1月13日、県立美術館の関主税展に行って来ました。 ちょっとバタバタ
していて、投稿が遅れてしまい、その内に本展示会も15日で終了してしまいました。
ただ、1月21日からは『コレクション100』が同美術館で開催され、関主税さんの作品も展
示予定になっているので、何が展示されるか楽しみです。
関さんの作品を、リーフレットからスキャンしましたので、本作品とは相当違い、あくまでもイメ
ージですがご覧下さい。
「静」 19994年(H6年)
鏡のように澄んだ湖と森の静けさが伝わってきます。
「星辰」 1980年(S55年)
実物は、降るような星や岩から伸びた木々に止まる鳥まで描かれすごい迫力です。
「野」 1985年(S60年)
故郷長南町の5月の野原を描いたと言われといます。
「湖畔」 1997年(H9年) 「波濤図」スケッチブックより 1990年(H2年)
静と動が対照的に描かれています。
関主税さんは長南町で生まれ、後に船橋市に在住した日本画家で、日展の理事長や日本芸
術院会員を務めるなど日展を中心に活躍した大画家です。
その作品には自然を敬愛し、まるでその中に溶け込もうとするような一途な姿勢が感じられ
ます。
今回の展示は、作品72点の他、ていねいに描かれたスケッチブックも公開されるなど見応え
のある内容でした。
どの作品も良いですね。
この人の作品は、大変、幅広い面がありますので、単純な
私などはその後の作品にも驚かされています。