる点がある。
先ずは3405を皮切りに第二次整備へ入りたい。

京成3400形3425[3428F] 現行仕様 TNカプラーSP擬3X試用 (2個モーター搭載動力ユニット加工) ※動力更新済

2016-05-28 21:24:51 | 京成線:3400形
将来性。

所属するグリーンマックス製京成3400形のうち3408F登場時仕様(3408F-2)は3404の破損した床板負荷を考えTNカプラーSP化した。
動力車の3407にはTNカプラーSP擬を採用しグリーンマックス製3150形以来の安定した成績を残している。


京成3400形3408F 登場時仕様。
3408F-2:[3408]-[3407]-[3406]-[3405]-[3404]-[3403]-[3402]-[3401]。
※スカート未装着,英字無併記[普通]種別幕+旧行先方向幕編成。

コアレスモーター搭載のリニューアル製品発売が近付く一方でTNカプラーSPに対応するか判らない。
無理矢理KATOカプラー化させるのは可能だと思うが先頭車と動力車の連結面間隔調整が非常に手間である。
その割に間隔均等化には程遠く積極的に採用する気になれない。
コアレスモーター搭載車対応を考え3425現行仕様(3428F)で台車枠との余裕を生む新たなTNカプラーSP擬を製作する。


3428F 現行仕様。
3428F:[3428]-[3427]-[3426]-[3425]-[3424]-[3423]-[3422]-[3421]。
※PT-7131形パンタグラフ換装,色地種別幕編成。

TNカプラーSP擬,TNカプラーSP擬2の欠点はTNカプラーマウントやグリーンマックス製ダミーカプラーマウントが必要なことだった。
幸い発生品を組合せてSPフレームTNダミーカプラーも生み出されるため損はしない。
しかし動力台車へ干渉を防ぐための作業に時間が掛かり非動力車との格差が激しかった。
そこでTNカプラーSPを細工し新TNカプラーSP擬を用いて効率向上を狙う。
第一次試作で取り敢えずTNカプラーSP擬3Xと称する。
先ず不良品のTNカプラーSPを分解しマウントとカバーを用意した。
順調に行けば常にカバーが+1となり準備しながらTNカプラーSPの加工を行える。


加工したカバー,マウント(TNカプラーSP発生品),TNカプラーSP。

不良品は連結器部が折損し使い道が無いまま予備品になっていた。
このお陰で失敗を気にすることなく作業に入れる。
メーカーエラー品は小細工の多い自分にとって良い材料になる。
従来のTNカプラーSP擬シリーズは復心スプリングをTNカプラーフレームに引っ掛けていた。
これをカバー固定に変更しTNカプラーSPの部品構成を守りながら復心機構を残すようにする。
カバー,マウント共にTNカプラーSP擬に合わせて全長を短縮した。
未加工のTNカプラーSPより大幅にコンパクトになっている。
復心スプリングの固定は鉄釘を用いる。
鉄釘にスプリングの輪を通しゴム系接着剤で仮止めし余分な突き出しを切断した。


復心スプリングを取り付けたカバー。

釘はΦ0.9mmだが位置調整に余裕を持たせるためドリルはΦ1mmを試用している。
釘を後部までずらし余裕の残る取付孔へ瞬間接着剤を投入して完全固定させた。
仮に釘が抜けてもスプリングが辛うじて接着されているため即分解には至らないと思う。
カバーはスナップ嵌込みだけでは心許なく流し込み接着剤で溶着している。


TNカプラーSP擬3X,TNカプラーSP。

ここで失敗したのは鉄釘の頭が大きく連結器旋回に支障が生じたことだった。
現物合わせでの失敗は付き物だが仮止め時に確認するべきだった。
何とかカバーが取り外せたお陰でやり直しが出来たのは幸いだった。
鉄釘の片側を金工ニッパーで切り落としカプラースプリングの可動域を増やしている。
TNカプラーSP擬3Xの試作品が出来上がったところで3425への装着に入る。
1つしか製作しなかったのは不都合が生じた場合TNカプラーSP擬に変更するためである。
先ず上野寄連結面で取付可能か試行する。


入工中の3425。

3428Fは暫定6両編成非対応で製品仕様と変わらず3425を動力車にしている。
KATOカプラー化時のスペーサー差込が目立つがカプラー交換が決定したためTNカプラーSP擬3Xの可否に関わらず解消される。
撤去したKATOカプラーは後端をカットしたものでTOMIX製車両のKATOカプラー化に備えるのは3407発生品と同様である。
TNカプラーSP擬3Xは張り出しが小さいため台車枠を極限まで削る必要は無いと考えた。
そのためTNカプラーSP擬2用とほぼ近い形状でカプラーポケットを撤去した。


カプラーポケットを撤去したFS-383動力台車。

この後は現物合わせでで支障部を無くしていく。
時間を要するならTNカプラーSP擬3X採用のメリットがやや薄れてしまう。
台車を動力ユニットに戻し旋回を障害する場所を探した。
平坦線では問題なかったが勾配部でマウントの一部に接触する。
台車側には手を加えずマウント側を削って対処した。


