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JINCHAN'S CAFE

My essay,My life
エッセイを書き続けることが、私のライフワーク

恋うた - プロローグ -

2008年06月04日 16時36分00秒 | 恋バナ
 お仲間さんの日記を読んで、音楽について語りたくなった。初めて手にしたレコード、きっと忘れない。初恋の人のことは忘れてしまっても音楽に関しては覚えている、そんな自信がある。初めてのキスは?これも音楽が勝つだろう。初体験は?おっと、これは止めておこう。

 とりわけ学生時代の思い出は、音楽抜きには語れない。その当時の自分が何をしていたかより、どんな音楽を聴いていたかの方が、明確に思い出せる。胸を張って何をし得たのかを披露できないのは寂しいけれど、それでも今の自分を形作る重要な礎を築いていたのではないか。感性を磨くという名の下に。

 多感な年頃。おマセさんが背伸びをして、わかりもしない大人の世界を覗き見る。映画、ドラマ、小説、気の利いた少女なら実践で。 私の場合、それが音楽だった。絵に描いたような正統派ラブソングより、道ならぬ恋、秘めごと、別れうた・・・そういったものに心惹かれた。竹内まりやの『マンハッタン・キス』が、一時期道ならぬ恋の代表曲になっていたが、私にとってのそれはEPOの『あなたを奪えない』や、ドリカムの『週に一度の恋人』。やがて自分がそういう状況下へおかれることになろうとは、夢にも思わなかった。

 ”恋はするものではない。落ちるものだ。”ある女流作家の言葉どおり、相手や自分の立場におかまいなく、落ちる時は落ちる。気づいた時には、もう気持ちが転がり始めている。 あの時もそうだった。胸の奥にともった小さな灯り。それを慈しむだけの状態から抜きん出る瞬間。「心の傾斜が変わる」と表現したのは作詞家の森雪之丞だが(ピカソ『傾斜する心』にて)、上手い文句だと思う。

 引き返せる場面があったけれど、一歩踏み出すことを選んだ。ハッピーエンドになり得ない結末もわかっていたが、それでもよかった。背伸びをして大人の世界を覗き見ていた少女は、どこか無邪気な少女の匂いを残す大人になっていた。いくばくかの冒険心と好奇心がなければ、恋はできない。利巧になればなる程、自分を守ることを第一に考え、どこかで歯止めをかけるだろう。

 恋が始まる時、男は少年に戻り、女は少女に戻る。ただまっすぐに、愛情を傾けていた、あの頃が懐かしい。

 話を音楽に戻して、大貫妙子の歌声がすき。すべてをやわらかく包み込むような美しい声なのだけど、それに魅せられて近づけば、さてどうなるか・・・そんなローレライのような哀しさ・危うさをあわせ持つ。静けさの中に微妙な揺らぎがあり、温かな陽だまりの傍に、冷たい影が存在する。手中に収め切れない不安定さ・・・そんな所が彼女の魅力ではないだろうか。

 ”ピーターラビットのー おうちは おおきなもみの木の したにあるー なかよしとすんでる~♪”

 キッチンで歌っていたら、夫が「頭の中、ちょうちょ飛んでへんかー?」。ナント呑気なツッコミじゃ。夫の頭の中こそ、大貫妙子と言えば「ああ、ウサギやクマのぬいぐるみの人な。」(注: 『ピーターラビットとわたし』『テディベア』 )それ、めっちゃ片隅をデフォルメしてると思うわ!あなたの好きな原田知世ちゃんにだって『地下鉄のザジ』を提供しているのに。せめて、『Shall we dance?』や『恋人たちの時刻』の人と言えないものか。ホント情緒がないんだから。ぷんぷん。まぁその様子じゃ、ローレライに破滅へと導かれることもないだろうよ!

