2020年11月14日(土)
2週間ぶりの山行きは前回に続いて福井方面へ。今回は1泊2日で越前市や鯖江市などの山でピークハントをする計画だ。1座目は南越前町と越前市の境界にある日野山(794m)に登る。北陸道の南条SICを出て登山口駐車場の中平吹町に着いたのは8時半前。久しぶりに気合いが入っている。自治会館前の駐車場には一番乗りだ。
地元自治会の駐車場に駐めさせてもらう
駐車場前から登山道の指示に従う
今朝は霧が漂っていて日野神社も霧に包まれている。登山道ははっきりしていて迷うことはない。古道や新道など分岐も多いがどちらを歩いてもいいようだ。地元小学校の統合100周年記念の可愛いプレートが100m毎に掛けられていて励みになる。前半は中々標高が稼げず疲れが増してくる。休憩所や仏像のある室堂休憩所でようやく五合目、山頂まで1000mのプレートがあった。
日野神社の境内へ
登山道は中部北陸自然歩道となっている
獣除けのゲートを通る
100m毎に掛けられている可愛いプレート
前半はこのような道
古道との分岐が所々で現れる
最後の堰堤を巻いて行く
参道よろしく石積みの階段もある
焼餅石
弁慶の三枚切り
黄色や赤く色づいたり落葉した道を行く
五合目の室堂休憩所
頂上まであと1000m
その先で道が二股に分かれ、尾根筋の直登ルートには「大比丘尼ころがし」の名がついている。何でも昔日野山が女人禁制だった頃、禁を破って登った尼僧が神の怒りに触れ転げ落ちたとか。確かにつるつると滑りやすい岩の道で、案の定スリップしてスネを打ち付けてしまった。
登りは右から、下りは左から
ロープもある尼ころがしルート、本当につるつるだ
尼ころがしの説明、誰が考えたものやら
ようやく到着した山頂には日野神社の奥宮が鎮座し、大きな休憩所(神社施設)もあった。奥宮横からはすばらしい眺望が広がっていた。中々応答がない430mhzでCQを連発していると、比良の武奈ヶ岳に登っているJF3FGL局が応答してくれて何とかヤマランも達成することができた。
日野神社奥宮
山頂からの眺望はすばらしい
三角点は奥宮の先にあった
下りは滑りやすい「尼ころがし」を避けて迂回ルートを戻った。