支障部を廃したTNカプラーSP擬3X。

マウント下部の立ち上がりを斜めにカットし後端をほぼ垂直にした。
この部分はFS-358との組合せで削った例があるがここまで手を加えなかった。
後端部の肉厚がかなり薄くなったため試用にあたり耐久性を確認する点になる。


旋回半径が確保されたFS-383動力台車(上野寄)。

取付はボス嵌合に頼り接着剤は使用しない。
ここはTNカプラーSP擬,TNカプラーSP擬2との大きな差である。
台車枠との間隔に余裕があり外側へ寄せる必要が無くなった。
TNカプラーSPフレームで嵌合孔が一回り小さい事も影響している。
上野寄のTNカプラーSP擬3X化を終え車体と組み合わせた。


連結器が下垂するTNカプラーSP擬3X。

復心スプリングの支持がカバー側になり連結器はやや下向きになる。
TNカプラーとほぼ変わらない角度で連結,解結性能には問題ないと思われる。
この他の欠点は復心スプリングがより圧縮される関係で無負荷では明後日の方向を向きやすくなることである。
TNカプラーSP擬,TNカプラーSP擬2よりも強く現れる現象で今後の課題だろう。
但し動作そのものはスムーズで脱線を引き起こすような引っ掛かりは無い。


3406+3425 (TNカプラーSP+TNカプラーSP擬3X)。

連結器下垂は連結させると解消される。
この点はTNカプラーに近い動きと言える。
試走では不安な面は覗かせなかった。
目処が立ったため成田寄もTNカプラーSP擬3X二次試作品へ交換し個体差の注意点を押さえる。


分解したFS-383動力台車。

これまで動力台車のカプラーポケットはばらさずに撤去してきた。
作業速度向上目的で成田寄FS-383は分解して作業を行った。
切断作業自体は速かったが危うく工場送りになるところだった。
ストッパーの一部を削り過ぎギアユニットが嵌らなくなりかけた。
FS-383動力台車枠の嵌合爪部をドライヤーで温め張り出しを整形しどうにか組立に繋げている。
今後は分解せずにカプラーポケットの切断を行う。


TNカプラーSP擬3X化した動力ユニット(成田寄)。

動力台車枠を削り過ぎたせいもあるが現物合わせの所要時間は0分だった。
上野寄で切除幅を掴めたため成田寄の仕上がりは速かった。
作業効率向上はかなり大きい。
個体差も激しくなく耐久性,安定性が確認出来れば本格導入しても良いだろう。


3425+3406 (TNカプラーSP擬3X+TNカプラーSP)。

成田寄も癖は一次試作品と同じだった。
連結性能も変わらず実用には耐えられると思う。
一抹の不安はあるが3425を竣工させた。


3425(TNカプラーSP擬3X化)。

耐久性はある程度時間が経過しないと確認できず今は期待するだけである。
TNカプラーSP擬より台車枠との間隔が広くなりコアレスモーター搭載車への採用に光が射し込んだと言える。
同時にグリーンマックス製3700形既存編成への展開も容易になった。
3400形より編成数が多い上に耐久試験が残っており全編成終了はまだ先になる。


3407+3425 (TNカプラーSP擬+TNカプラーSP擬3X)。

TNカプラーがベースのTNカプラーSP擬はTNカプラーSP擬3Xと根本的に構造が異なる。
大きな違いは車体中心へ切れ込むカプラーロアフレーム端部の角度に表れている。
TNカプラーSP擬は斜めに切り上がり動力台車枠との余裕を稼げない原因になっていた。
ここはフレームに接合する役目があり直角にするのが難しい。
TNカプラーSP擬3Xではこの課題をクリアできた。
復心スプリングの固定方法に再考の余地がありそうだがひとまず試作成功としたい。

京成3400形3408,3406,3405,3403,3402,3401[3408F-2] 登場時仕様 TNカプラーSP化

2016-05-02 21:11:37 | 京成線:3400形
不均等。

グリーンマックス製京成3400形3408F登場時仕様(3408F-1,3408F-2)はTNカプラーSP化に向け入場中である。
3407(動力車)のTNカプラーSP擬固着を待つ間に非動力車のTNカプラーSP化を進める。


入工中の京成3400形3408(3408F)。

非動力車のTNカプラーSP化は容易に行える。
3408は連結面側の台車だけ加工すればいい。
カプラーポケットを切断し床板へTNカプラーSPを取り付ければ終了である。


カプラーポケットを撤去したFS-383非動力台車(成田寄)。

KATOカプラーは未加工でマイクロエース製京成3600形3618F芝山色へ転用する。
カプラースプリングは予備品にし変形時の代替を可能とした。
グリーンマックス製京成3400形,3700形Mc2車は床板が後位寄にオフセットされている。
そのため渡り板より前に連結器が見える状態になる。


TNカプラーSP化した3408。

3407が動力車のためKATOカプラー時代から連結面間隔が不均等になっていた。
動力車は動力ユニットの構造上TNカプラーSP擬にするしか思い浮かばなかった。
一方先頭車は床板位置都合でTNカプラーがやや張り出す。
3408+3407としている限り連結面間隔統一は望めない。