 家庭平和の為に間をとって、この曲にしておきます・・・
 大貫妙子『色彩都市』
  

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『グッド・バイ』 後編

2007年11月30日 10時37分00秒 | 恋バナ
 ごめんなさい。書けません。そう悟りました。生き恥をさらしただけで、終わっちゃいましたね。本当はね、好きだった彼へ最後のラブレターを、書くつもりだったんです。大まかな内容も結末も決めていましたが、ここへ来て、ふっと、もういいやって思いました。おそらく彼も、望んでいないでしょう。今思えば、それまでのエッセイやブログね、いろんな想いを残しておきたかったから書けたんだなぁって。今はもう、あの内容は書けません。気持ちは、刻々と変化していきますものね。でも、愛情がなくなった訳ではないんですよ。ただ、ただ、疲れた。

 タイトルの『グッド・バイ』というのは、太宰治の作品から拝借したのですが、恋の話なんです。恋多き男が、それまでの関係を清算すべく、それぞれの女に別れを告げに行く。勿論、相手も簡単には引き下がらないだろうとふんで、あのテこのテを使って切ろうとする。しかし、その根底にあるのは、いたわるような、あやまるような、優しい、哀調に似たグッド・バイ。難しいですねぇ。別れさせ屋の役割を務める女が「いやになったら、ふっとそれっきり逢わなければいいじゃないの。」と言えば、「そんな乱暴な事はできない。相手の人たちだって、これから結婚するかも知れないし、また、新しい愛人をつくるかもしれない。気持ちをちゃんときめさせるようにするのが、男の責任さ。」と返す。「ぷ!とんだ責任だ。別れ話だの何だのと言って、またイチャつきたいのでしょう?」なんて挙句にツッコまれる訳ですが・・・半世紀以上前に書かれた作品とは、思えないでしょ。でも、恋愛における場面場面の心理状態なんて、案外昔っから変わっていないのかも。

 この作品は、ユーモア小説なんです。太宰らしくないクスクス笑えるような描写が、そこここにあります。けれど、遺作ということで有名で、タイトルを拝借した私のエッセイの内容が『人間失格』ばりに暗かったものですから、心配した友人たちが「遺書のつもりか」と。勝手に殺さんといてくださいな。残念ながら、まだ死にませんよ。折角助かった命、自分で幕を引く訳がないじゃないの。

 中編でも書きましたが、コソ泥と格闘、首を絞められまして死ぬかと思ったことがあるんです。もうちょっと長く絞められていたら、本当に危なかった。気絶したふりをして助かりました。その時からね、人生観が変わったんですよ。死というものが、すごくリアルに自分へ迫ってきた。遠い先の話と高を括られへんなぁと。明日死ぬことだってあり得ると。だから、悔いのない人生を生きたい。それとね、物事を長いスパンで見るのが、どうも苦手になりました。だから恋愛も、ちょっと刹那的で、生き急ぐ傾向があるんです。今、この想いを伝えたい、っていう気持ちが強い。1ヶ月先には、自分の気持ちがどうなっているかわからないから。彼との恋愛も、そんな状態で進めようとしていた気がします。早く次のステージに進んで、行き着く所まで行って、また友達へ戻りたかった。期間限定の恋だと思っていましたから。結局、恋も友達も失いましたけど。

 ちょっと悔しいのはね、一度お別れして、その後まだ気持ちが残っていて、お互いに歩み寄ろうとしていたのに、あと一歩が踏み出せなかった。それでも関係修復へ向けて不器用に進んでいましたが、そんな状態の時に、とってもアホな事を言ってしまったんです。「私の中には、天使と悪魔がいる」と。だって、あまりに私という人間を、信頼していたんだもの。そもそもの恋の始まりから。それで、私がどういう人間か本当にわかって近づこうとしてる?と、警告を入れました。ちょっと危なっかしく見えたものだから・・・。でも、彼は気づいていたかな。自分の中にも、悪魔がいたこと。

