暑い日が続いていますね~。みなさま、お元気でしょうか。こちらは、怒涛の日々にようやく区切りがつきまして、ホッと一息といった所です。家計のこと、息子のこと(受験まっ只中)、ある程度の方向性が決まると、あとは歩みを進めるだけ。マイペースなじんちゃんの家族は、やっぱりマイペース。その気にさせるのも、一筋縄ではいかない訳で。書庫の片隅に眠る『人を動かす』を手にとり、デール・カーネギーさんへ、助けを求めたくなったくらいよ。
最新の話題として、『るろうに剣心』を観てきました♪なんてのもあるのだけど、今回は『ヘルタースケルター』について語りたいと思います。沢尻エリカ5年ぶりの主演作品というコトで、マスコミには鵜の目鷹の目好奇の目で見られていたフシもありますが、いや~何とか夏を乗り切ったねぇ。
公開当初、神戸の某映画館では1時間毎のスケジュールとなっておりまして。’はて、こんな短い映画だっけ?’といぶかっていたら、ナントまぁ!2つのスクリーンを使って、ドシドシ上映されていたのでした。これは…大麻疑惑報道が出ている沢尻に迫り来るXデーを睨み、すみやかに利益回収を図ろうとする興行側の目論見か!?つい勘ぐってしもた。m(__)m
その甲斐あって?公開1ヶ月で、約130万人を動員(興行収入は20億円に迫る)。体調不良を理由に、事前のPR活動をほとんどしなかった沢尻だが、それでも一つの結果は出せたと。実に興味深い。ややこしい役者を使こうてる時は、そういう戦法もアリなのね。そもそも舞台挨拶での「別に…」発言で、沢尻叩きの発端となった『クローズド・ノート』、チェックしてみたものの、それ程必死こいて宣伝する作品でもなし。あの時の沢尻の気持ち(PR疲れから爆発)、分からんでもなかったよ。
しかし振り返ってみるに、『嫌われ松子の一生』の中谷美紀は優等生だったんだなぁ。こちらも『ヘルタースケルター』同様ヘビーな内容だが、きちんと取材に応じ、バシっと受け答えしていたからね。(私はそのインタビューを見て、劇場へ足を運んだのだ。なんて気品があり、頭のいい女優さんだろうと思った。)さてこの度、岡崎京子の人気コミックを原作に、絢爛たる映像美を展開した『ヘルタースケルター』、じんちゃんの目には、どう映ったのか!?
まずは、沢尻演じるトップスターりりこの恋人役に萌え~。これ、窪塚洋介くんが好演してるんですが、幕開けからりりこ以上に!?キラキラ輝いています。マンション9階より謎めいたダイブをやらかして以来、何だかさ〜パッとしなかったじゃない?『池袋ウェストゲートパーク』の’キング’を面白く見ていた身としては、彼の復活が一番嬉しかった。やっぱ窪塚くんはいいよ~~~ もっともっと活躍の場を広げていってほしい。
劇中のガクトばりの扮装(こんな言い方しかできず、スンマセン)も楽しかったのだけど、コミックならではのキャラを現実で成り立たせてしまうフシギな逸材。『カムイ外伝』の伊藤英明とか、『あずみ』のオダギリジョーみたいな、イカレた悪役も似合うだろうなぁ。。。
次に、じんちゃんをうならせたのは寺島しのぶ。「私がいないと、彼女は何もできないのぉー」といった思い入れをよすがに、奔放の限りを尽くすりりこをバックアップするジャーマネ。しかし、こんな役よく引き受けたよね。。。と見るのは、沢尻よりむしろ寺島しのぶではなかろうか。
どんなにえげつないシーンでも、美しく撮ってもらっている沢尻と違い、寺島の扱いはヒドい。沢尻のヌードばかり話題になっているが、彼女も脱いでいるんだよ。ちゃんと取り上げてあげようよー。キモいけど(←ペチっ)。りりこを際立たせる為、とことんブサイクに徹する。そこにまさしく寺島の女優魂を見たね。黒木瞳には、できそうもない芸やな。(関係ないけど『GTO』、もっさい購買部のおばちゃんに徹しておればよいのに、実はアタクシ美貌の理事長なのよ!と言わずにおれないのが、黒木さん的やなぁと思う。)そうして桃井かおり(芸能事務所社長)は、やっぱりいい味出してる。
一方りりこを脅かす、後輩モデルの水原希子。生まれながらの美貌の持ち主って、私は彼女の魅力よくわかんないわ。『思い出にかわるまで』の松下由樹の魅力くらいわからない(←古い話やな~)。いや、父の遺品ビデオから出て来ましてん。当時も今井美樹から松下へなびく石田純一に憤りながら見ていたのだが、小悪魔ってだけじゃあねぇ。そうは言ってもあの頃の今井には勢いがあったから。イマイチ説得力に欠ける配役だ。今回だって、堕ちようが汚れようが、りりこには魅力があるのよ。独特のオーラが・・・
