<紙>さんLOG

「パソコンヲタクの雑記帳」
 PC/Linux系/物理・化学で遊んでいます。
思いついたことを綴っています。

MinGW と Cygwin

2010年03月01日 | PCクリニック
ご訪問ありがとうございます。

x64アプリ開発は Cで?」に出てきたのは、
「MinGW」って言葉で「gcc」を表していた。
「MinGW」ってなに?


今年の初めに書いた「Windows + Linux」では、
  (3)Cygwin を使う(Windows マシンの場合)
   このケースでは、
  「exe」は Windows 仕様で、
  ユーザインタフェースが Linux 仕様ですね。
と書きました。



「MinGW」とは、「Cygwin」に似ているが、違うものですね。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』の「MinGW」に、
「MinGW」と「Cygwin」の違いが書いてある。

「MinGW」の特徴として、
  MinGWとMSYSを両方合わせても小さく、それ自身で完結可能な環境であり、
  リムーバブル・メディアから使用することが可能である。
  その際に、コンピュータ上のレジストリやファイルに影響を与えない。
  一方、Cygwinはより多くの機能を提供するために、
  インストールとその後の管理が複雑である。
さらに、
  MinGWはLinux上など異なるOSでのクロスコンパイルにも対応している。
  このため、MSYSがインストールされたWindowsを利用せずに、
  Windows用のアプリケーションを開発できる。
また、Cygwinとの比較では、
  MinGWはCygwin 1.3.3からフォークした。
  Cygwin、MinGWいずれもUnixソフトウェアのWindowsへの移植に
  使用されるが、異なる方針を採っている。
  CygwinはLinux や他のUNIXシステムに見られるような、
  Windows上に完全なPOSIX層を提供することを目標にしており、
  互換性のために必要であれば性能も犠牲にしている。
  一方でMinGWはフリーのコンパイラと各種ツールのみを行い、
  性能を重視している。

つまり、「exe」はどちらも Windows 仕様であるが、API というか、
OSとの絡みが、「MinGW」ではネイティブであり、
「Cygwin」では、固有と云うこと?
(「exe」の実行環境がビミョウに違う?)


そういえば、
1年ほど前の「Windows で FORTRAN」で書いた
「g95」なる「FORTRAN」コンパイラでは、
ダウンロードしたインストーラは「g95-MinGW.exe」と「MinGW」版だった。

当時は、「Cygwin」版でなければならなかったので、
結局、後になって「Cygwin」版を再度ダウンロードしました。
(更に進めて andLinux、そして、
結局は仮想マシン上のUbuntu になりましたが)


今度は、正に、Windows の世界の話しになります。

そうすると、「gcc」(及び、exe )を完全に Windows 化する。
つまり、「MinGW」と云うことですネ。

頑 張 り ま す ? ? ?         




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