 最近、男ってやつぁ!と考えることしきり。お仲間さんに「ズルくもある一方で、何であんなに純情なん?何であんなに寂しがりやなん?」と、ぶつけてみました。「それは、じんちゃんが気になる男がそういうタイプなんで、そういう風にみえない女子もいる訳さ。ご自分でもわかってる通り、寂しがりやで純情な(そうな?)男に心ときめくのでしょう。」と、返ってきました。むむ・・・普遍的に捉えていたんだけどなぁ。このページに出入りされてる方もね、そういう方が多い気がしてたんですよ。匂いを嗅ぎつけて来るのかしら。しかし、’そうな’が気になるわ。純情の皮をかぶった何なんでしょう。聞いてもいいですか?変態と答えられる方がいそうなので、これは先に言っておきましょう♪別のお友達からはね、「男って、そんなにカッコいいものじゃないよ。子供っぽかったり、意外と気が小さかったり」 と。深く付き合う程、そういう本質的なものが見えてくるのならば、いい潮時に引いていたのかもしれません。まだまだ最強の彼が、胸の奥の聖域に君臨し続けていましたから。

 彼との別れを思い出すと、未だに胸がキリキリと痛みます。こんなに後々まで、辛い思いをすることになろうとは、夢にも思わなかった。人との別れというのが、どういうものかわかっていなかった。かわいそうなことをしたなぁって、思っていることがあります。友達関係でも、よしよしできたんですよ。ホントは。意地悪だったかな。でも、私も意地悪されたから。 おあいこよ。少し心が黄昏ていた時、今までキャッチしなかったものが、さぁ~っと入ってくる様になりました。そんな中、新しい出会いがありました。つかんだ言葉がありました。辛い思いをしたからこそ、わかったことがありました。彼が最後に投げていった渾身のボール、大切に大切にしてきたけれど、もういいよね。道ならぬ恋だったからこそ、選ばれし少数派でいたい。手垢にまみれる前に、ドロ沼に陥る前に、引き下がれてよかったと。そう思って、グランドに置いていきます・・・

 誤解するなよ。恋の舞台まで、グッド・バイしませんから〜! ’魅惑の人妻’恋人枠永久欠番 撤廃!!(←コワくて誰も近づかんと思うわ。てへっ)

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『グッド・バイ』 前編

2007年11月06日 16時13分00秒 | 恋バナ
 恥の多い生涯を送ってきました。とは太宰治『人間失格』の冒頭だが、この言葉を思い出す度、うつむいて赤面せずにはおれない。今現在も、このCafeにおいて恥の上塗り街道ばく進中だが、OL時代の私に比べれば、かわいいものだろう。’昔の事なんて、とてもここでは書けませ~ん。’ そんなお仲間さんが周りにちらほら、決して少なくない人数いる。それは、ちょいとイケない事だったり、みっともない事だったり、はたまた辛い事だったり・・・誰しもそうやって大人になっていくんだね♪

 さて、魅惑の人妻の原点は、同じ部署(総勢100名ちょい)の約5分の1の男性社員とこっそり(という訳ではないが、言う必要がなかったので言わなかっただけ)食事へ行っていたことだろうか。やましい事はないで!いや、若干1名あったかな・・・。この先輩には、真面目に恋して初めてのキスを許したのに、どうしても思い切れない女性がいるという訳でフラれた。 バカヤロウ!もっと早くに言いやがれ!おまけに永遠の妹分としての、いらぬ勲章までいただいてさ~。常連さんは、もうご存知ですね?そう、あの言葉でございます。さぁ、皆さん一緒にご唱和を♪「君のことは好きだけど~愛していない!」。泣いてる私を新宿駅のホームへ続く階段に残し、去って行きましたよ。男性諸君。 置き去りにされる女の子の気持ちが、わかりますか?寄り添って欲しかった人に見放された時の、果てしない絶望感が。どんなに想う気持ちがあっても、どうにもならない事があるって、嫌という程思い知った。こんな洗礼を受けているから、尚の事 、私は恋にこだわるのだろう。相手を想い、気持ちが返ってくる喜び。’求めない’なんて最初から言いたくはない。

 先輩が愛していたのは、人妻だった。客先の社員さんで、キレイで性格もよくって、女の私から見ても非の打ち所のない人だった。そんな彼女を、独身の頃から想い続けていたらしい。バッカじゃないのぉ!彼女の目に映る先輩は、あくまで’one of them’。周囲にいる人間の一人でしかない。それでいて、何故そうもこだわり続けるのか。一体いつまで、決して報われる事のない、その想いを抱えて生きていくのか。すぐそばに、これ程あなたを想ってる私がいるのに。こんなヤツもう現れないかもしれないよ・・・。先輩にフラれた日から数ヶ月、虚しい感情を抱え続けた。そうして心持が少し明るくなり始めた頃に、宴会の席で、とんだ大失態をやらかした。