3408+3407 (TNカプラーSP+TNカプラーSP擬)。

3406は非動力中間車で同一構造の車両が多数存在する。
TNカプラーSP化そのものは3408と変わらない。


入工中の3406。

しかし床板位置が異なりここまでの3両は何れも連結器張り出しが異なる。
8両中5両が同じ張り出しになるが3408,3407,3401との連結面だけ間隔が伸びる。
TNカプラーSP対応化を望むオーナーさんは多いはずでこの点の改善を願いたい。


3種類の連結器突き出し長(3408,3407,3406)。

非動力中間車は渡り板より連結器が引き込む。
この差は連結させると倍になるのがTNカプラーSP化の欠点かもしれない。
アーノルトカプラー時代はKATOカプラー化ばかり考えていたため余り気にしていなかったらしい。
なお3407のTNカプラーSP擬は無事固着した。


3407+3406 (動力車+非動力T車:TNカプラーSP擬+TNカプラーSP)。


3406+3403 (非動力T車+非動力T車:TNカプラーSP化)。


3402+3401 (非動力M1車+Mc2車:TNカプラーSP化)。

動力車と非動力中間車の連結面間隔が一番バランスがよく見える。
3406+3403はかなり近接しており実感的になった。
一見曲線通過性能に不安を抱くがC280曲線は楽に通過できる。
手元にはこれ以上Rが急なレールが無くどこまで対応できるかは判らない。


C280曲線通過試験中の3406+3403。

車両ケース収納順により暫定6両編成仕様を先に加工した後に3405のTNカプラーSP化を施した。
3404は床板上枠が2コ1のTR-180擬でこれの強化を図りつつTNカプラーSP化したい。

京成3400形3407[3408F-1] 登場時仕様 TNカプラーSP擬化 (2個モーター搭載動力ユニット加工)

2016-05-01 21:25:56 | 京成線:3400形
払拭。

グリーンマックス製京成3400形3404(3408F-2)は2コ1式床板化によりセンターピン支持に不安があった。
台車マウントカプラーではボルスターへの負荷が心配である。
TR-180床板の入手が難しく3408F全車をTNカプラーSP化する。


京成3400形3408F 登場時仕様。
3408F-1:[3408]-[3407]-[3406]-[3405]-[3404]-[3403]-[3402]-[3401]。
3408F-2:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401])。
※スカート未装着,英字無併記[普通]種別幕+旧行先方向幕編成。

3408Fは暫定6両編成(3408F-1)対応のため3407を動力車にしている。
TNカプラーSP化に当たり最大の壁となるのが動力車をTNカプラー対応にさせることだった。
グリーンマックス製京成3150形は編成自由度向上のためTNカプラーSP化した。
この時採用したTNカプラーSP擬を製作し3407のTNカプラー化に乗り出した。


3407登場時仕様(3408F-1:動力車)。

分売パーツのJC6364で対応出来るらしいがキハ120系用でジャンパ連結器が無いのが難点である。
連結機能には影響ないが解結時の見附を揃えておきたい。
加えてJC6364を店頭で見掛けたことが無い。
入手都合と過去の細工からTNカプラーSP擬化を選択している。


元TNダミーカプラー,TNカプラーアッパーフレーム,TNカプラーSP。

マイクロエース製3600形3658Fから撤去したTNダミーカプラーのロアフレームを早速活用する。
連結器はゴム系接着剤で固定しており簡単に取り外せる。
糊除去の方が時間を要するほど簡単に外れてくれた。
当初1両分だけ残っていた3150形ダミーカプラー用アッパーフレームを使用するTNカプラーSP擬2とする予定だった。
しかし他編成への波及を考慮しTNカプラーのアッパーフレームを用いるTNカプラーSP擬とする。


加工したロアフレーム,アッパーフレーム。

ロアフレームは元TNダミーカプラー用を整形した。
復心スプリングの端部が引っ掛けられるようにロアフレーム後端を凸形に削る。
アッパーフレームは動力台車に支障しないよう後部の不要な部分をカットした。
これらが安易に外れないようゴム系接着剤と流し込み接着剤で強固に接着する。
復心スプリング引き掛け部は瞬間接着剤で固める安直な方式とした。


TNカプラーSP擬,SPフレームTNダミーカプラー。

余ったTNカプラーSPのロアフレーム,カバーにTNカプラーの連結器を接着するとSPフレームTNダミーカプラーになる。
連結器の線バネガイドを切除しロアフレームにゴム系接着剤で固定するだけでいい。
SPフレームTNタミーカプラーは3408FのTNカプラーSP化終了後に3600形3668Fへの装着を予定している。


更に同じものをもう一つ。

1両で2個必要でありもう一度同じ作業を繰り返す。
ロアフレームは同じく3658Fから捻出したTNダミーカプラーからの再用とした。
問題はここからである。
TNカプラーSP擬2に比べてカプラー位置が引き込むため現物合わせに時間が掛かる。
予めTNカプラーSP擬のロアフレームは大まかに形状を修正した。