圧倒的美貌を体現できるとして、そこへ沢尻を嵌め込んだ蜷川監督だが、あんなキテレツなメイクを施し違和感をかんじさせないのは、沢尻エリカか浜崎あゆみくらいのもんだろうよ。美貌で売っている女優ならそこそこいる。それだけの人じゃないから、りりこも沢尻も面白いんであってね。
ただ、一つの作品として完成されているかと言えばムズカシイ。数々のハードシーンをこなした沢尻を評価する向きもあるが、イコール女優開眼に至ったとは言えないと思う。それは彼女の所為というより、監督や脚本家の力不足じゃないかなぁ。ここまでさせておきながらって気がしないでもない。
『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督もビジュアルに拘る人だが、徹底したエンターティメント。それを通して伝わってくるモノ、感動する部分が、確実に存在している。蜷川監督の表現は、まだまだビジュアル止まりって感じがしました。脚本(金子ありさ)も弱い。沢尻にとっても、蜷川監督にとっても、一つの通過点となる作品(あえて代表作とは言わないよ)。次に繋げるモノは持っているので、この後どうなっていくか(EVOLUTION)に期待します。
美しかったのは、沢尻-窪塚のセックスシーン。これ絶品!りりこの髪に巻いた色とりどりのパステルカーラーが、すっごく可愛い!! 『ノルウェイの森』の直子のマフラー&毛糸帽子のように。蜷川さんは、小物の使い方が上手です。
クスリと笑ったのは、仕事をもらうためプロデューサー(哀川翔)に抱かれるりりこの図。派手なあえぎ声をあげつつ、がばっと相手の背後へ腕を回して時間を確認する。女ってこういう時、意外と冷めてるからなぁ…。あれは、女性ならではの演出かもしれませんね。男は、額面通りにとらえているでしょ?おそらく。
心和んだのは、田舎から出てきたデブでブスの妹と、草原でお話しているりりこ。’キレイで居続けなければ’あくなき美への追求、それに伴う極度の緊張に包まれた、芸能界での様子と対照的。自然な表情がとっても愛しい、じんちゃんの好きなショットです。あの妹役の子いいわ~。
美容整形を施す医者のくだりが曖昧かな。患者に自殺者が出ていて、それを追う検事も居て、なのに、りりこが崩壊していく過程(これも一本調子かなぁ)へ寄り過ぎ、そちらのストーリーが中途半端。一体どう描きたいのか、よくわからなかった。
場内は、ほぼ満席。映画終了時に聞こえてきたのが「窪塚くん、かっこよかったよねー」私と同じ感想でした。って、ヒットしてるのそこかよ!
「沢尻さんは、年をとってもいい演技ができるかしら。『パッチギ』ぐらいしか観たことないから若さがなくなったらどうなるか不明。」
「岡崎京子の絵は当時スタイリッシュと言われたけど、桜沢エリカとか安野モヨコの方がセンスいいと思ってた。それでも人間で再現となると、かなり役者を選ぶよね…その点沢尻&窪塚ならピッタリ。彼らを出演させたお手柄はあるよね。」
「私も観てきました。蜷川実花のビジュアルへのこだわりは相当で、りりこの部屋の質感とか、バスルームで倒れているときの髪の広がり方とか、すごくおもしろいと思いました。寺島しのぶ、やってくれますねぇ。美しい美しくないの別はすっかりふっきれて、恥を捨て去ってるよね。でも、あのダサダサがあるから、りりこの奔放さが浮き上がって見える。りりこがジャストサイズの服や下着で現れるのに対して、マネージャーさんは、濡れ場シーンでもカップの合わない白いブラつけていたりして、絶対りりこよりきれいに撮らないようにしているみたい。芸が細かいのだわ。」
友人たちの反応も、付け加えておきます。
とにかく、沢尻が自分の居場所へ戻ってこれてよかったよ。ここ数年の状態を見ているのは辛かった。何か、違う方面で騒がれちゃってサ。彼女は、男性の監督に鍛えてもらった方がいいんじゃないかしらん。現場で馴れ合いたくない。本当は仲良くしたかったけどって辺り、『陽暉楼』の浅野温子みたいやなぁと。’はーい、あっちゃん♪’余裕の池上季実子と違い、バチバチのケンカシーンを撮る為に、「アイツとは口をきくな」という監督の教えを頑なに守った浅野。ああ、五社監督が生きていたらな~。「沢尻は予想以上に繊細で、不器用な人間だった」蜷川さんも、わかってるようでわかってない。
「役(ヤク)は抜けましたか?」って記者に、座布団一枚!初日舞台挨拶でのヒトコマに、’あはは’と笑ろた視聴者は、一人やないでしょう。記者も一生懸命考えてきたんやろね。しかしながら、眺めている分には面白くとも、即興で答えるには頭痛いゾ。さて、あなたが沢尻エリカなら、どう返します~?
