
詩歌と気象生物 9 西行と桜2
山家集、聞書集、残集、補遺の桜の歌について、何処で詠んだのか調べてみると(岩波文庫)吉野 48京都・白河 5・清和院の斎宮 2・菩提院の前斎院 1・法勝寺 1・雲林寺 1・大宮...

詩歌と気象生物 11 紫陽花の歌
(ウェップリブログ 2009年07月04日) 11 紫陽花の歌 今紫陽花が盛です。紫陽花の和歌を集めてみました。 アジサイは、シーボルトが持...

詩歌と気象生物 12 鶴はツル? 田鶴は鶴ではない
(ウェッブリブログ 2008年09月30日~) 12 鶴はツル? 田鶴は鶴ではない 松島や鶴に身をかれほとゝぎす 曾良 汐越や鶴はぎぬれて...

季語における「夕焼」についての考察 日本人の「夕焼」と和歌・俳句 その1
(ウェッブリブログ 2014年08月26日~) 1 はじめに 日本人は、夕焼けの赤い空を見上...

季語における「夕焼」についての考察 日本人の「夕焼」と和歌・俳句 その2
8 江戸時代の俳句における「夕焼」 (1)芭蕉と「夕焼け」 俳句において、「夕焼」がいつ頃から出てきているかを検証してみました。 俳句といえば、松尾芭蕉(1644~169...

季語における「夕焼」についての考察 日本人の「夕焼」と和歌・俳句 その3
13 昭和初期の歳時記における「夕焼」 昭和初期の歳時記をみてみると、まず大正14年発行高木蒼悟の「大正新修歳時記」には、「夕焼」は無かったが、翌年の昭和元年12月発行の「詳解...

詩歌と気象生物 10 雁が音 山飛び越える
(ウェッブリブログ 2008年03月24日~) 10 雁が音 山飛び越える 秋風に山飛び越ゆるかりがねのいや遠ざかり雲がくれつつ...

詩歌と気象生物 13 梅に鶯鳴く
(ウェッブリブログ 2014年08月26日~) 13 梅に鶯鳴く 1 はじめに 古来、梅に鶯と初春を感じさせる取り合わせとして言い伝えられてきた。気温の上昇とともに移動し、ホル...

元久詩歌合における漢詩側からみた平仄による闕落部分の考察 未原稿
(ウェッブリブログ 2010年02月14日~) 1 はじめに 元久詩歌合というのは、藤原良経が企画し、後鳥羽院が催した元久二年(1205年)六月十五日、院の五辻御所で行われた...

平家物語と方丈記1 初稿
1 はじめに 2011年3月11日の東日本沿岸部を襲った地震と津波は、1千年に一度の大災害であったことが言われている。 その1200年前の貞観に東北地方を襲った地震と津波は(貞...