<紙>さんLOG

「パソコンヲタクの雑記帳」
 PC/Linux系/物理・化学で遊んでいます。
思いついたことを綴っています。

“とある”ソフト:CP2K

2009年07月20日 | Linux系
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Windows で FORTRAN」から始まった、“とある”ソフト、とは「CP2K」のことでした。
  CP2K is a freely available (GPL) program, written in Fortran 95, to perform atomistic
  and molecular simulations of solid state, liquid, molecular and biological systems.
  It provides a general framework for different methods such as e.g.
  density functional theory (DFT) using a mixed Gaussian and plane waves approach (GPW),
  and classical pair and many-body potentials.
とあります。

使えるかどうかは分かりませんが、DFT(密度汎関数)に惹かれて・・・・・
インストールをしようとしたのです。

CP2Kのインストール」にある、
「g95で最も簡単なインストール」の3ステップを参考にさせて頂きました。

何はともあれ、日本語ユーザ名を解消し、Cygwinをインストールしました。

そして、当該ページのstep1:「g95」をインストールしました。
次に、step2:「LAPACK」をインストールし、2つの「.a」ができました。

最後に、目的の「CP2K」のインストール:step3です。

ダウンロードした「cp2k.tar.gz」を「/cygwin/cp2k/」に解凍し、
「Makefile」のインクルードファイル「test1.sopt」を作り、
「make ARCH=test1 VERSION=sopt」でmake(全コンパイル&リンク)。
700本ほどのソースをプリプロセスしてコンパイル・・・・・
1時間以上掛かりました。(当該ページでは、10数分だって!
こんなマシンではDFTの実行はムリかも?)

「/cygwin/cp2k/obj/test1/sopt/」には、2148ヶのファイル、102MBが出来、
「/cygwin/cp2k/exe/test1/」には、実行ファイル「cp2k.sopt」がありました。

「/cygwin/cp2k/tests/ATOM/regtest-1/」にある、
一番最初の「Ac.inp」(って、なに?)と「Zn.inp」(此は亜鉛ですね)
で、テスト実行してみました。

「cp2k.sopt」を「/cygwin/cp2k/tests/ATOM/regtest-1/」にコピーして、
「./cp2k.sopt Ac.inp >Ac.out」でいい?

なんか結果が出ていました。
・・・・・何をやっているか分からなくて、どうするつもり(でしょうかね)

ちなみに、Ac って、89番目の原子:アクチニウムだって。

なんだかナ。ちょっとムリがあるね。でも、
一応CygwinでCP2Kがインストール出来たようです。
お粗末でした。    



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