「日航労組OB・OG会」の新ブログ

日本航空労働組合の組合員及び日本航空ユニオンの組合員として退職した者が加入している「日航労組OB・OG会」です。

4・14集会アピール

2011-04-15 23:20:00 | JAL解雇撤回闘争
 昨日開かれた「許すな!乱暴な解雇・退職強要 声をあげよう4・14集会」で採択された「集会アピール」の全文を紹介します。

             集会アピール

 本日、みらい座いけぶくろにおいて開催された「許すな!乱暴な解雇・退職強要 声をあげよう4・14集会」には、1000名の仲間が参加しました。
 いま、日本の観測史上最悪となった東日本大震災並びに福島原発事故の被災地では、被災者救援と復興の懸命な努力が続けられています。被災者のみなさんに心からお見舞いを申し上げます。わたしたちも、春闘をはじめ雇用とくらしをまもるたたかいを前進させるとともに、労働者の連帯の力を発揮して被災者救済・復興支援に全力を尽くしましょう。
 いま、「雇用破壊」の攻撃は、「非正規」切りから、工場閉鎖・倒産、正社員の退職強要・解雇へとすすんでいます。とりわけ、165名の大量指名解雇を強行した日本航空、社保庁をはじめとする国・自治体での分限免職(整理解雇)、ブルームバーグや日本IBMをけじめ外資やIT産業を中心にひろがる「成果主義」による解雇・退職強要など、乱暴な解雇・退職強要の攻撃が急連にひろがっていることは重大です。さらに、震災を利用した不当な解雇や内定取り消しがはじまっています。
 財界やアメリカは、従来から、企業業績が良い場合でも労働者を自由に解雇できる「解雇の自由化」を求めてきました。また、マスコミは「正社員を自由に解雇できるようになれば若者の雇用がふえる」などの論調をふりまいています。いま、ひろがっている乱暴な解雇・退職強要の攻撃を許せば、労働者の雇用と権利は根底から崩れてしまいます。国民的な反撃でこれらをはね返さなければなりません。
 わたしたちは、日本航空による不当解雇、社保庁の分限免職(整理解雇)、ブルームバーグ、日本IBMでのPIPの名を借りた解雇・退職強要にづよく抗議するとともに、各争議の一日も早い勝利解決をつよく求めるものです。
 わたしたちは沈黙しません。人間らしくはたらくこと、人間らしく生活すること、この当たり前の労働の尊厳を取り戻すために、これからも声を上げ、さらに強めていきます。
 本集会の成功を起点に、産別・ナショナルセンターの違いをこえて、乱暴な解雇・退職強要に反撃する共同をひろげていこうではありませんか。

                        2011年4月14日

 許すな!乱暴な解雇・退職強要 声をあげよう4・14集会
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