千葉県立中央博物館で展示されている林辰雄さんの写真展を観てきました。
東京湾の埋め立てにより、目の前の風景が消えていくことに、
哀惜の気持ちを持って水辺の生活や風景を撮り続けた様です。
今見ると、非常に懐かしいものや「ああこうだったのか」と思い至るものが
多く見られます。 その内の数枚を説明書の写真からスキャンしてみました。
置き針でウナギを捕る(佐倉市旧舟戸河岸付近・S37)
磯根の潜水漁に従事する母親に代わり、幼い弟の子守りをする少女(御宿町・S34)
境川河口に帰ってきたベカ舟。舟上にコシマキ籠が見える(S30年代)
干潟の沖合にて脚立でアオギスを釣る(袖ヶ浦市・S39)
耕転機で帰宅(佐倉市土浮・S30頃)
千葉銀座通りの七夕(千葉市中央区・S30)
祭礼の船桟橋(千葉市稲毛区 稲毛浅間神社・S36)
海水浴客でにぎわう片貝海岸(九十九里町片貝・S42)
写真の目が粗いのは、印刷物からのスキャンですから、お許し下さい。
心に残る写真展でした。
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