2013年4月14日(日)
京都府京丹波町の兵庫県境に程近いところにある山で、2万5千分の1地形図では西山(さいやま)と表記されているが、地元では西谷山(さいだんやま)と呼んでいるらしい。
山頂から北東に伸びる尾根を歩く予定で、国道173号線の町営バス「作業場前」バス停(地形図の標高214mのところ)近くに車をおく。町道を少し北へ入り、農地の端から獣避けのゲートを二つ開けて尾根筋の道を登る。地形図の神社マークまでは道がある。その先は倒木や灌木の小枝が多少煩いが、尾根は細く踏み跡はしっかりとしている。
神社までははっきりした道がある
ミツバツツジが満開
尾根筋の小枝が減り歩きやすくなると岩場が多くなり、北側斜面を中心に薄黄色い花が満開だ。この前美山町の地蔵杉下山中に見かけた花と同じだ。花はツツジ、葉っぱはシャクナゲっぽいが、後に出会った登山者からヒカゲツツジであることを教えていただく。
こちらも満開のヒカゲツツジ
その先は大きな岩が行く手を遮るようになる。岩をよじ登ったり巻いたりしながら山頂を目指す。駐車場所から1時間45分で三角点(559.7m)に到着した。すると、三角点を囲んで3人の女性が鍋パーティの最中だった。双方がこんなマイナーな山で出会ったことに驚く。女性たちは大阪からヒカゲツツジを見に来たとのこと。挨拶を交わして50m程先の最高標高点に行く。樹木に覆われて展望はない。24MhzでオーストラリアのVK6RO局と交信した。
途中の岩の上からの眺望
樹木に覆われた西山山頂
西山の三角点、鍋パーティ終了後に撮影
山名プレートはすべて西谷山
下山は往路を戻る。1時間30分で駐車場所に無事到着した。
こちらは下山中の眺望