2021年6月20日(日)
河内長野市の岩湧山の北に一徳防山(541m)がある。この山を挟んで南北の稜線に、地図には名前がないが山ラン有効の編笠山(635m)と旗倉(490m)があるので行ってみた。登山のルートはいろいろと考えられるが、車利用で出来るだけ短時間で登ることを優先して岩湧寺の先からピストンで往復する予定で出かけた。
岩湧寺の横に岩湧の森・四季彩館という河内長野市の施設があるのでこの駐車場に車を置くつもりだったが、生憎と新型コロナの緊急事態宣言に伴い施設は臨時休館し駐車場も閉鎖されていた。仕方なくそのまま駐車場所を求めて先に進む。岩湧寺の駐車場の横に何とか駐車スペースを見付けることが出来て一安心。そのまま滝畑へ抜ける舗装林道を登り、編笠山・一徳防山への標識に従って進む。
パジェロミニの先は寺院専用で手前の路肩にスペースがあった
編笠山へは階段なども整備された良い道が続く。途中で二度舗装林道を横切り編笠山山頂に到着。今回の登山はちょっと変わっていて、駐車場所の標高が約500mで編笠山山頂が635m、ここが本日の最高標高点となっている。その後旗倉山頂の490mまでアップダウンを繰り返しながら下り、逆に戻りは登ることになる。編笠山では兵庫県朝来市の段ヶ峰からSOTA運用しているJI3VOV局と交信することが出来た。
最初の鉄塔、今日のコースは鉄塔が多かった
編笠山山頂
次のポイントは一徳防山となるが、その手前に544.1mの三角点がある。ここは高圧線鉄塔のすぐ横で本日一番の眺望が広がっていた。一徳防山の山頂はとても狭く、プレートとポストらしきものがあるだけだった。余り長居するようなところでもないが、山ランメンバーで芦屋市荒地山移動のJK3HYW局や御所市大日岳移動のJH3JFF局と交信して先に進む。
鉄塔の手前から南に岩湧山
真っ直ぐ進むと三角点
三等三角点
北側の眺望、かすかに大阪の高層ビル群も見えた
一徳防山山頂
一徳防山から北への道は関電の巡視路でプラ階段が設置されているが、相当の急斜面となっていた。日野集落への道を進み旗倉の手前で横道にそれる。この間倒木や崩壊しかけの所もあったが道は良く整備されていて問題なく歩けた。旗倉山頂では先客が昼食中だった。橋本市の山に移動しているJL3KAR局と交信して本日予定の三座を何とかクリアすることが出来た。
十字路の標識
旗倉山頂、先行者の頭越しにプレートだけ撮影
あとは来た道を戻るだけだがこちらの方が登りが多く時間がかかる。休憩を多く取りながら、それでも予定時間よりやや早く駐車場所に戻ることが出来た。