最新の話題として、『るろうに剣心』を観てきました♪なんてのもあるのだけど、今回は『ヘルタースケルター』について語りたいと思います。沢尻エリカ5年ぶりの主演作品というコトで、マスコミには鵜の目鷹の目好奇の目で見られていたフシもありますが、いや~何とか夏を乗り切ったねぇ。
公開当初、神戸の某映画館では1時間毎のスケジュールとなっておりまして。’はて、こんな短い映画だっけ?’といぶかっていたら、ナントまぁ!2つのスクリーンを使って、ドシドシ上映されていたのでした。これは…大麻疑惑報道が出ている沢尻に迫り来るXデーを睨み、すみやかに利益回収を図ろうとする興行側の目論見か!?つい勘ぐってしもた。m(__)m
その甲斐あって?公開1ヶ月で、約130万人を動員(興行収入は20億円に迫る)。体調不良を理由に、事前のPR活動をほとんどしなかった沢尻だが、それでも一つの結果は出せたと。実に興味深い。ややこしい役者を使こうてる時は、そういう戦法もアリなのね。そもそも舞台挨拶での「別に…」発言で、沢尻叩きの発端となった『クローズド・ノート』、チェックしてみたものの、それ程必死こいて宣伝する作品でもなし。あの時の沢尻の気持ち(PR疲れから爆発)、分からんでもなかったよ。
しかし振り返ってみるに、『嫌われ松子の一生』の中谷美紀は優等生だったんだなぁ。こちらも『ヘルタースケルター』同様ヘビーな内容だが、きちんと取材に応じ、バシっと受け答えしていたからね。(私はそのインタビューを見て、劇場へ足を運んだのだ。なんて気品があり、頭のいい女優さんだろうと思った。)さてこの度、岡崎京子の人気コミックを原作に、絢爛たる映像美を展開した『ヘルタースケルター』、じんちゃんの目には、どう映ったのか!?
まずは、沢尻演じるトップスターりりこの恋人役に萌え~。これ、窪塚洋介くんが好演してるんですが、幕開けからりりこ以上に!?キラキラ輝いています。マンション9階より謎めいたダイブをやらかして以来、何だかさ〜パッとしなかったじゃない?『池袋ウェストゲートパーク』の’キング’を面白く見ていた身としては、彼の復活が一番嬉しかった。やっぱ窪塚くんはいいよ~~~ もっともっと活躍の場を広げていってほしい。
劇中のガクトばりの扮装(こんな言い方しかできず、スンマセン)も楽しかったのだけど、コミックならではのキャラを現実で成り立たせてしまうフシギな逸材。『カムイ外伝』の伊藤英明とか、『あずみ』のオダギリジョーみたいな、イカレた悪役も似合うだろうなぁ。。。
次に、じんちゃんをうならせたのは寺島しのぶ。「私がいないと、彼女は何もできないのぉー」といった思い入れをよすがに、奔放の限りを尽くすりりこをバックアップするジャーマネ。しかし、こんな役よく引き受けたよね。。。と見るのは、沢尻よりむしろ寺島しのぶではなかろうか。
どんなにえげつないシーンでも、美しく撮ってもらっている沢尻と違い、寺島の扱いはヒドい。沢尻のヌードばかり話題になっているが、彼女も脱いでいるんだよ。ちゃんと取り上げてあげようよー。キモいけど(←ペチっ)。りりこを際立たせる為、とことんブサイクに徹する。そこにまさしく寺島の女優魂を見たね。黒木瞳には、できそうもない芸やな。(関係ないけど『GTO』、もっさい購買部のおばちゃんに徹しておればよいのに、実はアタクシ美貌の理事長なのよ!と言わずにおれないのが、黒木さん的やなぁと思う。)そうして桃井かおり(芸能事務所社長)は、やっぱりいい味出してる。
