新古今和歌集の部屋

芭蕉と季重ね

うぐひすを魂にねむるか嬌柳(虚栗 柳:春)

ほとゝぎす正月は梅の花咲けり(虚栗 時鳥:夏)

はる立や新年ふるき米五升(真跡 立春:春)

冬牡丹千鳥よ雪のほとゝぎす(野ざらし紀行 冬牡丹:冬)

鰒釣らん李陵七里の浪の雪(桜下文集 鰒:冬)

雪と雪今宵師走の名月歟(笈日記 雪、師走:冬)

元日やおもへばさびし秋の暮(真跡 元日:春)

時鳥鰹を染にけりけらし(真跡 時鳥、鰹:夏)

雪の中は昼顔かれぬ日影哉(真跡 昼顔:夏)

春なれや名もなき山の薄霞(野ざらし紀行 霞:春)

初春先酒に梅売にほひかな(真跡 初春、梅:春)

水とりや氷の僧の沓の音(野ざらし紀行 水取:春)

辛崎の松は花より朧にて(野ざらし紀行 朧:春)

梅こひて卯花拝むなみだ哉(野ざらし紀行 卯の花:夏)

春もややけしきととのふ月と梅(薦獅子集 梅:春)

コメント一覧

jikan314
@shou1192_2010 了解いたしました。
もしよろしければ、先週の愚詠も御掲載頂ければ幸いです。
shou1192_2010
自閑さん おはようございます。
諸々無理な提案を受け止めて頂き、恐縮しております。ありがとうございます。

なお、次回への「投稿外コメント」は以下の文言で、宜しいでしょうか。追加分も掲載させて頂きますが・・・。

「 吉野奥千本の西行庵へ行くには、標識が無いと道に迷ってしまいます。
  仏にはさくらの花をたてまつれ我がのちの世を人とぶらはば
 死んだ人を仏と言うのは、浄土宗法然、親鸞以降なのですが、解説本には、西行を仏と
 見なした訳も有り、基本的に間違っています。
  ながむとて花にもいたく馴れぬれば散る別れこそ悲しかりけれ(新古今)
  吉野山やがて出でじと思ふ身を花ちりなばと人や待つらむ(新古今)
 さくらの好きな西行にとって、散る別れを悲しむと散ったら吉野山から高野山に帰って来る
  だろうと待っているかなあと言うものです。
  花見にとむれつつ人のくるのみぞあたら桜の咎には有りける(山家集、西行法師集)
 謡曲西行桜のテーマの歌です。世阿弥の心をとらえた美しさは罪。」

よろしくお願いいたします。
shou1192_2010
自閑さん こんばんは。

西行についての「投稿外コメント」の一部を別途掲載とする件を了解頂き、ありがとうございます。
文字数制限は今回初めて経験しました。

今回掲載できなかった分は、次回「投稿外コメント」として掲載させて頂ければと考えます。
宜しくお願い致します。
jikan314
@shou1192_2010 一首忘れていました。
もし文字数で余裕がございましたら、別途掲載に加えて頂ければ幸いです。
3万字を越えると言うのは、水曜サロンが、盛会である証拠ですね😃
花見にとむれつつ人のくるのみぞあたら桜の咎には有りける(山家集、西行法師集)
謡曲西行桜のテーマの歌です。世阿弥の心をとらえた美しさは罪。
jikan314
@shou1192_2010 ポエット・M様
お手数をお掛けいたします。了解いたしました。西行は、私の好きな歌人なので、掲載頂くと嬉しいです。
shou1192_2010
自閑さん こんばんは。

西行についての「投稿外コメント」をお寄せ頂きありがとうございました。早速拝見させて頂きました。研究結果の結晶でもあります、力作をお寄せ頂きありがとうございました。

なお、ご相談ですが、「投稿外コメント」の全文を掲載しますと、ブログの文字数制限であります、30,000文字(Html文字換算)を超えてしまいまして、以下の部分を別途掲載とさせて頂ければ有難いのですが、いかがでしょうか。

【投稿外コメント】の以下の部分は別途掲載へ…。

吉野奥千本の西行庵へ行くには、標識が無いと道に迷ってしまいます。
 仏にはさくらの花をたてまつれ我がのちの世を人とぶらはば
 死んだ人を仏と言うのは、浄土宗法然、親鸞以降なのですが、解説本には、西行を仏と
 見なした訳も有り、基本的に間違っています。
  ながむとて花にもいたく馴れぬれば散る別れこそ悲しかりけれ(新古今)
  吉野山やがて出でじと思ふ身を花ちりなばと人や待つらむ(新古今)
 さくらの好きな西行にとって、散る別れを悲しむと散ったら吉野山から高野山に帰って来る
  だろうと待っているかなあと言うものです。

ご検討願います。
jikan314
@shou1192_2010 ポエット・M様
掲載宜しくお願いいたします😃
今、投稿外コメントも準備中ですので、投稿いたしましたら、掲載頂ければ幸いです😉
shou1192_2010
自閑さん おはようございます。
度々で恐縮ですが、「水曜サロン」へ、今週分を出詠頂きましたので、先週分の出詠歌は、No.74へ遅ればせながら、追加として掲載させて頂きますが宜しいでしょうか。

お手数をお掛けし誠に申し訳ありません。
これからもよろしくお願いします。
shou1192_2010
自閑さん おはようございます。
先週出詠して頂いた
 「否定の助動詞「ず」の活用」の詠歌は、私の手違いで掲載を
落としてしまいました。誠に申し訳なくお詫びのしようがありません。
「ボツ」では決してありませんので、申し訳ありませんが、今週分の「水曜サロン」へ掲載することでお許しいただければ幸甚です。いかがでしょうか。

私の手違いで、掲載を漏らしたことを重ねてお詫び申し上げます。
これからもよろしくお願いします。
jikan314
@shou1192_2010 ポエット・M様
先週投稿した短歌がボツとなって、やはり軽すぎたか?と思いました。今週も軽めを用意していたので、もう少し考えます。
shou1192_2010
自閑さん おはようございます。

芭蕉の詠んだ「季重なり」は大いに参考になりました。
私は、
 「春なれや名もなき山の薄霞」
の句の「薄霞」の表現が好きです。

なお、お待ち致しておりますので、よろしくお願い致します。
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