入工中の3407。

動力台車はカプラーポケットを切断する。
使用していたKATOカプラーは後端を切り落としておりTOMIX製車両のKATOカプラー化に転用できるため保管品とした。
苦労してグリーンマックス製車両をKATOカプラー化したがこのような経緯で廃止するとは思わなかった。


カプラーポケットを切断したFS-383動力台車(上野寄)。

3150形の例に従い切断面を整える。
TNカプラーSP擬2ではこれで終了だがTNカプラーSP擬はそうはいかない。
ここからカプラー,動力台車,車体を何度も組合せ台車旋回半径を守る。
カプラー,動力台車共にかなりの幅を削り取りお互いの干渉を防げる状態になった。


ぎりぎり当たらないTNカプラーSP擬とFS-383動力台車。

TNカプラーSP擬製作は久し振りで現物合わせに30分程掛けている。
その代わりどの程度削ればいいか把握できた。
成田寄は15分強で仕上げられている。


当初から大幅に整形したFS-383動力台車(成田寄)。

アッパーフレームがTNカプラーでボス嵌合が若干甘い。
そのためゴム系接着剤を塗布してから動力ユニットにTNカプラーSP擬を装着した。
直ぐに車体と嵌合させ車端に寄せる。


車端に寄せたTNカプラーSP擬。

ここで少しでも余裕を稼がないとカプラーと動力台車が当たる可能性がある。
この作業を動力ユニット単体で行うと車体に押し戻される。
そのため車体嵌合後に位置を合わせなければならないのが少々面倒な点である。


TNカプラーSP擬化された3407。

両側ともTNカプラーSP擬を車端へ追いやり固着を待つ。
完全固着を考え12時間は放置する。
固着後の動作確認が心配だがひとまず装着は終えた。
3150形の例を見れば大丈夫だとは思う。

京成3400形3404[3408F-2] 登場時仕様 床板応急修繕試行:TR-180床板擬化 ※ビス締結部破損→座席部品交換済

2016-04-17 21:09:51 | 京成線:3400形
苦肉。

グリーンマックス製京成3400形3408F登場時仕様は3405+3404を脱車し暫定的に6両編成で出場させた。
3404はビス締結部が破損した3401へ座席部品を供出し3405と共に休車となっていた。


京成3400形3408F 登場時仕様。
3408F-1:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
※スカート未装着,暫定6両編成。

TR-180床板が入手できず純正部品による復旧は当面先送りせざるを得ない。
この様な状態に陥るなら3200形モハ3210もTOMYTEC製床板にすれば良かった。
暫定6両編成と8両編成を両立させるためにどうしても3404を復活させたい。


成田寄台車が固定できない3404登場時仕様(休車中)。

そこで過去の各種細工を見直した。
取り敢えず台車を固定できるようになれば構わない。
強引な加工だったがKATO製2コ1式床板化を参考にした。
ストックパーツを漁り見つけ出したのはTR-200床板だった。
これの座席部品端梁を使用しセンターピンの復旧に挑む。


入工中の3404。

TR-180とTR-200はウエイトボックス長の違いだけだった。
TR-200床板用の座席部品中央を切り詰め18m級にする方法もあった。
しかし車体嵌合爪位置とずれるかもしれない。
正確な採寸が要求され技量都合で見送りとした。
そして両者を見比べるとウエイトボックスから先の寸法が同じだと判った。


端部長が同一だった座席部品 (TR-180用,TR-200用)。

これなら2コ1式床板化が採用できそうだった。
TR-200床板の発生品はある程度確保しており失敗しても再挑戦が可能である。
駄目元で2コ1式座席部品化に着手した。
TR-180の座席部品はウエイトボックスの境で破損したセンターピン側を切り落とした。
18m級に合わせるためTR-200用座席部品は短めにセンターピン側を切断し競合しないよう手を打った。
強度に不安が残るが台車固定が最優先でアバウトに切り出している。


切断した座席部品 (TR-200用,TR-180用)。

切断面を適当に均し台枠に嵌るか試した。
やや隙間が生じるものの18m級台枠に収まってくれた。
センターピンを軸に嵌込むためビス締結は可能になる。
但しTR-180側は全長に対して固定位置が大幅に偏っており負荷が掛かると浮き上がる。
ウエイトが脱落する危険性がありゴム系接着剤でウエイトボックス内に固定した。


2コ1化したTR-180擬床板。

出来上がったTR-180擬床板にFS-383を取り付ける。
ビス締結後にずれが生じるようならTR-180側を台枠に接着する予定だった。
しかし不安定さは残るものの床板に嵌合してくれた。
後は嵌合爪位置が合うかである。
TR-180床板とTR-180擬床板を見比べた際に嵌合爪受は殆ど変わらない位置に思えた。
しかし実際に組み込まないと不安は拭えない。


嵌合位置はTR-180とほぼ同様に見えるTR-180擬床板。

2pcsの座席部品であり慎重に車体と組み合わせた。
床板の安定度から元TR-180側を斜めに挿入して負荷を分散している。
その結果見事に嵌合できた。
試走では車体動揺もなく急場凌ぎにしては上出来だと思う。
TR-180床板用座席部品が入手出来次第再交換するためそれまで持ってくれれば良い。




