2016年3月13日(日)
奈良県高市郡高取町にある高取山(高取城趾)に登る。大淀町の愛宕山下山後、国道169号を北に向かうと「壺阪寺、高取城趾」への案内がありそれに従う。壺阪寺をスルーしてさらに車道を進むと、壺坂峠の車道分岐に到着。高取山に向かう車道は多人数の高齢登山者グループが車道一杯に広がって我が物顔で歩いている。峠の手前には「五百羅漢」の案内も見えたので、峠付近に車を停めてここから歩くことにした。
壺坂峠手前から五百羅漢方向へ登って行く
高取山山頂へは車道を歩くのと五百羅漢経由でハイキング道を歩くルートがあるが、登りはハイキングルートを選択した。山道を登っていくと、大きな自然石の表面に様々な羅漢像が彫られた場所が現れた。何体あるか数えることも出来ないが、相当多いからこの名前が付けられたのだろう。道筋には多すぎるくらいの標識が設置されていて迷うこともない。二度目の車道への合流地点には車が停まっていたので、ここまでは車で来ることが出来るようだ。
ハイキング道を登る
自然石に彫られた仏像
車道から入った先のトイレには長蛇の列
その後は多くの団体登山者を追い越しながら、高取城趾への道を進む。城跡は多数の石垣を残していて、南北朝から安土桃山時代に難攻不落の山城として栄えた当時の状況が忍ばれる。山頂を訪れているのは、ハイカーと観光客が半々程度のようだ。三角点のある高取山山頂(584m)に登り、430Mhzで金剛山のJS3LOW局と交信した。下山は舗装された車道を戻った。壺坂峠からの登山に要した時間は、登りが33分、下りは27分であった。
城跡はよく保存されている
高取城は日本三大山城の一つ
山頂付近の様子
山頂の石垣
多くのハイカーで賑わう
本丸跡から南の大峰方向
高取山三角点
山頂から金剛山と葛城山