思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

「向かせる」ということ

2005-08-31 17:31:55 | Weblog
こんにちは~ 華はな06です。

明日からいよいよ9月ですね。秋っぽい響きに感じつつも残暑と台風が心配なのは私だけでしょうか!?
さて、今日は日常の中でよく耳にする&頭をよぎる言葉について、書いてみたいと思います。
それは「向き・不向き」という言葉。
皆さんは今このフレーズを眼にして頭に思い浮かぶ事は、「この広告業界や目指そうかと思う業界に、自分は向いているのか」という事ではないでしょうか。インターンにエントリーで落ちてしまったり、OB訪問をしてみて考える事が色々出てきたり・・・。

でもちょっと、就職活動の枠を一度外して考えてみましょう。世間ではアスリートやプロといわれるスポーツ選手が多く活躍していますよね。TV・新聞などで毎日情報が伝えられます。あの人達は、みんな「そのスポーツや競技に向いていた」のでしょうか?
私は「向いていた」という訳ではないのではないか。と思います。
人は皆、何らかの素質は持っています。そのジャンルや力量は十人十色。それをおぼろげにでも「見い出す」ことを経て、「向かせる」ことが出来た先に活躍の舞台が待っているのではないでしょうか。
「コーチが素質を見い出し、この競技を勧めた」という話を、スポーツ選手のエピソードでよく耳にした事のある人もいるのではないでしょうか。それでも見い出された素質を高める努力をしたのは、他ならぬ選手自身だと思います。スタートラインに立つまで、コーチはサポートしてくれるでしょう。その後、飛び立つか、上を眺めて憧れるかは、選手次第。

話を戻して、スポーツと就職活動が少し違うのは「第一歩を見い出すのは自分で」ということ。社会人になりませんか?といってお声がかかる機会を待っているわけにはいきませんよね。でもその後コーチは何人でもいるのです。私達06生は、まだコーチ見習いといったレベルですが、社会人の先輩方にはカリスマコーチも大勢いらっしゃいます。

就職活動で重要だと感じるのは、コーチに全てを任せては絶対に「活躍できる舞台に自分を向かせる」ことは出来ないということ。コーチは一歩手前までのヒントは出してくれるかもしれませんが、恐らく「正解」は聞けないと思います。私自身も最初の頃は、「答え」を教えてください、という雰囲気がどこかにあったのかもしれません。今だから客観的に感じることが出来るのかもしれませんが。
皆さんも「向けるかもしれない素質」は絶対持っていると思います。それを「向かせる」ことを目指してみてください。具体的にどう動くと効果的かは今回は長くなるので、またの機会にしますね。
でも各業界を気にした時点で、自分で気付いていないだけで「向いているかも」と面接官に伝わるエピソードをあなたは持っていますよ。

念のために、私は「自分がこの広告業界に向いている!!」と思えたことは就職活動中にはあったとは言えません。でも「向きたい」と思って続けた事で「向かせる」ことが出来ました。
ここに書いている06生も最初から「向いていた」人はいないかもしれません。みんな「向かせた」人達だと思います。
私達にも出来たのだから、皆さんにも出来ると思います。
最初のヒラメキを大切にしましょう!

広告業界就職フォーラム:http://homepage3.nifty.com/adunion/

   平成17年8月31日  華はな06