3404(TR-180擬床板化)。

3400形はKATOカプラー化したがカプラーマウントである以上センターピンへの負荷は避けられない。
これを軽減するにはTNカプラーSP化しか無いだろう。
3407のTNカプラーSP擬化に手間を要するものの再破損の確率は下げておきたい。
ひとまず3404は竣工となるが3700形も含めてTNカプラーSP化を考えたい。


3408F-2:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401])。
※スカート未装着編成:8両編成復旧。

3408Fは3405+3404が復帰し8両編成を組めるようになった。
ようやく[53K 西馬込]への変更が効力を発揮する。
現在8両編成の[普通]は3408F登場時仕様しか存在せず異色の存在になっている。
プロトタイプ上暫定6両編成に偏っていたが今後は8両編成での走行機会も増えるだろう。

京成3400形3408,3401[3408F-1] 登場時仕様 運行番号・行先変更 ※暫定出場:3405+3404 休車指定→復帰済

2016-04-07 21:10:08 | 京成線:3400形
皮肉。

グリーンマックス製京成3400形3408F登場時仕様は暫定6両編成(3408F-1)と8両編成(3408F-2)を兼ねている。
3408F-2は千葉線系統に充当出来ない。
そのため[S17 普通 津田沼]と中途半端な表示にせざるを得なかった。


京成3400形3408F 登場時仕様。
3408F-1:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
3408F-2:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401])。
※スカート未装着,英字無併記[普通]種別幕+旧行先方向幕編成。

当初3408F-1(3408F-2)はスカート装着後の前期仕様で出場した。
その後登場時仕様への改装時に[普通]を維持したまま種別幕を交換している。
3408F-1を千葉線系統へ充てるため強制的に英字無併記[普通]種別幕の一択となった。
行先方向幕も選択に限りがある。
8両編成と共用するには[千葉中央],[大森台],[ちはら台]は使えない。
当時は[上野]が多数存在し[津田沼]に決まった。
問題は運行番号である。
[BXX]は本線運用に向かなくなり[XX ]にすると千葉線運用に合致しなくなる。
そこで遠目では[B]に見えなくもない[S17]を選択した。
グリーンマックス製ステッカーの視認性が悪かったことも手助けになっている。
しかし[SXX]は臨時列車用の運行番号である。
何とかこの半端さを無くしたい。
ダイヤデータを探りようやく出た答えが[53K 普通 西馬込]だった。
現在では廃止された千葉線から都営浅草線に直通する6両編成運用である。
これなら本線8両編成仕様でも違和感が払拭できる。
早速表示変更のため3408が入場した。


入工中の3408登場時仕様(3408F-1)。

3400形は3700形同様に運行番号,行先表示器部品は分解して取り出す必要がある。
ただ毎回ライトユニットを撤去するのに辟易していた。
何とか取り出せないかと運行番号,行先表示器を適当に弄っていたら外れてしまった。
3700形と類似の構造だが何故外れたのかいまいち判らない。
結果ライトユニットと格闘する必要なく関門を乗り越えてしまった。


ライトユニットが存置された車体。

ステッカーは富士川車輌工業製を採用した。
グリーンマックス製[S17]は糊が弱ったことと今後の使用機会が無いため破棄している。
一方富士川車輌工業製[津田沼]幕は丁寧に剥離し台紙に戻した。
プロトタイプは変更しないため[西馬込]幕は英字無併記とした。
3408Fの方向幕は[UENO 上野],[NARITA AIRPORT 成田空港]が含まれる旧幕だったがその特徴は出せていない。


[53K 西馬込]:富士川車輌工業製ステッカー。

[53K]はマグサイン式運行番号表示器である。
グリーンマックス製とは異なり視認性が高く見易くなった。
色合いもようやくマグサイン式らしくなり[S17]時代から大幅に見附が改善された。


3408 [53K 普通 西馬込]:運行番号,行先表示変更。

運行番号・行先表示器部品の取付は3700形3708F同様に斜めに挿入すると嵌易かった。
垂直では側面窓セルが支障し取付不能である。
車体を撓ませることなく装着できたのは助かったと言える。


3408 点灯試験[53K 普通 西馬込]。

点灯がやや不安定で集電板の清掃を行った。
油脂が劣化してきたようだが3700形は安定している。
走行機会が特別多いわけでもなく後発製品が先に劣化するのは不可解である。
軽い清掃で復旧したため余り気にしなくても良いと思いたい。


入工中の3401登場時仕様(3408F-1)。

続いて3401が同工程を施すため入場した。
3408と同様ライトユニットを撤去せずに運行番号・行先表示器部品が取り外せるか再度挑む。
結果はやや強引ながらも分解せずに済んでいる。
3408ほど楽には取り出せず角度を変えながら作業していたところ突然外れた。
結局車体を分解せずに運行番号・行先表示器部品を取り外すコツは掴めなかった。
グリーンマックス製3700形でも通用するか手順を踏みたかったがいきなり外れてしまった。
類似構造の3700形は小細工を加えた3728Fを除き分解が原則である。
この作業を廃止できれば非常に楽になる。