 その宴会の記憶は、途中までしかない。気がつくと、病院へ搬送されるタクシーの中。「うっ気分が悪いです・・・」「運転手さん、ちょっと止めて。もう吐くものはないと思うけどな。」リーダーの声だった。次に気づいたのは、病院のベッドの上。トイレへ行きたくなって、点滴の器具をがらがら引きながら移動した。フラつく私を、先輩社員の奥さん(社内の花形だった)が、抱えるようにして連れて行ってくれた。お察しの通り、急性アルコール中毒だったのである。学生でもない、新人でもない、そんな身の上で周囲に迷惑をかけまくった。

 4人の人間が、この騒動に明け方まで付き合う羽目になった。しかし、その中に私が想いを寄せていた先輩は、いなかった。そりゃそうだよねぇ。あの時、私を置き去りにした人だもの。同僚としても、お付き合いいただけなかったか・・・軽い落胆を感じた。一体私は、彼の中で、どこまでその存在が堕ちていくのだろう。所詮そこまでの気持ちだった。本当はわかってる。けれど、それを認めるのはとても辛かった。

 「お前を三途の川の一歩手前から引きずり戻したからな。」 と言ったリーダーは、私の大失態について緘口令を敷き、おかげで当時の宴席の状況は、本人だけが知らないのである。謝罪ついでに、「失礼はありませんでしたか?」とチームのみんなに聞いたのだが、「さぁ、自分は隣じゃなかったから」と、口をそろえて言う。そんなバカな。こりゃあ、酔ってのびていただけではあるまい。何かとてつもないことをやらかしたなと感じたが、それ以上探るのは止めにした。せっかくのご好意、甘えようじゃないか。実はこの後、好奇心の強い同期が、チーム内の人に聞きだした結果は、「やっぱりあなた知らない方がいいわよ」。それって、感じ悪くないスカ~?

 私だから、あなたを好きになったんです。 ちょっとかたくなで、人として不器用だったあなたを。あの時フッたこと後悔してるでしょ?してるよね。していてね・・・。そう思わせてください。それだけが私の自負ですから。そんな風に思い続けていた愚かな私に、グッド・バイ。

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マイ セレナーデ♪

2007年10月10日 16時28分00秒 | 恋バナ
 最近恋バナが多い私のエッセイ&ブログを読んだ友人から、こんな反応が届いた。「忘れられない恋が、次々と並ぶのはいかがなものか。ドン・ジョバンニの『リストの歌』じゃあるまいし。」 驚いたのはこっちである。イスから転げ落ちそうになった。ちなみにドン・ジョバンニとは、モーツアルトが作曲したオペラの主人公。欲望のままに次々と女性を誘惑するスペインの伝説の色男「ドン・ファン」にちなんだ設定らしい。 (ドン・ジョバンニは、ドン・ファンのイタリア語読み)主人公ドン・ジョバンニの従者が、かつて主人公に捨てられた女を慰めるのに、泣かされたのはあなただけではないと彼の女性遍歴を歌い上げるシーンがあり、そこで歌われているのが、友人言うところの『リストの歌』って訳。

<ちなみに大体こんな内容:私の超訳よ>

愛らしき奥様これが恋の目録(リスト)です
私の主人が愛した女たちのリストをご覧なさい
イタリアで640人、ドイツで231人、フランスで100人、トルコで91人、スペインではナント1003人だ!
田舎娘も、都会の女も、伯爵夫人も、男爵夫人も、公爵夫人も、王女様も、あらゆる身分、姿、年齢の女たちが入っております
金色の髪の女にはキレイだよ・・・栗色の髪の女には君といると安心できる・・・銀色の髪の女には何てやさしいの!
冬には太った女を好み 夏にはやせた女を好む
大柄な女にはステキだな・・・小柄な女にはかわいいね・・・
お年を召された女性をものにするのはリストに載せる楽しみのため
彼が本当に情熱を傾けるのは初々しい女の子
お金持ちだろうが醜かろうが美しかろうが女でありさえすりゃおかまいなし 
おわかりでしょ?

