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海住山寺の裏山尾根を歩く

2012-01-14 | インポート

1月14日(土)

 木津川市加茂町にある海住山寺の裏山にある低山に登った。旧山城町と加茂町の境界に当たる尾根筋の山々だ。

 加茂町の恭仁宮跡付近に駐車。地形図にある山城町森林公園に抜ける道を尾根まで登る計画だ。デ・レーケ堰堤の案内に従い石積の古い堰堤の上を渡る。

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土嚢で補修されたデ・レーケ堰堤、ここから北に上がらず先に進んで道を間違えた

 ところがその先で早速道を間違え、予定していた道より二つくらい西の尾根に入ってしまったようだ。中腹からは藪と不鮮明な踏み跡ではっきりと間違いに気がついたが、戻るのも億劫で稜線まで藪をこいで登ることにする。着いた稜線は当初の予定とは違い大井谷山と鳶ヶ城の中間あたりだった。大井谷山から鳶ヶ城までの尾根は地形図に道がなく、事前の計画では歩けるかどうか分からなかったが、着いた尾根には歩きやすい道が続いていた。この稜線にたどり着けば一座目は予定を変更して鳶ヶ城に向うことにする。この道は山城町神童子に続く道で、途中にはハンターの軽トラが上がってきていた。鳶ヶ城(318m)は16世紀頃の山城跡との案内があった。山頂は展望もなく笹の藪に覆われている。比較的新しい石垣も一部にあった。笹の中に何とか三角点を探すことができた。430Mhzで和泉市のJO3XWC局と交信する。

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鳶ヶ城の案内

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鳶ヶ城三角点は笹薮の中

 鳶ヶ城からは来た尾根道を戻り、次の大井谷山を目指す。先ほど稜線に取り付いたポイントを通り過ぎさらに尾根を進むと、山城町森林公園の周回路となり指導標が現れだした。最初の指導標から鳶ヶ城方向は「行止り」となっているが、これは森林公園利用者への注意と思われる。現に鳶ヶ城からさらには神童子まで快適に歩ける。大井谷山(290m)山頂は尾根道から数十メートル入ったところにある。山ラン先輩局のプレートが光っていた。今日も国見山で運用しているJM3GVH局に声をかけて山ラン終了。

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大井谷山への尾根道で最初に出会った指導標、「行止り」からやってきた

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大井谷山山頂の山ランプレート、後ろは三上山

 三座目のオガヤ山は、尾根道を東に進む。やや藪っぽいところもあるが、細い尾根で踏み跡はしっかりしており間違うことはない。国有林の境界杭も散見される。オガヤ山ピークの南西辺りで、加茂町奥畑への指導標があるので、そこから登ると山頂まで登りやすい。オガヤ山(358m)も山ランプレートだけが山頂であることを示していた。茨木市のJP3DIB局と交信する。

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オガヤ山山頂

 下山は、大井谷山への尾根を途中まで戻り、海住山寺への案内に従った。海住山寺の境内は入山料100円が必要。境内を通らない道も案内されており安い値段といい何かと親切だ。この寺は初めてなので、境内に入ってみる。国宝の小さな五重塔があり、よく整備された境内だった。受付の僧侶からどこを歩いてきたかと聞かれ、しばし通ってきた道について情報を交換する。以前は高圧線鉄塔があり、巡視路があったようだ。

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尾根道から海住山寺が見えた

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海住山寺境内

 海住山寺からは急な参道を下り、駐車場所の恭仁小学校前まで戻る。恭仁宮跡では地元の方がどんど焼の準備をしておられた。

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恭仁宮跡、右後ろに見えるのはオガヤ山

 本日最後の湯谷山(381m)には車で移動する。国道163号の木屋から府道62号へ入り、和束町杣田にある野殿、童仙房に抜ける三国越林道分岐手前の路肩に駐車した。茶畑の中の道をGPSを頼りに山頂方向目指して登り、最後の100m程は茶畑から山頂までアンテナ保守用に樹木を広く切り開いた山腹を直登する。山頂にはNHKの中継施設があり、三角点は見つけることができなかった。岸和田市のJH3SKC局、奈良市のJL3SZP局と交信し本日の四座を終了した。

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湯谷山山頂の山名表示

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途中の茶畑からアンテナの立つ湯谷山を見る

 

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