一見では3700形と変わらない構造の3400形。

運行番号,行先表示を[53K 西馬込]に改め組立に入る。
3401は斜めに滑り込ませる方式が通用しなかった。
側面窓セルと前面窓セルの隙間に運行番号・行先表示器部品を差し込み押し込んでいる。
着脱共に強引さが目立ったが分解を回避したかったので致し方ない。
本来ならば丁寧に扱わなければならない。


座席部品センターピン部 (原形品,破損品)。

床板を嵌合させる際にトラブルが生じた。
何度嵌直しても成田寄が浮いてくる。
原因を探ったところ台車固定用のセンターピンが破損していた。
2pcsの床板を固定できないため床板が浮いてしまう。
入工時の記録を見ると既に浮いているのが判る。
このままでは竣工できないため3404から座席部品を拝借した。
置くだけの導電板が何度もずれて苛立ったが何とか復旧に至った。
この際に導電板の清掃を施し点灯の安定化を図っている。


3401 点灯試験[53K 普通 西馬込]。

無事点灯し3401の床板問題も解消された。
なお分解しなかったことで生き残ったのはグリーンマックス製英字無併記[普通]種別幕である。
当初は富士川車輌工業製ステッカーへの交換も考えていた。
ライトユニット撤去が不要となりステッカーを剥離する必要が無くなった。
そのため入場前と変わらずグリーンマックス製英字無併記[普通]種別幕が残る。




3408F (運行番号,行先表示変更:暫定6両編成)。

3404が座席部品供出車となったため3408Fは3405+3504を抜いた暫定6両編成で出場した。
[S17]という臨時列車の運行番号が8両編成での走行を少なくしてきた原因だった。
それを解消するための入場がまさかの3401の座席部品センターピン部破損により3405+3404は休車となる。


台車が固定できない3404。

ビス締結部が破損し台車は固定出来ない。
紛失を防ぐためセロハンテープで締結ビスを固定し3404は編成から離脱した。
ビスは大量に余裕があるものの代用品ではなく製品純正を守りたい。
何度もパーツ紛失をしてきたが今回は大丈夫だろう。


セロハンテープで保護した締結ビス。

実質休車に近かった3405+3404は3404が走行不能になり文字通り休車になった。
3408Fは暫定6両編成での走行機会が多く2両の休車自体は大きな不都合にはならない。
ただ休車が生じた事実が気分を悪くさせる。


休車指定された3404。

8両編成走行は3404復旧まで行えない。
ビス締結部の破損は初の事例で対処法に困る。
TR-180床板はグリーンマックスストアでも品切れになっておりどの様に修繕すれば良いか迷う。
保管品を探り早期復旧を目指したい。

京成3400形3408F 登場時仕様 スカート未装着編成 (仕様変更)

2015-04-22 22:54:47 | 京成線:3400形
グリーンマックス製京成3400形3408F前期仕様を登場時仕様へ改装します。
同社製3700形1次車3708F相当のスカート未装着編成とします。
プロトタイプ時期が遡るため[普通 津田沼 Tsudanuma]表示も変更を要します。




京成3400形3408F 登場時仕様。
[3408F-1]:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
[3408F-2]:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401])。
※スカート未装着編成。
◆仕様変更,行先表示類変更。

改装後も暫定6両編成対応は維持します。
3407以下6両に変更はありません。
作業は3408,3401で占められます。


入工中の3401。

取り付けていたスカート付TNカプラーSPは予備品に廻しました。
代わりにTNカプラーSPを装着しています。
ステッカー交換のためライトユニットを取り外しました。


3408 [S17 普通 津田沼]。

行先方向幕は富士川車輌工業製英字無併記[津田沼]幕へ交換しました。
そして英字併記[普通]種別幕も英字無併記[普通]種別幕へ変更し運用時期に合わせています。
この種別幕はグリーンマックス製です。


3401,3408 (前期仕様,登場時仕様)。

運行番号には手を伸ばしませんでした。
引き続き[S17]表示にしています。
従って行先表示類は[S17 普通 津田沼]へと変わっています。


3700形3708F,3408F。

3408F-1のプロトタイプ時期は1993年1月~1993年2月です。
3405+3404が竣工するまでの間は千葉線にも顔を出していました
3408F-2は1993年3月~1996年7月と比較的長期間です。




3408Fサイドビュー(3401:TNカプラーSP装着車)。

3708Fが仕様変更の呼び水となりました。
スカート支持方式変更の際に車体側へ手を加えなかった選択が当たってくれました。
なおスカート付TNカプラーSPを取り付ければ前期仕様(3408F-3)に戻せます。

●3400形京成線出場
※改訂:2024年6月26日

京成3400形3408F 前期仕様 [K'SEI]マーク未貼付編成 スカート支持方式変更施工

2015-04-01 22:15:21 | 京成線:3400形
グリーンマックス製京成3700形3編成はスカート付TNカプラーSPに変わりました。
構造が変わらない京成3400形2編成にもスカート下垂対策を施します。
リリース時期が3700形より遅いためか然程下垂は発生していませんでした。




