ＪＡＬ不当解雇撤回裁判（乗員）第5回口頭弁論

　12月26日、東京高裁でＪＡＬ不当解雇撤回裁判（乗員）の第5回控訴審が開かれ、原告3名（斎藤さん、倉町さん、近村さん）と堀弁護士による意見陳述が行われました。
　乗員控訴審は今回で結審となり、判決日は6月5日13時半からと決まりました。

　この日、裁判所前行動には206名、傍聴券の列には185名、裁判後の報告集会には190名が参加しました。
　当会からは10人以上が参加しました。

東京高裁前での宣伝活動（左手前は、内田客乗原告団長）


マイクを持つ山口乗員原告団長


勝利するまでがんばるぞ！


入廷する乗員原告団


日比谷図書文化館で行われた報告集会で
経過を報告する山口弁護士（左から2人目）


意見陳述した4名（左から堀弁護士、斎藤、倉町、近村の各氏）

　斎藤さんは、国の政策で自衛隊からの割愛（移籍）者が24人も解雇者に含まれている事実を明らかにし、会社の不当性を訴えました。
　倉町さんは、労災として認められたのに傷病理由で解雇された不当性を陳述しました。
　近村さんは、航空機関士からパイロットに職変したものが含まれるのは不当であること、組合役員経験者を狙い撃ちして解雇した不当労働行為について陳述しました。
　堀弁護士は最終陳述書に基づき、総括的な意見陳述を行いました。

全力で戦い抜いたと報告する上條主任弁護人（左から2人目）


乗員ＯＢ有志からの高額カンパを手渡す片岡さん


記者会見の様子を報告する山口乗員原告団長

　今回の控訴審の内容は」きづな」2月号で報告します。

　（写真提供：名倉さん）

「きづな」1月号を発行しました

　機関誌「きづな」１月号の発行作業を12月25日に行ないました。

　「きづな」は、「情報」1月号と併せて、会員のご自宅へヤマト便で送られます。
　ネット配信会員には、「きづな」をフルカラーページで、「情報」と共に、12月25日に配信しました。

　以下は、「きづな」１月号（No.201）の主な記事（見出し）です。

１面　六本木、麻布界隈を歩く・・港七福神めぐり（開催案内）

２面　1面の続き
　　　　　1月の山歩き（開催案内）
　　　　　2014年ファミリースキー（開催案内）
　　　　　囲碁大会のお知らせ（開催案内）
　　　　　絵を描いてみる会（開催案内）

３面　いつもながらの多彩な作品（第9回文化交流会報告）
　　　　　行政不服審査請求の勧め（国民年金減額問題）

４面　元気をいただきました（第2回女子会報告）
　　　　　第10回健康マージャン道場（報告）　

５面　今年も楽しみました（沖縄交流ゴルフコンペ報告）
　　　　　望年会が開かれました（報告）

６面　秘密保護法絶対反対緊急国会行動に参加して（投稿）

７面　成田もちつき交流会開催（報告）
　　　　　みちくさ#62　「カラスウリ」

８面　第9回文化交流会・出展作品紹介（その1）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上

イラストは、７面の「カラスウリ」（烏瓜）

名前とは反対に、白いレースのような花と朱色のきれいな果実。
種子は「打ち出の小づち」の形に似ていて財布に入れて携帯すると
お金が貯まるらしい。　　　　（市川）

JAL不当解雇撤回ニュース340号

ＪＡＬ不当解雇撤回国民支援共闘会議からニュースが発行されました。

ＪＡＬ不当解雇撤回ニュースNo.340　（2013.12.20付）

　　地裁の誤り正し、公正な判断を！
　　「励ます会」が高裁に要請！
　　　
　　　　　　　ニュースのＰＤＦはこちらです　→　news340.pdf

第５回客乗控訴審

　12月24日、東京高裁でＪＡＬ不当解雇撤回裁判（客乗）の第5回控訴審が開かれ、原告3名（林さん、Ｓさん、氏家さん）と今村弁護士による意見陳述が行われました。裁判は今回で結審となり、判決日は5月15日と決まりました。

　この日、裁判所前行動には206名、傍聴券の列には203名、裁判後の報告集会には216名が参加しました。
　写真は、日比谷図書館地下ホールで行われた報告集会です。

　裁判傍聴者によると、4名の意見陳述は胸を打つものがあり、感動の涙を抑えることが出来なかったとのことです。

　報告集会で決意表明する内田客乗原告団長

　報告集会後、日比谷公園から京橋までデモ行進を行いました。。
　写真は、山口乗員原告団長、内田客乗原告団長を先頭に、外堀通りを進むデモ隊です。

　有楽橋交差点を右折するデモ隊。

　解散地点の水谷橋公園に到着したデモ参加の皆さんで、191名と報告されました。

　控訴審の詳細報告は、乗員控訴審報告と合わせ、「きづな」2月号に掲載します。

全国一斉駅頭宣伝

　12月20日、ＪＡＬ不当解雇撤回闘争の全国一斉駅頭宣伝が行われました。

　都内は6カ所で、ブログ管理人はＪＲ品川駅港南口の宣伝活動に参加しました。
　全日からの雨が続き、一時はみぞれとなりましたが、宣伝活動が開始される頃には雨が止んでいました。しかし、チラシを播く手は凍え、受け取る人はまばら。
　

　国民支援共闘会議から全国港湾の沖原副委員長が挨拶、続いて、地元港区労連の高橋事務局長が連帯の挨拶。
　弁護団を代表して、南部法律事務所の竹村弁護士から裁判の状況が報告されました。

　ＣＣＵ前田副委員長から契約制ＣＡ雇止め事件の最高裁判決について報告があった後、日東整争議団の原告佐藤さん（写真）から闘いの決意表明がありました。

　客乗原告の平井さん（写真）は、ＪＡＬの株券が紙くずになってしまい、生活のためにも闘いを止めるわけにはいかない、勝つまで闘うと決意表明。

　乗員原告の長沢さんは、パイロットを年齢基準で解雇したのは世界でも例がなく、ＩＬＯが第2次勧告を行っている、解雇を撤回させ、お客様に安全と安心を届けたいと決意表明。

　原告団と支援の人々合計41名が参加しました。うち、当会会員は3名でした。