 ちょっとちょっと。私の恋バナが、こんなリスト状態だと言うのかい。とんでもないっすよ~。数少ない経験を、ひーひー言いながら搾り出し、膨らませているというのに。あのね・・・正式にお付き合いした人の数をここで述べるのは控えさせていただくけど、恋バナに登場する人=付き合った人じゃござんせんからね。そこまで到達しないまま破れ去った恋というのが大半なのですよ。そうなんだよな。自分の状況はわかっているから、どうせあたしゃ内舘牧子よ柳美里よ~んなんてつもりでいる。(そのエッセイ&私小説に、自分はモテたといわんばかりの記述があるが、そんな風には見えぬと、私が常々疑惑を抱いているご両人。ただし作品はスバラシ~♪ )けれども文章だけを読んでいる人は、その時々に提示される内容がすべて。フラれたと言っても、付き合う以前にフラれることもあれば、付き合ってしばらくたってからフラれることもある。自分としては前者のつもりでいるのに、後者の意味で解釈される場合があると、遅まきながら気が付いた。

 私の恋バナは、『もう笑うしかない』の内容がすべて。その中の一つ一つのエピソードを、独立させ書いていこうという趣旨で、8月から取り掛かっているのだけど、月1ペースのつもりが、全体の更新回数が減った為、内容が続いているという印象になるらしい。ただね、恋バナって幸せな時には書けないんですよ。少し心が黄昏てるくらいがいいの。だからそういう機会が巡ってきたら、今のうちにって思っちゃうんですねぇ。辛いんだけど書く。そうして現在抱えている感情も浄化される、癒される・・・。今しか言えない言葉がある。そんな言葉を伝えたいと思っているヨ。

<せっかくなので『トキメキリスト じんちゃん篇』を作ってみたよ>

愛しき旦那様これがじんちゃんのリストです
彼女が癒した男たちのリストを、まぁ読んでくださいな
東京では24人、大阪では12人、神戸で2人、名古屋で1人(何やこのビミョーな数字は!)Cafeではナント○○人だ!
地方の坊やに、街の青年たち、学生も、会社員も、教師も、医者も、次長さんも、課長さんも、あらゆる身分、姿、年齢の男たちが入っております
寂しさ抱えた男にはいつでも来たまえ・・・包容力のある男には兄貴兄貴ぃ!経験を積んだ男には色々教えてくださいネ♪
冬には筋肉質の男を好み 春にはヤサ男を好む
イノッチみたいなブ男もたまにはいいが(歌よし!性格よし!は認めますから)
一番いいのは塚本くんみたいなイケメンの イケメンの イケメンの イケメンの イケメンの男さ~♪
結構な数になるよ 数になる
小粋なおじいさまもストライクゾーンだが 胸を焦がすのは初々しい坊やさ
お金持ちであろうがブサメンだろうがイケメンだろうがおとこでありさえすりゃかまわない 
おわかりでしょ?(そんなことありませんので。ええ決して。)

 どういう手段で癒していたのかはヒ・ミ・ツ。ともあれ、ジェームス三木の『春の歩み』に例えられなくてよかったよ。ドン・ジョバンニの方が、まだしも愛情を感じる。宇野千代の『生きて行く私』でもよかったのに。こんな事を言うから誤解されるんですね~。ちなみに、あるお仲間さんに今回の一件を足跡メッセージで伝えていたら、「(ドン・ジョバンニとは)オレのことか?」という反応が返ってきました。余程腕にいや、身に覚えがあるようで。という訳で、Cafe界のドン・ジョバンニの称号は、恋愛の勝負師を誇る、そこのアナタへ進呈致します♪おっと、念のため言っておくけど、次々と女性を誘惑した挙句、最後は地獄に落ちるんだからね!