京成3400形3408F 前期仕様。
[3408F]:[3408]-[3407]-[3406]-[3405]-[3404]-[3403]-[3402]-[3401]。
※[K'SEI]マーク未貼付編成。
◆スカート付TNカプラーSP交換。

仔細に見ると3401,3421は僅かに下垂が始まっています。
本格発症を待つよりも数を捌いた今が有利だと判断しましたこそ。
よって3400形のスカート付TNカプラーSP交換は予防措置となりました。


入工中の3408。

スカート加工を一部変更しました。
3400形は車体前面垂直方向の後退角がありません。
床下に余裕があるためスカート取付脚撤去以外は省略しました。


スカート付TNカプラーSPを装着した3401用床板。

スカート固定は3700形と全く同じです。
従ってTR-180床下とスカートには接着面がありません。
ある程度の強度を保てるようゴム系接着剤を盛っています。


一時的に登場時仕様となった3408。

床板の着脱は従来通り行えます。
従って今後分解を伴う入場が発生しても問題ありません。
都度TNカプラーSPを取り付ければ登場時仕様にも対応します。




京成3400形3428F 現行仕様。
[3428F]:[3428]-[3427]-[3426]-[3425]-[3424]-[3423]-[3422]-[3421]。
※PT-7131形パンタグラフ換装編成。
◆スカート付TNカプラーSP交換。

3428F現行仕様もスカート付TNカプラーSPに改めました。
これで3400形のスカート下垂対策は完了です。
今後は3400形,3700形とも回着整備項目に加える予定です。

●3400形京成線出場
※改訂:2024年6月22日

京成3400形3408F 前期仕様 [K'SEI]マーク未貼付編成 KATOカプラー交換施工

2015-03-28 22:48:10 | 京成線:3400形
グリーンマックス製京成3400形3408F前期仕様の作業に戻ります。
運転台付車両で発生した連結面間隔不均等化は3428F現行仕様で解消できました。
この結果を基に3408Fを再出場させます。


京成3400形3408F 前期仕様。
[3408F-1]:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
[3408F-2]:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401])。
※[K'SEI]マーク未貼付編成。
◆KATOカプラー交換。

3400形は塗装済キットが出自の製品です。
そのせいか車体とTR-180床板の嵌合猶予は大きめでした。
アーノルトカプラーも相俟って非動力運転台付車の構造を見落としたようです。




3408+3407 (非動力運転台付車+動力ユニット搭載車)。




3402+3401 (非動力中間車+非動力運転台付車)。

3407を動力ユニット搭載車に指定していなければ気付かなかったかもしれません。
暫定6両編成対応措置が意外な効果をもたらしてくれました。
恐らく同社製3700形も同一だと思います。


3405+3404 (成田寄偏位床板装着車+上野寄偏位床板装着車)。


3405+3404 (上野寄偏位床板装着車+成田寄偏位床板装着車)。

上記床板嵌合猶予の確認も進めてみました。
双方向への偏位代が大きいため連結面間隔にも影響が出ました。
なおC280曲線の通過には支障ありません。


3408F,3428F。

必要に応じてスペーサーを追設しても良さそうです。
3408Fが復帰しました。
これで3400形からアーノルトカプラー装着車が消滅しています。

●3400形京成線出場
※改訂:2024年6月22日

京成3400形3428F 現行仕様 PT-7131形パンタグラフ換装編成 KATOカプラー交換試行

2015-03-28 21:47:05 | 京成線:3400形
グリーンマックス製京成3400形3408F前期仕様のKATOカプラー交換が壁にぶつかりました。
非動力車でも3408,3401だけ連結器突き出し長が伸びてしまいます。
まだ製品原形で残る3428F現行仕様を入場させ解析を試みます。


京成3400形3428F 現行仕様。
[3428F]:[3428]-[3427]-[3426]-[3425]-[3424]-[3423]-[3422]-[3421]。
※PT-7131形パンタグラフ換装編成。
◆KATOカプラー交換。

TR-180床板とFS-383台車の位置関係は非動力運転台付車,非動力中間車とも同一でした。
従って連結面間隔とKATOカプラー交換は無関係だと分かりました。
ここでKATOカプラーを組み込み確認を続けました。




入工中の3428,3427 (KATOカプラー交換施工)。

3428Fは動力ユニット搭載車移設を行っていません。
そのため3428と3427を比較してみました。
すると両車で車体端部の隙間が異なっていると気付きました。


連結器突き出し長が異なる3428,3427。

どうやら前面が2平面折妻のため床板が後位寄へずれてしまう模様です。
恐らく後退角代と連結器突出長は同じだと思います。
アーノルトカプラーでは気付けませんでしたが運転台付車固有の現象だと分かりました。


FS-383非動力台車,FS-383非動力台車,FS-383動力台車 (中間車用,運転台付車用,動力ユニット搭載車用)。

連結面間隔短縮対策は動力ユニット搭載車と同様です。
カプラーポケット内側前端へt0.5mmプラ板を挿入し連結器突出長を縮小しました。
そして最終確認へと移ります。


