最初から最後までの必需品

はじめまして。０６生の「華はな」です。
７番手の私の自己紹介も兼ねて、私のキーワードを２つ紹介しておきます。
「1つのスポーツをずっと継続（数十年）」「地方女子大生」です。

今回私は、多くの人が忘れがちなことについて書こうと思います。
それは「自分の想い・気持ち」です。
一例として私の話を出しますが・・・就職活動を通じて、私を動かしていた原動力は、「スポーツの第一線を離れる自分の、今までとは違う新しい舞台を得たい」という想いです。つい先日まで、世界水泳が開催されていましたが、私はあの方面の出身で「ずっと一生これだけやっていくのかな～」と大学入学時に考えた末、
「一生1つのことしか出来ない人生は、送りたくない」という結論に至りました。
そんな私は、スポーツ業界への就職が似合いそうな経歴を持っているようです。しかし私は広告業界の内定だけで就活を終えています。なぜ、広告業界だけなのかは、今は置いておきましょう。私が就職活動を始めだしたのは１０月頃だったと思います。

ここ数日０７生や、後輩の就活相談を受ける機会が何度かありました。どの子も、「自分の目指したい業界」は決まっていませんでした。それで良いと思います。勿論、今の時点で「この業界で！！」と決まっている人は、もっと以前に考えていたのだろうから問題ないと思います。私は去年のこの時期、就活のことなど全く考えていませんでしたし。

今これを読んでいる人がどちら側だったにしても、共通に言えることは
「なぜ、自分は就職しようと思うのか」
を考えてみるほうが良いのではないか、と言うことです。
平凡な事だけど、自分の納得できる答えが出にくいものではないかと思います。
答えは人それぞれだと思いますが、私の場合、就職という進路に対して上記のような想いを抱いていました。
大事だったのは、「自分の想い」だと思います。
「周りが活動しだしたから。」「親が言っているから。」とかではなく！！です。
大事な理由は、就職活動を乗り切る力になると思ったからです。これからの自分はこうなっていきたい！自分のこんな部分を変えたい！今の自分のこういう部分が好きで磨いていきたい！・・・という想い。
これは、目指す業界に入るための力ではなく、社会人になる為の切符を手に入れる力です。

ほとんどの学生が自力で就職先を手に入れなければいけない中で、自分の想いがなく動こうとすると、大変辛いと思います。選考途中にしても、最終面接前にしても、この想いは常に忘れられないものとなります。私の場合、この想いの強さが幸いしたのかもしれません。
皆さんも、この考えの答えを漠然とでも見つけてから、どの業界・・・でも遅くないと思います。

就職活動は、ドミノのようなものという気がします。だから内定というクライマックスに向けて、１つずつのピースを大事に考えて欲しいと思います。
焦って次のピースを置いても、最後に感動的なものにならないと一番残念なのは、他ならぬ、皆さん自身だから・・・。
これからの皆さんの就職活動を影ながら、応援したいと思います。

広告業界就職フォーラム：http://homepage3.nifty.com/adunion/

平成１７年８月７日　　華はな