 P.S.このエッセイを読んだ冒頭の友人から’ブラビッシマ!’(超最高!でいいんだよね?)という賛辞をもらいました♪やったゼ!一方で、不愉快に思われた方がいらしたら、ゴメンナサイ・・・

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愛し君へ

2007年09月22日 17時45分00秒 | 恋バナ
 その声を聞いた瞬間、好きになっちゃうかも・・・と思った。穏やかな話し方も、耳に心地よい。お互い初めましての挨拶をし、軽い仕事上の話をして、その時は終わった。あれから3年。電話の上だけのちょっとトキメく関係が続いている。彼に電話をかける時は、大抵SOSを依頼する時。ついつい「あの・・・ お願いがあるんですけど・・・」と、控え目ながら甘えた声を出す。’向こうは年下よ。何なの?その媚を含んだ話し方は!’と言う、もう一人の私の声を押しやりながら、次の言葉を待つ。「どうしましたー?」優しい声色の奥に垣間見える’おぅ。どしたどした?’という男っぽい感情。これがたまらないんだな♪思い切り甘えさせていただきます・・・とばかりに、続きを切り出した。

 大好きな人に、何故できなかったのだろう。


 電話の声を、ほめてくれた人がいた。「ここぞという時には、もっと可愛くなるんだヨ!」と返したら、「どんな時やねん!」と反応し、「何を言うかねぇ・・・試しようもないのに」と笑った。彼は友達。そうして、結婚していた。そんな立場の人に、友達以上の感情を抱いてしまったのである。彼には、それまで知り合った男性とは違う何かを感じていた。生涯を通じて、そう出会うことがないであろう特別な縁、とでもいおうか。こうして芽生えた淡い恋心は、日増しに大きくなっていき、一方そうとは知らぬ彼は、友情という名の下に、以前と変わらぬ気のおけない関係を続けようとしていた。

 そんな彼を、私は引き込んだ。自分の感情の渦の中に。

 本当の気持ちを押し隠して友達関係を続けるのが、平和的解決に決まっている。相手に告げたところで、明るい未来が待っている訳ではない。彼が家庭を大切にしていることはわかっていたし、私の方にも略奪しようという気持ちはなかったから、どのみち迷路に陥るだけである。それでも、自分の胸の内を言わずにおれなかったのは、勝手な時だけ甘えられ、感情をかき乱されたくなかったから。彼のちょっとした態度で心が激しく揺れ、空へ舞い上がる程の幸福を感じたかと思えば、地底深くまで埋もれる程落ち込む。その繰り返しだった。どうして自分だけが、こんなに辛い思いをしなければならないのか。そんな憤りもあった。

 告白は、彼の心にできたちょっとした隙間に、付け入るように行われた。愛する人の力になりたいという純粋な想いが多くを占めていたものの、その根底には、こちら側へ引き込むことで同じ苦しみを味あわせたいという思いも転がっていた。その証拠に、告白したことで二人の仲がギクシャクし始めると、次のような言葉を投げつけたのである。「あなたの為にどれだけ涙を流してると思ってるの?私に甘えたいのなら、ちゃんと向き合って!じゃないと優しくしてあげない!!」。ただでさえ、弱っている相手に向かって、私の中の悪魔が牙をむいた。彼はショックを受け、そして連絡は途絶えた。「君は、僕の本当の気持ちをわかっていない。」という言葉を残して。

 それからの数日間は、最悪だった。どんなに相手を想っても、通じるとは限らない。しかも、あんな形で気持ちを突きつけて、なおのこと通じる訳がない。しかし、二人の間に友達以上の空気が存在していたのも事実だった。あと一歩の壁が破れないもどかしさ。以前、想いをかけていた先輩に言われた「君のことは好きだけど、愛していない。」という言葉がよみがえった。

 最初は、報われない自分が哀れだった。だが時がたつと、今度は傷つけてしまった彼のことが気になりだした。そんな中で、ひょっとして彼は、私を友達として信頼してくれていたからこそ甘えていたのではないか・・・という思いへたどり着いた。究極の友達関係。男女間でもそのようなものが成立するのならば、その方が、どのみち展望のない関係に進むよりも、光栄で幸福だったのかもしれない。しかしもはや、それまでの友達関係までが点滅信号だった。自分の手でパンドラの箱を開けてしまった以上、仕方がない。どん底まで落ち込み、この方が、きっと彼にとっては幸せなのだとあきらめかけていた頃、思いもかけず手を差し延べられた。私はその手をとった。 彼は言った。「僕も同じ気持ちだったんだ・・・」 そして、こう続けた。「お互いの気持ちがはっきりわかった以上、もう友達ではいられないな。」