一方りりこを脅かす、後輩モデルの水原希子。生まれながらの美貌の持ち主って、私は彼女の魅力よくわかんないわ。『思い出にかわるまで』の松下由樹の魅力くらいわからない(←古い話やな~)。いや、父の遺品ビデオから出て来ましてん。当時も今井美樹から松下へなびく石田純一に憤りながら見ていたのだが、小悪魔ってだけじゃあねぇ。そうは言ってもあの頃の今井には勢いがあったから。イマイチ説得力に欠ける配役だ。今回だって、堕ちようが汚れようが、りりこには魅力があるのよ。独特のオーラが・・・
圧倒的美貌を体現できるとして、そこへ沢尻を嵌め込んだ蜷川監督だが、あんなキテレツなメイクを施し違和感をかんじさせないのは、沢尻エリカか浜崎あゆみくらいのもんだろうよ。美貌で売っている女優ならそこそこいる。それだけの人じゃないから、りりこも沢尻も面白いんであってね。
ただ、一つの作品として完成されているかと言えばムズカシイ。数々のハードシーンをこなした沢尻を評価する向きもあるが、イコール女優開眼に至ったとは言えないと思う。それは彼女の所為というより、監督や脚本家の力不足じゃないかなぁ。ここまでさせておきながらって気がしないでもない。
『嫌われ松子の一生』の中島哲也監督もビジュアルに拘る人だが、徹底したエンターティメント。それを通して伝わってくるモノ、感動する部分が、確実に存在している。蜷川監督の表現は、まだまだビジュアル止まりって感じがしました。脚本(金子ありさ)も弱い。沢尻にとっても、蜷川監督にとっても、一つの通過点となる作品(あえて代表作とは言わないよ)。次に繋げるモノは持っているので、この後どうなっていくか(EVOLUTION)に期待します。
美しかったのは、沢尻-窪塚のセックスシーン。これ絶品!りりこの髪に巻いた色とりどりのパステルカーラーが、すっごく可愛い!! 『ノルウェイの森』の直子のマフラー&毛糸帽子のように。蜷川さんは、小物の使い方が上手です。
クスリと笑ったのは、仕事をもらうためプロデューサー(哀川翔)に抱かれるりりこの図。派手なあえぎ声をあげつつ、がばっと相手の背後へ腕を回して時間を確認する。女ってこういう時、意外と冷めてるからなぁ…。あれは、女性ならではの演出かもしれませんね。男は、額面通りにとらえているでしょ?おそらく。
心和んだのは、田舎から出てきたデブでブスの妹と、草原でお話しているりりこ。’キレイで居続けなければ’あくなき美への追求、それに伴う極度の緊張に包まれた、芸能界での様子と対照的。自然な表情がとっても愛しい、じんちゃんの好きなショットです。あの妹役の子いいわ~。
美容整形を施す医者のくだりが曖昧かな。患者に自殺者が出ていて、それを追う検事も居て、なのに、りりこが崩壊していく過程(これも一本調子かなぁ)へ寄り過ぎ、そちらのストーリーが中途半端。一体どう描きたいのか、よくわからなかった。
場内は、ほぼ満席。映画終了時に聞こえてきたのが「窪塚くん、かっこよかったよねー」私と同じ感想でした。って、ヒットしてるのそこかよ!
