sirius

SiriusとAldebaranとPolaris

エリザベート3

2015-06-19 11:05:46 | 日記

第一部読了。

カバーの写真を載せる。

 

慎重185cmくらいあったそうだ。

第一部では父の情死から自らの結婚、

夫婦間の亀裂。

ヨーロッパが風雲急を告げる展開。

歴史の授業で習った事柄や、

その後知った事柄が出てくる。

若き日にウィーンですごしたヒトラーや

ロシア革命のレーニン・トロツキー・スターリンなど。

サラエボの皇太子暗殺、

民族が自治を目指して蜂起していくさまなど。

 

エリザベートが祖父のフランツ・ヨーゼフを三度説き伏せ、

ようやくかなったオットーとの結婚。

十六、七の初恋は麻疹みたいなもの。

熱が冷めれば何で?って

よくある話だが、ことが皇帝の後継者になるかどうかの問題であれば、

たかが初恋ではすまない。

 

オットーもすでに婚約者がいた。

しかも皇帝の孫などと結婚しても、その後の息苦しさを考えると、

拒むのも当然。

しかし、度重なる皇帝の話についに根負け。

 

男も困るけど、女も困ったもんだ。

って。

物語はエリザベートの諸々の中に、当時のヨーロッパ情勢を織り交ぜて、

続いていく。

 

 

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