俳句:春愁竹秋
さく花を見終えてからと 竹の秋竹は、冬の厳しい時も葉を枯らさず、根の筍に養分を送り続け、次世代の筍に全ての養分を送り終えた晩春に葉を枯らす。筍は、その後...
俳句 嵐後桜花
この櫻こよひ見むとて 気も漫ろ連日強烈な南風が吹き荒れ、ソメイヨシノの残花を吹き飛ばしてしまった。さて、咲き始めた八重桜はどうだろうか...
俳句 擬人法
流星の使ひきれざる空の丈 (鷹羽狩行) 命惜しいのち惜しとて鉦叩 (稲畑汀子) 新涼や豆腐驚く唐辛 ...
季重ね メモ
去来抄許六曰。一句に季節を二ツ用ゆる事、初心の成がたき事也。季と季のかよふ処あり。去来曰。一句に同季節を二つ用る事は、巧者初心によるべからず。雪解けや春立つ一日...
俳句 ホトケノザ
ホトケノザ娑婆の菩薩よ涌き出でよ妙法蓮華経従地涌出品第十五我が娑婆世界に自ら六万恒河沙...
俳句 習作 小糠雨
小糠雨待つ人ながし花の下小糠雨待ち人の来ぬ花の下小糠雨さくらの下で待合せ花の下待つのも好しと小糠雨小糠と来ぬ花...
芭蕉と季重ね
うぐひすを魂にねむるか嬌柳(虚栗 柳:春) ほとゝぎす正月は梅の花咲けり(虚栗 時鳥:夏) ...
俳句集 ラプソディ 夜の蝉
らぷそでぃ 夜 の 蝉 東京の本来業務に復帰して。自由律が多くなり(2004年~) 久しぶりの仕事に花を見て 桜を...
俳句集 春風
春 風 俳句 東京一年目の新春(2002年)から、3年間。 善き春に獅子舞ひ踊...
俳句短歌集 ひぐらし紀行 日光街道の初秋
ひぐらし 紀行 日光街道の初秋(...