「沢尻さんは、年をとってもいい演技ができるかしら。『パッチギ』ぐらいしか観たことないから若さがなくなったらどうなるか不明。」
「岡崎京子の絵は当時スタイリッシュと言われたけど、桜沢エリカとか安野モヨコの方がセンスいいと思ってた。それでも人間で再現となると、かなり役者を選ぶよね…その点沢尻&窪塚ならピッタリ。彼らを出演させたお手柄はあるよね。」
「私も観てきました。蜷川実花のビジュアルへのこだわりは相当で、りりこの部屋の質感とか、バスルームで倒れているときの髪の広がり方とか、すごくおもしろいと思いました。寺島しのぶ、やってくれますねぇ。美しい美しくないの別はすっかりふっきれて、恥を捨て去ってるよね。でも、あのダサダサがあるから、りりこの奔放さが浮き上がって見える。りりこがジャストサイズの服や下着で現れるのに対して、マネージャーさんは、濡れ場シーンでもカップの合わない白いブラつけていたりして、絶対りりこよりきれいに撮らないようにしているみたい。芸が細かいのだわ。」
友人たちの反応も、付け加えておきます。
とにかく、沢尻が自分の居場所へ戻ってこれてよかったよ。ここ数年の状態を見ているのは辛かった。何か、違う方面で騒がれちゃってサ。彼女は、男性の監督に鍛えてもらった方がいいんじゃないかしらん。現場で馴れ合いたくない。本当は仲良くしたかったけどって辺り、『陽暉楼』の浅野温子みたいやなぁと。’はーい、あっちゃん♪’余裕の池上季実子と違い、バチバチのケンカシーンを撮る為に、「アイツとは口をきくな」という監督の教えを頑なに守った浅野。ああ、五社監督が生きていたらな~。「沢尻は予想以上に繊細で、不器用な人間だった」蜷川さんも、わかってるようでわかってない。
「役(ヤク)は抜けましたか?」って記者に、座布団一枚!初日舞台挨拶でのヒトコマに、’あはは’と笑ろた視聴者は、一人やないでしょう。記者も一生懸命考えてきたんやろね。しかしながら、眺めている分には面白くとも、即興で答えるには頭痛いゾ。さて、あなたが沢尻エリカなら、どう返します~?
映画見ようかどうしようか迷ってたら、周りから「あれ、イマイチ」という評判しか聞き漏れてこなくって。
蜷川さんは写真はやってきたけど、映画はまだ初心者。
監督業自体に馴染めてないから、役者に演技指導も何も無しで、役者に任せっきりで役者自信に考えさせて演じさせてたらしいし。
それで成り立ってた映画なら、やっぱり脇を固める演者が素晴らしい力の持ち主だったんだろうな~って思う。
美容整形を施す医者のくだり云々のストーリーは、コミックでも大して部分を占めていないし、原作に忠実に作ってるっぽいからそんなものなのかも。
この作品自体ショッキングな内容のストーリーではあるけど、心に響くような何かがあるような内容だとは思えず。
じんちゃんがこの映画に点をつけるなら、何点くらいだった?
やっぱり見てみた方がいいオススメ映画ですか?
こちらこそ、初コメントありがとうございます。m(__)m
narutotoさんのページ、TULIPや東野圭吾について、ちょくちょく書かれていたので、
興味の対象が似ているのかな?と、ひっそり辿り続けてました(笑)。
深夜に訪れることが多いのですが、落ち着くんですよ。
ところで、’ヘルタースケルター’。
しっちゃかめっちゃかという意味合いで、主人公のキャラクターを表すタイトルになっているようなんですが、
ビートルズの曲にあるんですね(早速youtubeで聞いてきました)。
これは、知らなかったです。やはり、エッセイで取り上げてみるものだ。[E:happy01]
よかったら、また遊びに来てくださいネ♪
さすが、原作を押さえておられるのね。
守備範囲広いなぁ~ 小町さんは。
さて、映画版に点数をつけるとすれば75点かな。
「話題の作品をチェックしておく位の心づもりなら良いのだけど、そこに完成度を求めようとすると、
村上龍の映画を鑑賞した後のような、微妙な印象になりまっせ♪」
と、友人たちには話してました。
「もし観に行くのなら、レディースデーに1000円で鑑賞ってのが適当かな」とも。
それでも反応はさまざまで
「蜷川さんの成長を待ちます。」と見送った人もいれば、
「ビジュアル系で脚本的には不満…という意見が興味に火をつけたよ。私に向いてるじゃん!」と食いついた人、
「窪塚くんの勇姿と寺島さんのはじけっぷりを観てみたくなった」と劇場へ足を運んだチャレンジャーまで。
大ボメしていない作品に、「それでも行ってみたい」という反応があるのが面白かったですね。
ホンマ、人は何に刺激を受けて動くかわからない。
で、観てきた友人の感想がユニークで、その部分を確認しに、また観に行きたくなったりして。
そうそう。寺島しのぶの年下の彼を演じた綾野剛。
「るろうに剣心」にも出演しているのですが、なかなかいい役者さんよ。
その世界に精通しているんだねえ・・・
コミックは悪い子のコレクションが結構大量に残っているので、「るろうに剣心」もあったように思いますが、背表紙を知るのみのくちこです。
窪塚・・・そうだったね。
でも、味が出せることも承知。
桃井かおり、当然味があることも承知。
くちこ、極めて当然、濃厚な・・・
それがねぇ・・・(苦笑)
みなさんが見ているものを見ていなかったりするんですよ。
特に、NHK朝の連続テレビ小説と大河ドラマ。
なので、先日も「るろうに剣心」の主演佐藤健のことを’イマイチ作品に恵まれてない’と言って、
友人に’そんなことないのでは?’と返されちゃった。
同じく「るろうに・・・」より’青木崇高ええなぁ、今後要チェックだ’と漏らして、’NHKの常連だってば!’とかね。
役者の味。
私は、好感度はあっても毒にも薬にもならんような役者は興味ないんです。
やはり、芝居ができてナンボだと思うので。
突き抜けてる人って、ある種お騒がせな部分を抱えていたりしますから。
そこへ一般の価値観を押し付けてしまうのもどうかなぁと。まぁラインが難しいところですがね。
「ヘルタースケルター」できましたかぁ~~^^
ええとこに目をつけてまんな!!
