思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

エントリーシートについて

2006-01-24 00:17:05 | ES(エントリーシート)・自己PR
 風邪が猛威をふるっているようですが皆様はお元気でしょうか。今後就職活動もますます大切な時期を迎えてきますので、くれぐれもお体に気をつけてください。

 孫子06です。

 もう説明会やら選考やらが始まってきていると思います。

 この時期皆さんどんなことでお悩みかな~って思いますと。やはりエントリーシートの記入に関して悩んでいらっしゃる方が多いのではないでしょうか?

 「学生時代に熱心にとりくんだこと」

 「志望動機」

 「自己PR」

 「5年後10年後の自分」

 などなど、さまざまな質問があると思います。

 これらの質問について、ずーっと考えていると絞りきった雑巾のように、何も考えが浮かんでこないことがあると思います。

 何を書いていいのかわからなくて、すっかり途方にくれてしまうときもあるでしょう。

 答えの方向性を見出すためのお話をしていきたいと思います。

 そのために、ちょっとここで私の家庭教師の話をします。

 数学の苦手な生徒の成績を上げるために、私は生徒に数学の問題を作らせたことがあります。

 何故そんなことをしたのか?

 答えは、出題者の気持ちを分からせるためです。

 出題者の立場にたたせることで、出題者のねらいであったり、解法を見つけにくくする罠とも言うべきものの癖を知ってもらうことを狙いとしました。

 数学においては、問題を解くには、定理や公式などの、何らかの解法を使っていかなければなりません。

 ことに定期試験などにおいては、特定の期間内に学習した解法をつかう問題しかでてきません。(当然それまでに学習したものを使いますが)

 数学の場合、解答を導き出すまでの過程のどこに罠を仕掛けるか、出題者によって癖がありますが、だいたい似通った部分になるということが経験上わかっていたので、その方法をやってみました。

 出題者の気持ちを理解することで、答えの方向性や解法の傾向を見出す。

 そうやって、どこから手を付けていいのかわからない。何をしたらいいのか分からない。という状態を克服することができたのです。
  
 これを就職活動に当てはめて考えてみると…

 何を書いていいのかわからなくて、すっかり途方にくれてしまうとき。

 そういったときは視点を変えてみてはいかがでしょうか?

 今、皆さんは、採用される立場です。

 逆に自分が採用する立場ならば、どういった質問をかんがえるでしょうか?

 また、その質問に対して、どういう答えを好ましいものと考えるでしょうか?

 そうすることでゴールが見えてくるのではないでしょうか?

 質問の意図を考えること、それは表現するべき自分の人物像を考えることに直結するのではないでしょうか?

 相手に自分をどう思って欲しいのか、自分はどういう人間だと伝えたいのか、一つ一つの能力にこだわるのではなく、トータルで自分はこんな人間だ!っていう自分の人間像が摑めたらいいと思います。

 次回予告;表現の問題
 一人の就職活動学生は会社にとってみれば数千数百いる志望者のひとりにすぎません。

 でもあなたは志望者というカテゴリでは数千数百ですが、人生の経験、自分の能力を伝える時点においては一人の人間です。

 でもみんなにかよった表現をしているために自分の経験をつたえきれない。

 奇抜な表現、自分にしか分からないような深層心理を表現して相手に理解されない。そういった問題についてお話しようと思います。

 せっかく次回予告したので皆さんにも聞いてみます。あなたはどうやって自分の話がありきたりか?奇抜かを判断しますか?

 また、うまく表現できないことから抜け出すためにはどうしますか?

 答えコメントに書いてくだされば幸いです。(頂いたコメントにはかならず返答を書きます。)


 平成18年1月24日 孫子06

 広告業界就職フォーラム:http://homepage3.nifty.com/adunion/