2015年6月14日(日)
滋賀湖北の古戦場で有名な賤ヶ岳と大岩山を歩く。賤ヶ岳は春から秋にかけては登山リフトが運行されているが、400m前後の低山でリフトを使っていたのでは運動にもならないので歩いて登る。地形図を見ると賤ヶ岳に登るルートはいくつもあるようだが、大岩山との縦走や下山後のことも考えて、大音の一宮橋西詰から登ることにした。取り付きには白樫の大木が信仰の対象として祀られており、山との間は防獣の電気柵が張られている。たまたま通りかかられた地元の方が、電柵を開けて入れば後は尾根筋の一本道だと教えてくれる。尾根筋には広い踏み跡があり道筋の樹木も払われているが、中間から上の方はやや倒木が多い道だった。
一宮橋を渡って正面の尾根から登る
野大神の白樫
尾根筋の道
P349で縦走路に合流する。縦走路を左にとって、まずは賤ヶ岳へ。途中の道は車でも通れそうな広い道だ。今日も体が重くピッチは上がらないが、登山口から56分で賤ヶ岳(421m)山頂へ到着。山頂付近にはリフトで登ってきたと思われる数組の観光客がいた。山頂からの眺望はすばらしいが、今日は霞がかかっていて遠くはよく見えない。430Mhzを聞くと結構入感している。岐阜県土岐市移動のJN2TZB局と交信し、しばし山頂の様子などを見て回る。
P349に立つ標識、上ってきた道の表示は隠されていた
車でも通れそうな広い道
山頂手前は広葉樹の緑が鮮やか
賤ヶ岳砦跡の説明
これは誰?
賤ヶ岳山頂
湧出山
奥に霞む山本山
南の竹生島方向
賤ヶ岳合戦の解説版、有料のガイドも待機中
こちらは北の余呉湖方向
賤ヶ岳の三角点
賤ヶ岳を後にして来た道を戻り、今度は大岩山に向かう。P349から先の道はそんなに広くはないが、よく整備された歩きやすい道が続く。途中には馬場跡や首洗池など古戦場を思わせる解説もある。大岩山が近づくと尾根筋の左下には林道が併走するようになる。登山道も大岩山手前で林道に合流する。賤ヶ岳から約40分で大岩山に到着。広い山頂の奥には中川清秀の墓所があった。ベンチに落ち着き430Mhzを聞くが全く入感なし。50Mhzに変えて岐阜県羽島市移動のJH1WHH局と交信した。下山は南に来た道を戻り、木之本への標識からしっかりした道を下る。道は途中から林道となり、林道を出た先には大澤寺があった。大岩山から駐車場所まで31分で戻ることができた。
首洗池の説明
大岩山山頂
中川清秀の墓所
木之本へ下る標識
造林作業道堂山線に下山
下山した集落にあった標識
日曜日に滋賀県長浜市より、お呼びいただき有り難うございます。
ブログを読まさせて頂きました。ご苦労されて山から呼んで頂けるとは、とても嬉しいかぎりです。
私も移動運用を始めたばかりですので、また、お逢いすること楽しみにしております。73 and FB DXU+203C
山ランは、山頂から1局以上交信しないといけないので、相手あっての趣味です。今後とも聞こえておりましたら交信よろしくお願いします。