実は沢尻エリカはんに
ちと興味を抱いていたですわ。←関西弁は難しい^^;
正直、今年の春までは
全く彼女に関心はありませんでした。
彼女について知ってたのは・・・
ワイドショーでの「べつにぃ~~」発言くらいかな^^;
興味の沸く対象ではなかったが事実。
べつにぃ~~」発言にしても
何とかさんとの離婚騒動にしても
ワイドショーが飛びつきやすいキャラのタレント。
それが天狗が抱く沢尻エリカのイメージでした。
ところがあるTV番組で
『パッチギ!』のワンシーンを見たんですよ。
この映画の全編は見ていないのだけど、
彼女が演じていたそのワンシーンに、
「あれ? ええ演技してるやん」と感じちゃったのです。
つまり・・・・、
今までのエリカ様のイメージと
『パッチギ!』でのイメージのギャップにちょっと興味が沸いたんですね。
で・・・今春放映された『悪女について』
これも、ちらっとしか見なかったけど、
単なる美貌だけの女優じゃないかもと思っちゃいました^^
(ドラマを最後まで見ない習性なので・・・苦笑)
何となく彼女には
通俗では理解できない天賦の香りがするんです。
これって天狗の単なる勘違いかな?^^;
私、結構沢尻好きなんですよね。
女優としての活動を停止していた時にも、Cafeのトップページでエールを送ってたくらい(笑)。
だから今回も、「観に行かなくっちゃ」って感じで、復活を見届けたかった。
出演作品を細かく追ってる訳ではないのですが、ドラマ「1リットルの涙」と映画「手紙」(東野圭吾作品)の沢尻は
良かったですよ。
今となっては、ああいう役どころは難しくなっちゃったかもしれないけど。
「パッチギ!」の井筒監督は、沢尻指導に向いてる感じね。
同じく「パッチギ!」で注目された高岡蒼佑。彼もまた、いい役者なんだがなぁ。
つまらないことでマスコミに足を引っ張られ・・・
沢尻エリカにしろ、高岡蒼佑にしろ、本来の領分とは違う所で注目を浴び、生意気だ!トカ あやまれ!の大合唱に
なってしまうのが惜しい。
きちんと芝居のできる人間が、その能力を発揮できる場は、ないのだろうか。
やっぱ、じんちゃんとは感じ方が似てるかも!
黒木ひとみしかり、寺島しのぶしかり(でも、彼女の相手役はいつもイケメンだよねェ~。)
「パッチギ!」の沢尻エリカ、キレイだよねェ~~。
水原希子ちゃんに関してはカトゥーンの上田君系の顔立ちで、ちょっと「ヌルッ!」とした
感じが好きになれないのです。なまずみたい・・・
(希子ちゃんファンの方、ごめんなさい!)
黒木瞳、宝塚時代は好きだったのですが・・・(笑)。
なんかね~ お母さん役(「オヤジぃ」とか)をやっても、妙に小奇麗じゃない?
’そんなイメージを崩していくよ’というNHKのBSドラマ「黒い十人の黒木瞳」って、どうなんですかね。
今週末に放送されるようなので、チェックした方は感想を教えて!
水原希子。「ノルウェイの森」にも出てたんですよ。
原作ではなかなか味のある役で、楽しみにしてたのですが、
キャラクター自体も変えられていたし(もっとユーモアのある子のハズ)、私は支持できなかった。
本人の所為じゃないけどね。
やはり、カトゥーン上田くん系の顔立ちかしらん・・・
じんちゃんは、GTOで鬼塚のダチの警官役をやってる山本裕典くんが苦手。
ゴメンよっm(__)m。彼はジャニーズと思いきや、ジュノンボーイなのネ。