3428+3427 (非動力運転台付車+非動力中間車)。


3425+3424 (動力ユニット搭載車+非動力中間車)。

ようやく落ち着いた連結面間隔に至りました。
編成全体での統一難しいと思いますがアーノルトカプラー廃止の効果が上回りました。
一応の手応えを得て3428Fを再出場させています。

●3400形京成線出場
FS-383台車→FS-396台車
※改訂:2024年6月22日

京成3400形3408F 前期仕様 KATOカプラー交換試行 (作業中断)

2015-03-27 23:10:00 | 京成線:3400形
グリーンマックス製京成3400形は2編成が在籍しています。
まだアーノルトカプラーが残っているため交換を試みます。
同社製京成3150形ではTNカプラーSPを使用しましたがKATOカプラーに変更します。


京成3400形3408F 前期仕様。
[3408F-1]:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
[3408F-2]:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401])。
※[K'SEI]マーク未貼付編成。

先発入場は3408F前期仕様です。
基本組成を3408F-1(暫定6両編成)にしています。
仮に難航した場合3405,3404を試行対象から外せるようにしました。




FS-383非動力台車,FS-383動力台車 (KATOカプラー交換試行)。

3150形と同じく非動力台車と動力台車ではカプラーポケット位置が異なっています。
非動力台車を基準として出来る限り動力台車のカプラーを引き込ませます。
カプラーポケット内側前端へt0.5mmプラ板を挿入し連結器突出長を縮小しました。




3408+3407 (非動力運転台付車+動力ユニット搭載車)。

暫定的6両編成対応のため3407を動力ユニット搭載車に変更しています。
非動力車同士の連結面間隔に比べ広くなる点は承知していました。
ところが3408+3407だけこの想定を上回ってしまいました。


3407+3406 (動力ユニット搭載車+非動力中間車)。


3406+3403 (非動力中間車+非動力中間車)。



3402+3401 (非動力中間車+非動力運転台付車)。

確認を続けたところ3402+3401も間隔が延びていました。
どうやらMc2車に原因がある模様です。
ひとまず3405,3404までカプラー交換を済ませた時点で一時中断します。

FS-383台車→FS-396台車台車
※改訂:2024年6月22日

京成3400形3408F 前期仕様 [K'SEI]CIマーク未貼付編成 (動力ユニット搭載車位置変更)

2014-07-20 22:02:45 | 京成線:3400形
グリーンマックス製3400形3408Fの第二次整備に移ります。
プロトタイプは落成直後や検査入場等で見られた暫定6両編成(3408F-1)とします。
もちろん製品仕様の8両編成(3408F-2)にも対応させます。




京成3400形3408F 前期仕様。
[3408F-1]:[3408]-[3407]-[3406]+[3403]-[3402]-[3401]。
[3408F-2]:([3408]-[3407]-[3406]-)[3405]-[3404](-[3403]-[3402]-[3401]。
※ [K'SEI]CIマーク未貼付編成。

3408F-1は3405+3404を脱車します。
そのため動力ユニット搭載車を3405から3407に変更しました。
行先表示類は[S17 普通 津田沼 Tsudanuma]です。


3428F,3408F (現行仕様,前期仕様)。

ステッカーはグリーンマックス製3700形用です。
同社製3400形用ステッカーが上貼り対応の大判であり投入を見合わせました。
貼付にあたり車体を分解しています。


3408Fサイドビュー(3401)。

少々強引に千葉線仕様を出場させました。
[S17]表示を[B17]表示代用にしました。
3418Fなら実車通りでしたが改番は見送りました。

●3400形京成線出場
※初掲:2014年12月2日
※分割:2016年9月28日
※改訂:2024年5月20日

京成3400形3408F 前期仕様 回着 (3408,3401 誘導無線アンテナ取付)

2014-07-19 22:00:48 | 京成線:3400形
グリーンマックス製京成3400形交差パンタグラフ車(4538+4539)が回着しました。
3408Fがプロトタイプですが[K'SEI]マークはありません。
行先表示類は[A01 特急 上野 Ueno]が印刷済です。


京成3400形3408F 前期仕様。
[3408F]:[3408]-[3407]-[3406]-[3405]-[3404]-[3403]-[3402]-[3401]。
※[K'SEI]CIマーク未貼付編成。

プロトタイプ時期は1996年9月頃~2001年2月に該当します。
各々スカート取付後から[K'SEI]マーク貼付前までです。
FS-396台車,FS-547台車はサックスブルー成形品でした。


3428F,3408F (現行仕様,前期仕様)。


3428F,3408F (PT-7131形パンタグラフ換装編成,PT-4804形パンタグラフ搭載編成)。

3400形の車体は竣工当時と大きく変わっていません。
そのため3428F現行仕様との差異は限られています。
第一次整備は3408,3401への誘導無線アンテナ取付けのみ行いました。

※初掲:2014年12月2日
※分割:2016年9月28日
※改訂:2024年5月20日