 こうして二人は、迷路に陥った。

 勿論、幸せな時もあった。だが、大部分は切なさの連続だった。下手をすると、何も手につかない。一日中彼の事ばかり考えている。体を支配する重苦しさ。辛い状況は、以前より酷くなった。ただ、一人じゃないということだけが救いだった。その為に引き込んだのだから。とめどなくあふれてくる、彼が好きという想い。その想いを私はぶつけ続け、そうして彼は、黙ってそれを受け止めてくれていた。家庭は壊さないということが大原則ではあったが、彼は彼にでき得る限りのことをしてくれていた。なのに、いつしかそんな気持ちを疑うようになった。

 お互いの心の内がわかったことによる安心感からきた油断なのか、あるいは煩わしい状況が重なり、気持ちに余裕がなかった所為なのか・・・とにかく、今までと微妙に空気が変わったと感じたことがあった。そしてそれは、私をひどく不安にさせ、同時に彼の気持ちに対して疑念を抱く原因となった。そうすると、あっちこっちの綻びが気になり始めた。それぞれの事柄は大したことではなかったのに、一つの不安が増殖し、積み上げられ、挙句の果てにあっけない事が原因で爆発した。彼は、つまらないことでつっかかってくるなとばかりに腹を立てた。しかし、そのつまらない一件が止めを刺したのだ。「こんなことで関係が終わるのは馬鹿げてる。頭を冷やせ。」「つまらないことじゃない。私にとっては大事なことよ!」私は再び、かつて投げつけたのと同じ言葉を吐いていた。「ねぇ、ちゃんと向き合ってよ!!」関係が悪化していく中で、私は何度も愛の言葉を引き出そうとした。そうして、どれだけ自分がこの恋愛に捨て身の覚悟で臨んだか、どれだけ彼のことを想っていたかをぶちまけた。冷静に考えれば、そんな恐ろしいプレッシャーを与えて、良好な反応が返ってくるはずがないのだ。それでも、彼との関係を突き詰めずにはいられなかった。

 そうして、二人の関係は終わった。結局というか、案の定というか・・・

 恋の魔法が解けると、いろんなものが見えてきた。彼からもらったたくさんの幸福。あんなことも。こんなことも。ひたむきだった自分の想いも含めて、ステキな思い出がそこここに転がっていた。決して重苦しい、辛いだけの恋愛ではなかった。しばくして、彼から手紙がきた。そこには、本当の想いがしたためられていた・・・。どれほど私を大切に想っていたか、どれほど私を愛していたか。求め続けた言葉がそこにあった。「ちゃんと向き合って!」「僕の本当の気持ちをわかってない。」振り出しに戻って、終わっていたのだ。

 どうせまた同じ失敗を繰り返すから、もう恋なんてゴメンとは、思わない。辛い思いをしても、傷ついても、あの時のアツい想いは忘れられない。パンドラの箱の底には、やはり希望が横たわっていた・・・と信じたい。「僕は、君の為に何ができる?」彼の言葉は、今も私の中に生きている。


 「・・・という訳なんで、よろしくお願いしますぅ。」と年下の彼へ仕事を依頼していたら、突然帰ってきた息子が、「誰と話してんの?」咄嗟のことだったのと、心に潜むトキメき心に気が引けて、答えあぐねているとー「ひょっとして、お母さんの不倫相手!?」年下の彼は、電話の向こうで絶句。「スミマセン・・・」と謝りながら、「もぉ~あっち行って。」と、息子にケリを入れた。

 あの時の彼に、素直に甘えたかったな・・・

 39歳魅惑の人妻は、今日も逞しく生きております♪そして相変わらず、愚かな女を続けております(笑)。

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