JM3AVI 山と無線大好き

山に登ってアマチュア無線やってます  山ラン(山岳移動ランキング)とSOTAの活動記録

水無岳と綿向山、ついでにイハイガ岳と竜王山も縦走

2014-11-17 | 山と無線

2014年11月16日(日)

 歩いたルート

 鈴鹿南部雨乞岳の西にある綿向山と周辺の山を登る。綿向山はこの辺りでは有名な山で、1110mの標高にちなんで毎年11月10日は「綿向山の日」とされており、多くの登山者で賑わうらしい。またこの山は山ヒルが出ることでも有名で、この時期なら大丈夫だろうと出かけることにした。

 御幸橋の横に登山者用の広い駐車場が用意されているが、日曜日とあって次々に車がやってくる。駐車場を出ると綿向山への表示が左右両方に出ているが、川筋を登るのが若干近道のようだ。堰堤を過ぎると舗装された林道に出て終点まで行く。ヒミズ谷出合小屋の手前で道が分かれる。正面は表参道でほとんどの登山者はこちらへ行くが、私は山ラン稼ぎのためまずは水無岳に向かう。

駐車場から川沿いの道を進む

ヒミズ谷出合小屋から水無山北尾根コースを行く

 植林地の中のつづら折りの道を登って行くと林道に出た。林道を50mほど左に行くと再び山道があり、その先は急な斜面を巻く痩せた道などを登っていく。駐車場から1時間半ほどかかってようやく水無岳の分岐に着く。水無岳は手前に標高990.7mの山頂があり、その先に985mの南峰が連なっている。ちなみに、日本山名事典では南峰が山頂となっている。430Mhzで栗東市のJA3JMG局と交信し一座目を終える。

いったん林道に出て再び登山道へ入る

対岸の斜面に見えた紅葉

急斜面の痩せた道、ロープ有り

水無山分岐

水無山頂上、こちらの標高が少し高い

水無山南峰、奥に文三ハゲとガスがかかった綿向山

 綿向山へはいったん先ほどの分岐まで戻り、標識に従って登っていく。文三ハゲを過ぎ八合目で表参道に合流。一気に多くの登山者と出会うようになる。綿向山山頂には綿向神社の奥宮があり、広い芝生の広場があって多くの登山者がくつろげる場所となっていた。雨乞岳や鎌ヶ岳をはじめ鈴鹿の峰々の眺望が広がっている。軽く昼食をとり、東大阪市大原山移動のJL3VOG局他と交信した。

綿向山への登りから双耳峰の水無岳を振り返る

綿向山山頂

綿向山山頂から雨乞岳(左)と鎌ヶ岳(右)など

 この後はイハイガ岳まで往復するか竜王山への縦走をするか迷っていたが、時間的にはまだ余裕がありそうなのでとりあえずイハイガ岳に行って見ることにした。竜王山分岐を過ぎると背の低い笹のブッシュ様の尾根が続き、展望を楽しみながらの縦走ができた。分岐から大分下って最後に山頂手前のやや急な斜面を登ると、イハイガ岳山頂(964m)だった。東近江市のJP3EYN局他と交信し山ランを達成する。

左竜王山、右はイハイガ岳から雨乞岳の分岐

快適な笹尾根、左下の小さなピークがイハイガ岳

イハイガ岳山頂

 イハイガ岳から再び竜王山分岐まで戻る。今日は大分歩いて疲れも出てきたが、ここから綿向山へ戻り表参道を下るか、竜王山へ向かうか思案する。竜王山へ行っても4時前には下山できそうだったので、意を決して竜王山へ激下りの道を行く。これでもかという位下り、登り返すとP917の標識。その先はなだらかな尾根道となり竜王山に到着した。西宮市東六甲展望台移動のJP3GOB局他と交信し、4座での山ランを終了する。紅葉を探しながら下ると竜王山登山口の林道に出た。跡はその道を駐車場まで戻った。

P917

 綿向山と歩いてきた稜線を見る

竜王山山頂

紅葉の中を下る

竜王山登山口の林道に降りる

駐車場へ戻るとほとんど車は帰った後だった

コースタイム(休憩時間含む)

8:30 御幸橋駐車場 → 9:53 水無山分岐 → 10:07 水無山山頂 → 10:14 水無山南峰 → 10:46 水無山分岐 → 11:00 八合目 → 11:18 綿向山山頂 → 12:23 イハイガ岳山頂 → 13:13 竜王山分岐 → 14:50 竜王山 → 15:13 竜王山登山口 → 15:36 駐車場

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